【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

CHANGE TALK,CHANGE LIFE
「話し方を変えたければ生き方を変えろ」
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
現役ラジオDJ
もっと自由に、もっと自分らしく、もっと自信を持って
小手先の技術(やり方)ではなくあり方にこだわって欲しい

「話し方を変えたければ生き方を変えろ」

「技術を極めてもネタがなければ意味がない」


「瞬発力」「創造力」「決断力」

喋りの三大要素を確実にアップグレードさせるスペシャリスト。
自らが23年間ラジオの現場で培ってきた「DJメソッド」を伝授。
雑談の時の切り返しはもちろん、自己紹介や自己PR。
営業販売、プレゼンテーション、スピーチでも活かせるノウハウは唯一無二。

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根を張る場所

Change Talk, 
Change Listen and Life. 

"話し方を変えたければ 
 聴き方と生き方を変えろ" 

「話がちゃんと”伝わる人”と 
   話をちゃんと”聴ける人”を増やす」 
「22世紀に人見知りを社会からなくす」 

トークスキルだけにフォーカスした 
自己満足な解決法に警鐘を鳴らす
そもそも話し方に悩む人の原因は
“聴き手側にある”ことがほとんどです

本当に考えるべきは「聴き方」と「生き方」

27年間ラジオ現場で培った“DJ思考”により 
話し方、聴き方、生き方をフルイノベーション 
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事 
Lifeskill Talk College 学長の出口貴章です 

こんにちは! 
僕のブログに来ていただき 
本当にありがとうございます!


まさか


人生には三つの坂があると言われる

上り坂
下り坂

そして

「まさか」

まさに「まさか」の事態が
京都祇園の「三年坂」で起きた(⬆)

ここに植えられていた桜

倒れました(⬇)

下敷きになって怪我をされました
一日も早い回復をお祈りしています

その後

この桜が倒れた原因として
考えられるもののうち
非常に考えさせられるものがあり
こうしてブログに認めています

それは…

見えない「根」は大切

ということ

木が倒れた原因としては
この桜の木の大きさにしては
植えられている場所の広さ
1m四方程では充分ではなかったこと

つまり

木を支えられるくらいの根を
地中に張り巡らせられなかった
その木を支えるためには少なくとも
5m四方のスペースが必要だったという

桜が散り花より重い葉がついてきて
1枚数グラムでも10000枚の葉がつくと
最低でも約100kgの重量になるのです
根が小さいと当然支えきれなくなります

ですのでどうやら倒木の原因は
桜の木「本体」の老朽化というよりも
「根」を張るに充分ではなかった敷地
つまり植えられた場所が要因だったようです

この倒木原因を知った時
他人事には思えなかったんです

見えている部分が華やかでも
見えない根が張れていないと
倒れてしまえば元も子もない
これが正真正銘の「本末転倒」

「本」が見えている木の部分
「末」は見えていない根の部分
もちろん本来の本末転倒の意味
少し意味解釈は違うかもですが

「取り違えるとぶっ倒れる」

そんなことを考えたこの倒木でした

見た目いわゆる表面的なもの
ファッションの見た目もだし
今で言えばSNSの投稿や配信
そういう「魅た目」も含めてです

見た目はもちろん大事だと思うし
それを「やめろ」「蔑ろにしろ」
決してそれが言いたいのではない
それこそ「本末転倒」になるなってこと

つまり

そればっかりじゃアカン

僕が伝え続けていることであれば
話し方の小手先だけの技術ではなく
生き方などの人間的な根っこの部分
「やり方」より「あり方」ということ

我々パーソナリティも同じくで
見た目が「マイクの前」であれば
見えないところは普段の「生き方」
普段の番組では「聞こえない」部分

つまり秀逸な喋りの技術があっても
マイクの前に至るまでの「生き方」
何を見て聞いて何に触れ何を感じたか
そういう「ネタ」がないと意味がない

つまり

仕事としてぶっ倒れるのです

目には見えない
耳には聞こえない
つまり表には出ないところ
そこをいかに大切に出来るかどうか

根を張る場所があるか


また「張る」ことだけではなくて

根を充分に「張る場所」があるか

これも本当に大切な事だと思います

木を支えるだけの根を張る場所


根を張ることだけを考えていても

そのため根を張るだけのスペース

広げられる場所を確保すること

むしろその方が大切なのではないか


根を張れと言われても

その張る場所がなければ

それこそまた「本末転倒」です

根を張る「気持ち」だけで終わる


広く根を張ろうという気持ちがあり

それを遺憾無く発揮出来る場所と土壌

つまり「環境」が整っていなければ

育つ根もまったく育たないというわけです


今回倒木した桜も5m四方は必要だった

でもその敷地は1m四方しかなかったという

根を張りたくてもこれじゃ張りようがない

張るだけの力があってもそのスペースがない


色んな示唆を含んでいる気がします

自分自身の成長という意味でもだし

「人を育てる」という意味でも同じ

場所という「器」って侮ってはいけない


木を支えるだけの根をしっかり張る

表面的な部分ではなく見えないところ

またそれを育むための土壌や敷地のこと

「根が大切」と伝えながら環境がない

そんなことにはなってはいないだろうか


今回の倒木は本当に他人事に思えない

僕個人だけではなくLTCで学ぶ皆さん

そして専門学校や大学の学生のみんな

また大学生の僕の息子にしても同じです


改めて我が身を振り返る機会にもなった


「根を張り広げる環境作り」


あなたはどうでしょうか?


あなた個人の成長のこと

あなたの周りにいる人のこと

5m四方の広さが必要なのに

1m四方の敷地になっていませんか?


それはいつか…


倒れますよ


今日も読んでくれてありがとう

ほいじゃまた明日!!