LANVIN 2013 S+S !!! | ダイコ★ブログ

LANVIN 2013 S+S !!!


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 はい。最終日ですよ。2013 S+S パリメンズコレクション。確認しますが、来年の春夏の話をしておりますからね。まずはLANVIN(ランバン)。最終日の朝一の大注目メゾンですね。

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 会場はいつものフレイシネホール。始まる前にカイスマスタイリストの村瀬氏と2ショット!村瀬氏、全身今シーズンのランバンですね。。。。

 ここで、俺様ファッションチェック。シックパンクの最終日はこんな感じです。レザーブルゾン/3.1 phillip lim、カットソー/DIOR HOMME、スカートは今回の為に制作したレザーのキルトスカートです。サングラス/LOEWE、シューズ/BOTTEGA VENETA、ブレスレット/Rob's Shop、ソックス/American Apparel、ブーツ/Dr.Martens、クラッチ/お手製です。

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 ランバンのメンズのコレクションでは、朝、早い事もあり、毎回コーヒーやマフィンのサービスがあります。こういう所も愛に溢れるメゾンの心使いで、嬉しくなります。

 んな、こんなして、フルーツケーキに気を取られてると、、、、あれ?アルベール エルバス氏?ひょっこり会場にいらっしゃるではないですか!イイの?始まる前に?中国人歌手のShin氏と歓談されていましたね。

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 さて、コレクションのレポートと参りましょう。今回ベストの呼び声も高いランバンのコレクションですが、アーティスティック・ディレクターのアルベール エルバスはこんなコメントをしています。 "It's time to elevate fashion."

 毎シーズン、ランバンのランウェイでは未来のコレクションを見る事が出来ます。最初、不思議に思えるクリエイションでも、そのシーズンが来ると、とても欲しくなってしまうのが、ランバンマジックの凄さ。得にその動向に注目してるのは業界関係者だという話も良く効きます。そして、また今回、私達をドキドキさせるような新しいシーズンに入ったような感じがしましたね。

 コレクションでは、コントラストがテーマになっています。ロングな物とショートな物、堅い物と軟らかいもの、クラシカルな物とモダンな物等、様々コントラストが新しいスタイルとして、エレガントに提案されました。

 まずスタートはモノトーンのシリーズ。まさにコントラストですね。軽やかに少しオーバーサイズで仕立てられたトレンチに、ブラックのタイとブラックのショートパンツ。タイを締めたカッチリしたスタイルですが、バッドボーイなムードが漂います。

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 白いアイテムとスタイリングされるのに、薄く鞣したブラックレザーのアイテムが登場します。こちらライダース風のノースリーブのブルゾンですが、ランウェイではタック入りのパンツにインしちゃってましたね。このブルゾンをシャツ風に着ちゃうスタイルは今シーズン、沢山出て来ましたが素敵でしたね。

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 シンプルなジャケットスタイルも、何処かエッジィで洗練されています。もちろん、ビジネスって感じではないでしょうけど。。。

 今回、ネクタイにもいろんなバリエーションが出てて面白かったです。細めの幅をベースにしてレジメンタルにラミネートプリントをして、ビニールのような質感を楽しみます。

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 もちろん、若くてクリアーなスタイルですが、他のブランドで見られた、カラフルでグッドボーイな、いわゆる草食男子的な弱さはなく、意志をしっかり持った強気なスタイルが最高でしたね。

 コートも、袖を捲り、あえて一枚で着ちゃう感じ。。。。悪くて、サイコー!!!!

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 オーバーサイズのシャツに、やはり程よいタック入りの、オーバーサイズのパンツを、同じマテリアルで合わせ、コンビネゾン気分を味わうスタイリングも注目でした。ロングのパンツなんかもあり、このセットアップのスタイリングはお洒落でしたね。

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 太めの糸のメッシュ素材と、レザーをボンディングしたプルオーバーです。タック入りの柔らかなシルエットのパンツに、ハイウエストでインというコーディネイトで登場してました。

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 他のブランドも取り上げている、シースルーのモチーフはランバンでも沢山登場しましたね。こちら、メッシュのタクトップです。後ろは違う種類のメッシュになってます。

 80'Sを体験した私達にとって、メッシュタンクはかなりのトラウマですが、トレンドになるでしょうか、、次シーズンは。。。。

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 カラフルな作品は少なかった中で、こちらは華やかなルックでしたね。フラワーモチーフは膨れ織りのような素材ですが、軽く透け感があります。フワフワしてました。他にもグレーがありましたね。

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 こちらのトップスはシャツのようにスタイリングされていますが、やはりブルゾンです。ネクタイを外し、パンツアウトすれば、アウターとして着られます。サックスブルーの部分はスケスケのナイロン。それとパイソンを合わせてあります。やはり、タック入りのパンツにインして、ハイウエストですね。

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 いやぁ、凄いですね。。。。パイソンのコートです。夏用という事でかなり軽く仕上げてありますね。部分的にトレンドのスポーツモチーフのドローストリングや、スナップボタン等も使われていて、、、、、、オシャレですね。。。。
 
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 いやぁ、悪くてイイですね~~。次シーズン、他のブランドでこんなアプローチをやってる所はありませんでしたね。パイソンのコートに、スイングトップのブルソン、シャツにタイに、クロップドパンツを合わせます。レジメンタルのタイには半分だけ、ラミネート加工がされ、キラキラしていて、サンダルもグリーンが効いててお洒落ですね!!!

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 光沢と貼りのある、軽いマテリアルも沢山登場していました。スポーツやアウトドアに使うナイロンのような、化学繊維で他のブランドでも登場していましたが、ランバンではあくまでもエレガントでしたね。

 こちらのピンクのシャツ、日本人ジャーリストチームでは話題になってましたね。タイック入りのワイドパンツと、ラミネート加工したレジメンタルのタイとスタイリングされました。

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 シルバーやシャンパンゴールドのシリーズも華やかでした。レザーとかではないのですが、特殊加工で作り出したシャイニーな光沢の素材です。ショートパンツのマイクロミニな丈にもグッと来ます。

 他に、ブルーとホワイトのギンガムチェックに切り替えで、シルバーのナイロンを入れたパッチワークのシャツなんかもあって、このシリーズ可愛かったですね。

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 はい、んで着ちゃいました。凄くシンプルで着易いブルゾンです。ちょい一目惚れ。ディティールも細かくて、素敵でしたね。ショーでは、シャイニーなシャツや、タイと合わせ、エレガントでしたが、普通にTシャツとサラリと合わせるのもお洒落だと思います。

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 とても軽いナイロンを使い、仕立てられたブルゾンもやはり、パンツイン&ハイウエストでした。シャツにも出来ちゃうくらい、軽やかなマテリアルでアウターを作るのがコンセプトだxたんでしょうかね?

 とても着易いアイテムなんですが、ここまでオリジナリティー溢れるスタイルとして、見せてしまうランバン・マジックは、さすがですね。。。

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 次シーズンのシューズですが、コレクションでは、様々なハイテクサンダルが充実していましたね。カラーもマテリアルも豊富でお気に入りの一点が見つかると思いますよ。

 クラシカルで、一見、シンプルに見えるシューズも、踵にブルーのパイソンの効かせて一筋縄じゃイカナい感じで、いやぁ、、、これ、オシャレ!!!

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 シャイニーな質感はバッグでも登場していました。アウトドアテイストのバッグパックも、ランバンの手にかかると、エレガントでエッジィです。光沢素材のアイテムは、他にオーロラのマテリアルのシューズなんかもあって、注目でしたね。

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 スタイリングに面白さをプラスしていたのが、小さなアクセサリーのようなバッグ。携帯や、タバコくらいしか入りませんが、カラフルなストラップを付けて、カスタマイズして楽しめそうです。セットアップのスタイリングなんかポイントに使うと、効果を発揮しそうですね。

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 なんと!展示会の会場に、メンズ部門のデザイナー、ルカ様がいらっしゃいました。思わず、2ショットして頂きました。いあやぁ~、ビックリするほどフレンドリーで、相変わらずのナイスガイでしたね。


 さて、常に1歩先を行くランバンのコレクションですが、今回も、もちろんそうでしたね。巨大になり過ぎたブランドを支える為に、またこの長い不況を恐れ、便利でシンプル、まるで癖のないスタイルを提案し、小さくまとまってるブランドが多い中、世界的なビッグメンゾンのランバンが、ここまで振り切ったスタイルを発表してくれるのは、実に素晴らしい事でなんかスカッとしました。

 パイソンとナイロンの組み合わせや、ケアに手間がかかる物も多く、製産の前にNGになってしまいそうなアイテムも、ちゃんと登場し、ファッションの素晴らしさや、装う喜びへの讃歌が、強く感じられましたね。

 そして、今回のランバンの一番素敵だったところは、ちゃんとセクシーだったという事。マッチョなモデルを使って、直接的に肉感的な表現等ではありませんでしたが、内側に強さと毒を秘めた、若いセクシーさを見事に表現してましたね。どことなくパンクのスピリットも感じられてドキドキしましたね。

 
 誰からも程よく愛される、グッドボーイを目指すブランドが多かった、今シーズン、ランバンのアクの強いスタイルはレベルの高いおしゃれ男子達を夢中にしそうでしたね。

 
 ってか、誰からも愛されるって、誰からも愛されてないのと同じですから。ちゃんと、誰かを愛して、その誰かからちゃんと愛されないと、意味がない。敵も見方もしっかり作って、充実した人間関係を作って行って下さいね。by体験談。

 
 2012 S+SのLANVINのメンズのパリでのショーの模様はこちら からどうぞ。
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