Maison Martin Margiela 2013 S+S !!! | ダイコ★ブログ

Maison Martin Margiela 2013 S+S !!!


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 続いてはMaison Martin Margiela(メゾン マルタン マルジェラ)です。ほんと、この日は、ほぼバス移動。軽く軟禁状態で、秒刻みで移動します。

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 会場は、オテル・サロモン・ドゥ・ロットゥチルド。元々、ロスチャイルド家の持ち物だったお屋敷で、今はパリ市が管理しています。メゾン マルタン マルジェラは前回のレディースのF+Wレディースコレクションも、こちらで開催しました。入り口が狭く、どのショーも、毎回大混乱になるのですが、やっぱりこういう所でのコレクションって、アガりますね~。。。

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 こちら、今回、ジバンシーやランバンのコレクションでもお見かけした、Amar's Stoudemire(アマーレ・スタウダマイアー)。アメリカのバスケットボールリーグNBAの、NYC knicksでフォワードのプレイヤーです。気さくにファンとのスナップに答えてましたね。

 美人の奥様といらしてて、非常にジェントルな方でしたね。でも、身長の高さと腕のタトゥーが彼のお仕事を物語ってましたね。バッドボーイのルックスに、フレンドリーで優しい性格。。。。無敵ですね。。。。

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 さて、今回のメゾン マルタン マルジェラ、テーマは『Lights & Shadows(光と影)』。様々なニュアンスのホワイトを中心に、光と影のコントラストを、様々アイテムの上に表現します。

 こちら、オーバーサイズのコーデュロイを使った、ジャケットです。良く見ると、もの凄くデカくなったコーデュロイなんですよ。着ると、テディ・ベアみたいになって、可愛いですね。さすがマルジェラ、ユーモアが効いてますね。他にピーコートもありました。

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 今回、様々な白の美しさを表現する為に、モデルは全員黒人。会場では、生バンドが演奏され、独特のグルービーなムードで楽しい演出でしたね。今回ジャケットは袖を普段の位置より前側に付け、新しいシルエットを作り出していますね。

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 こちら、ナパ・レザーをフリンジ状にカットしたベストです。新しいサマーファーの提案をしながらも、そのディティールの中にテーマである、光と影を表現していますね。

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 アイテムの上に登場する『光と影』は、様々なマテリアルのトリートメントで登場します。こちらは、日焼けによる、退色や、時間の経過を表現したシャツです。襟の裏や、脇等の部分はプリントが鮮明に残ってて、肩や胸元等はアンテークの服のように退色させています。

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 こちら、袖をカットアウトしたセクシーなジャケットです。カッチリしたジャケットとのコントラストに、ウエストがドローストリングのイージーパンツと合わせてる所がオシャレです。ベストは空き缶のリングプルを繋ぎ合わせて作られています。これ着るにはには、それなりのボディとブラックスキンが必要ですね。。。。いやぁ、次シーズンは大変だぁ。。。。

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 これも、日焼けによる退色のトリートメントを施したストライプです。実際に近くで見ると、わざわざ手を加えてあるのに、わざとらしさはなく、本物のアンテンティークのように、まるで長い時間が経過したようなムードがありますね。新品なのに、変なおニュー感が無く、馴染み易いのでオススメですね。

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 様々なシルバーのアイテムも今回大注目でしたね。白や薄いグレー等とコーディネイトされ、クラシカルなスタイリングに表情を着けていましたね。こちら、ペラペラの紙のような素材で仕立てたコートです。無造作に羽織る感じがお洒落ですね。

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 シルバーのレザーも登場しましたね。メゾン マルタン マルジェラでは、人気のライダースも、今回は袖をカットし、シルバーで登場です。私的にはかなり気になるアイテムです。

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 メゾン マルタン マルジェラが世界中から、使い古されたモチーフやデッドストックのガーメント等で作り上げるコレクション、アーティザナルでは、今回、様々なミリタリーのワップンを使ったコートが登場していました。使われているワッパンの種類でしょうか、まるで鉄のコートに見えて素敵でしたね。

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 ベストもありましたね。ショーでは、タキシードのコートのインナーにさらりとスタイリングされてましたが、一筋縄では行かない感じがお洒落でしたね。いやぁ。。。。着たいですね~、メチャメチャお洒落ですよね。。。

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 光と影のテーマは、素材の切り替えによっても表現されます。こちら、普通に襟を倒して着ると、普通のトレンチなのですが、襟の裏側や、ベルトの光の当たらない部分は、違う素材で切り替えられていて、ユーモアが効いていましたね。褪せた感じをデザインで表現していました。

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 薄いグレーや、淡いピンクやベージュ等のカラーも登場していましたが、どれも退色したようなパウダリーなカラーでしたね。同じトーンの様々なカラーを合わせているのも、リラックスムードがあって素敵でしたね。

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 ヴィンテージのTシャツを使ったシリーズも素敵でしたね。主にロックTなんかが多かったです。退色にとりトリートメントされ、パッチワークが施されているので、あまり強い印象もなく、大人っぽく、着れちゃう所がお洒落です。

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 どうなんでしょう?いろんな所から集めて来たTシャツで、クリエイションした感じがするので、実際の商品は少し違うムードになるんですかね。。。。著作権とかありますもんね。。。でも、出来るだけコレクションに近いと嬉しいですね。

 こういうのと、カッチリしたテーラリングのジャケットを合わせる所が、やっぱり素敵なんですよね。。。。

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 今回の『レプリカ』では、テーラリングの美しいタキシードが注目で、より軟らかく、ゆったりした素材で再構築されていました。全体的にマットなマテリアルで仕立て、ディデールにシャイニーな要素が盛り込まれてましたね。こちら、トリートメント加工されたシルバーの襟が効いてますね。

 

 メンズでは、一貫したリアルクローズを提案しているメゾン マルタン マルジェラですが、着易いアイテムと。程よいプライスが人気で、少し、人と差を付けたいオシャレ男子には大人気のメゾンですね。特に、仕事でスーツを着なくてイイ、クリエイター系の人達には人気で、上質なマテリアルと程よいオシャレ感が人気のようです。実際に私も好きで時々着ていますが、本当に便利ですね。

 でも、このメゾン マルタン マルジェラ、実は普通に着ちゃうと、ほんとにベーシック。下手すりゃ地味に落ち着いてしまいます。コレクションでは、社内のキャスティングチームを使って、町中から個性的で魅力的なモデル達をスカウトしてコレクションに出演してもらっているようです。やはり、自分をしっかり持った、一本、筋のある大人の男性に一番似合うのかなって思います。

 様々なオシャレで魅力的なアイテムを作る中に、ファッションはやはりその人の生き様!!!ってのを、言ってるように思えてなりませんね。良い男になる為に沢山経験を積んで、メゾン マルタン マルジェラが似合う内面からも素敵な大人の男を目指しましょうね!


 2012 S+SのMaison Martin Margielaのメンズのパリでのショーの模様はこちら からどうぞ。
 2012-13 A+WのMaison Martin Margielaのメンズのパリでのショーの模様はこちら どうぞ。

 2012 S+SのMaison Martin Margielaのレディースのパリでのショーの模様はこちら からどうぞ。
 2012-13 F+WのMaison Martin Margielaのレディースのパリでのショーの模様はこちら からどうぞ。

 
 Maison Martin Margielaのサイトへはこちら からどうぞ。

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