11月9日(日)
今年もはや11月、残すところ二ヶ月となってまいりました。なんて記事を師走に入ってから上げているという始末(苦笑)。今年もいろいろあったような気がしますが、反面、あまり活動的ではなかったかなぁとも思いつつ…どっちやねん。言えるのは、あっという間だったということでして、これも年のせいかのう。老けこんでどうする、秋のお出かけシーズンじゃ~、出かけるんじゃ~、野宿じゃ~(嘘)。
ということで、午後からお出かけは浅草へ。目的は最近磨り減ってきた靴の購入。伝法院入り口のいつもの酒井直三商店で、1500円の靴をゲット。相変わらずお安いですねぇ。
してからにm蔵さんと待ち合わせて、仲見世に突進するといつにも増して人が多い。そうそう、本堂落成50年の記念開帳でしたっけ、テレビでやってましたね。
と、ふと路地をのぞくと「浅草名物ジャンボメロンパン」の看板が。私は見た、m蔵さんの目がキラキラと輝くのを!無類のメロンパンスキーのm蔵さんに、おいちゃんが買うてやろうかいのう。
温州ミカンやバラ、はては八丁味噌まで、30以上のソフトクリームサンプルがどーんと並ぶ花月堂さん。
甘い香りがふわ~と漂っている店頭には、四、五人の行列ができています。正直、このつくりをみた時になんで浅草名物がメロンパンやねん、観光客向けのおいしい商売ちゃいまっか~と、黒丁稚がおなかの中で囁いていたのですが、一口食べて目から鱗、腹から黒丁稚。真に失礼ながら、予想を裏切る美味しさでした。
袋から取り出そうとすると、まずこれが難しい。パンがアツアツで、しかも形が崩れるほどにやわらかい。表面にはカリッと茶色のメロンパン模様。さぁて、いただいてみますか~。
m蔵さんの顔ほどの大きさのメロンパン、大きさ自体はジャンボというほどではないですが、感動したのはその味わい。カリッと香ばしく焼き上げられた表面クッキー生地のクリスピーな歯ごたえ、そして中身はもっちりとパン生地の旨味がたっぷり。この相反する二つの味わいが、一つのメロンパンの中に見事に調和しています。
二人して、サクサクのパクパクのもちもちのがとまりません。サクパクもちを繰り返しているうちに、あっという間になくなってしまいました。ちっ、二つ買っておくべきだったか~。
いやぁ、これは出色だわ。170円のお値段以上の価値があります、実にいいもの見つけました~。浅草散歩のおやつにいいですね。また浅草行ったら寄ってみよっと。
花月堂 火曜定休
※メロンパンは随時焼いていますが、各ロットの売り切れも早く、また四時頃には品切れになる日もあるそうです。