年は暮れゆき、明ければ決勝戦 | 鹿耳ずきん

鹿耳ずきん

アントラーズの勝利が観たくって、スタジアムに通う日々。Like a Rolling Ball. 

●12/29 天皇杯準決勝 横浜FMvs鹿島 0−2

 得点:聖真、優磨

 

テレビ画面越しに、長居のスタンドに広がるたくさんの空席を見ながら、だからなんで大阪なんだよマリノスホームでもいいから日産でやってくれてよかったのによと毒づいていた鹿耳ですこんばんは。

 

でもまあ、勝ってくれたからいいとしましょう。

 

立ち上がりからピンチはあったけど、「入らない、これは入らない」(岡田)って感じでした。つか、よく見れば守備の対応が細かくちゃんと生きててすげー。昌子は本当に魅せられるセンターバックになったね。ほんと楽しい。もちろん永木やオガサ含めディフェンス陣、隙がない。嬉しい。守備のしっかりしたアントラーズのサッカー大好き。

 

西も遠藤も夢生も先発から外れて(休ませて)、攻撃のところはどうなるかと思ったけど、そこは岳が一つ前でコントロールすることでほんと面白い速攻が見られましたね。奪ってから速い!ん、今の誰?って見てる間にボールが前に流れていく。相手ディフェンス群の裏に、ボールとうちの選手だけが出ていく。いいわあ。

 

1点目は永木の守備から赤崎→岳、そして絶妙クロスに聖真のヘッド。いやー聖真の決定力が増してるねー。下がりながらで難しかったと思うんだけど、あそこでちゃんとファーに回り込んでるのがえらいよなー。

 

そして後半、マリノスのオフサイドゴールでひやりとしたものの(手前で触ってたのは中澤じゃなくて中町?)、その直後に優磨のゴールで2点目。まー、あれもすごかったですね、僕大好きスルーパスw 永木のスルーパスにスルッと抜け出した岳のスピードクロスに走りこんできた優磨がぴたりと決めるってほんとあれ気持ちいいねえ。サッカー楽しいねえ。繋ぐサッカーとか言ってるひとたち、何が楽しいんでしょうね(笑)。ここ、って時に確実に仕留めるラストシーンがなくちゃなんも楽しくないけどなあ。手数をかけずに相手の予測を超える動きとスピードでゴールまで。そして勝つ。うむっ。

 

終わってみればなんだかあっけなく勝って決勝進出を決めてしまったので、逆に決勝が心配ですが、ここまで来て勝たない鹿島なんてありえないから。吹田。なんで吹田。国立壊してんじゃねえよ。つか、国立を鹿島のホームにしろとかいう報道まで出てきてムカついてますが、ほんと鹿耳は個人的には東京オリンピック開催反対。まあそれはともかく、元旦に優勝して国立から帰る夕暮れの風景が好きだったのになあ。今回はあの風景が見られるチャンスだったのに。くそう。すでにチケット完売だそうですが、決勝戦はテレビの前でがっつり応援します。おそらく周りの部屋は留守だと思うので少々騒いでも大丈夫だろう。このまま行きましょう19冠。

 

去年に続き、今年も、個人的な事情で現地観戦も鹿耳ずきんもまばらになってしまったけど、こんなドラマチックな年末が迎えられるとは思っていませんでした。アントラーズ最高やな。では、アントラーズ最高!仲間のみなさま、良い新年を迎えましょう。