日本を離れる時はあまりの寂しさに、「もうこのままオランダへは戻らず永遠に日本で暮らしたい」などと思うのに、幸いオランダへ帰ってくると慌ただしい育児の日々でそんなことを考える暇もありません。そんなわけで今回も日本から戻って２週間半、日本シックでメソメソしている時間はありませんでした。
ただ今回オランダに戻ってきてからもなぜか頭から離れなかったのがごま豆腐。オランダへ帰る直前に食べておこうと思って買っておいたごま豆腐を食べそびれてオランダへ戻ってきてしまいました。（笑）
そんなわけでおとといの夜葛粉でごま豆腐を作りました。ごま豆腐に興味がある人は私以外誰もいないので、（エレーヌは少し食べました）２日連続食べました。ああ、、。日本で暮らしていたら絶対ごま豆腐を手作りなんてしなかっただろうなぁ、、、。味はまあ普通ですが、海外だからそれなりに感動。でもきっと日本で買ったごま豆腐の方が美味しかったと思います。
寒いのでにゅうめんを作り、金時豆と残ったご飯を片付ける為に昆布のおにぎりも。エレーヌと２人でお昼ご飯。ここ最近、頑張ってきちんとお昼ご飯を食べるようにしていますが、日によって時間に余裕がない時は、ただパンにハムとチーズを挟んで食べたり、もっとひどい時はお昼を食べそびれて適当にクラッカーとかビスケットをかじって慌ててステファンの迎えにいったりという時もあります。ただエレーヌたんだけはこれから大きくならなくてはいけないからできるだけきちんとご飯を食べさせてあげる努力をしています。
お昼ご飯をきちんと食べた方が一日の後半も元気でいられるので、出来るだけご飯の時間を大切にしたいなぁ、、。
おやつはいただいたピエールマルコリーニのマロングラッセとあられ。幸せ、、、。
玄関にはこんなコテコテ和風の木の人形を飾っています。随分古いもののようですが、かわいい、、、。母からもらいました。人形の後ろにはこんな古めかしいステッカーが貼られています。このステッカーはどうしても剥がせません。
オランダにいるからこそこんな和風の木の人形を飾りたくなるような気がします。何だかエキゾチックに感じるのです。オランダのデルフト焼きの置物とかも母が日本で飾っているのを見る方が、ここオランダで見るよりも何故か可愛く見えるのは同じ理由なのかな、、、。
暮らしの空間に日本のものを取り入れることで、自分の国と繋がり続けているようなそんな安堵感を感じています。