ウチ、断捨離しました! ケース3・夫に断捨離させたい(前編) | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

こんにちは。

 

気温はさほど高くないけれど、

なんだか体がべたつきます。

 

カメラの調子が悪くて、

写真を転送できなくなりました。

 

湿度のせいかしら…。

 

SDカードから直接パソコンにアップ。

 

なんとか事なきを得ましたが、

そろそろ替え時かもしれません。

 

 

BS朝日の「ウチ、断捨離しました!」のレポート、続きます。

 

ケース3 森山さんご夫妻 (長野県中野市)

 

半年前から断捨離を始めたという

森山幸子さん。

 

自然に囲まれた南仏風のご自宅は、

片づいているように見えます。

 

ですが、幸子さんには悩みがありました。

 

リビングにある開かずの押し入れ!

 

彼女の手が届かないのをいいことに、

ご主人がなんでもかんでも詰め込んでしまうのだとか。

 

ご主人・博幸さんが、

散らかし放題にした寝室では寝られないから…と、

もう2年間も、彼女は一人でリビングで寝ています。

 

むむむ、事態はなかなか深刻なのかなぁ。

 

 

「モノのため込み、買い込みは夫の悪い癖。

 

それを容認してきたのは、私の悪い癖。

 

じゃ、どうやって闘うかって話です。」

 

断捨離を巡って

夫婦のバトルが始まろうとしていました。

 

 

幸子さんと博幸さんは結婚17年、

二人の娘に恵まれました。

 

憧れのマイホームに越してきたのは13年前。

 

片づけても片づけても散らかる状況に、

我慢の限界を迎えつつある幸子さん。

 

ですが、博幸さんにも言い分はあるようです。

 

「片づけたいという気持ちはある。

 

実際、時々はやっている。

 

個々に反省点はあると思うが、

温度差があるのがイライラする。」

 

それに対して幸子さんは、

「私はイライラじゃない。虚しさです!」むかっ

 

 

人一倍責任感の強い幸子さん、

主婦となってからは、

家の片づけはちゃんとしなければ…と、

頑張ってきました。

 

ですが、片づけてもすぐに散らかる状況に、

虚しさを感じるようになったと言います。

 

訪ねてきたやましたひでこに

「やましたに一番見せたくない所はどこ?」と問われ、

迷わず寝室に案内しました。

 

撮影に備えて、

博幸さんは寝室を少し片づけていました。

 

二つ並んだ夫婦のクローゼット、

博幸さんの分を開けて中をざっと見ましたが、

やましたひでこがまず注目したのは、

内部ではなく、扉の前でした。

 

クローゼットの扉の前に、

収納ダンスが置いてあり、

開け閉めがスムーズにできません。

 

 

つまりタンスは物理的な障害物。

 

知らず知らずこのタンスが、

博幸さんの暮らしを邪魔していると言うのです。

 

衣類が収納されたクローゼットは、

どうやって自分を演出していこうかと、

ある意味、社会的な戦闘服を、

毎朝、選ぶ場所。

 

その行為をブロックしているのが、

で~~~んと置かれた幸子さんのタンスなのです。

 

 

次にチェックした幸子さんのクローゼット。

 

即座に不合格と認定されました。

 

少なからず自信があった幸子さん、

かなりショックなご様子。

 

断捨離は人のモノには手をつけません。

 

これ、やました流の鉄則。

 

夫婦でも、いや夫婦だからこそ…。

 

ですから不在のご主人のモノではなく、

まずは幸子さんのモノから

取捨選択していきます。

 

 

この日は一気にやるという目標があるので、

クローゼットとタンスの中のモノを、

すべて外に出してみます。

 

「貴女のお洋服は、

このクローゼットに入るだけ。

 

定員は決まっています。

 

つまり総量規制ですね。」

 

外から見えないクローゼットですから、

目標は7割収納、

ハンガー20本分といったところでしょうか。

 

さあ、たくさんの衣類を、

大事な20着に絞っていきますよ。

 

 

ポイントは、着られるではなく、

これからも着たい服。

 

すると早速、出てきた

オフホワイトのブラウス。

 

「これね、まだ一度も、

外に着ていったことがないんですよ。

着ます。」

 

すかさず入るやましたチェック。

 

「”着ます”じゃなくて、”着たいか”で選んで。」

 

改めて自問してみると、

着たくないかもしれない…。

なるほど、使えるか使えないかではなく、

使いたいか、使いたくないかで判断するんですね。

 

タンスに仕舞う下着やTシャツなどは、

四角く畳みます。

 

量が少なくなったから、

収納術なんて使わず、

ただ放り込んでおくだけでも、

すっきりが保てます。

 

 

こうして断捨離クローゼットが完成。

 

 

寝室に散らばっていた博幸さんの私物は、

クリアケースに入れて、

クローゼットに移動。

 

所要時間は約3時間。

 

寝室がすっきりした所で、

やましたひでこは辞去します。

 

また1か月後に

様子を見に来ると約束して。

 

夕方、ご主人の博之さんが帰宅しました。

 

なんだか不安そうな表情。

 

一波乱ありそうです。

 

つづく

 

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