加子母村 森林バスツアー2 加子母の木づくり・山づくり 丸二の森の意義  |   おいしい毎日

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ヒノキの森で森林浴!岐阜 加子母村・森林ツアー 2    



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毎日暑い日が続いていますね。
熱中症で搬送される方も増えていらっしゃるそうですので、皆様ご自愛なさってくださいませ。
そういう私は本人はいたって元気なのですが、パソコンブラウザが暑さ負けして真っ白になったり、違う色になったりと夏バテしております。

初回は加子母の森から御神木が切り出され、伊勢神宮へ運ばれるまでをご紹介しました。
今回は森について間伐材利用推進センターで伺ったお話やスライドと共に本ツアーを企画された丸二様が所有する森を訪れた時のことを書いてみたいと思います。


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悠久と言う言葉がありますが、森は自然の営みという長い年月をとともに育まれてきた場所です。
短期間に答えや成果を求めるものとは対極にある姿。
だからこそ真摯に応えなければならない世界です。

森作りは長い年月を必要とします。
1本の木を育てるのにかかる年月が数十年、長いものは100年を超えます。
例えばおじいさんが植えた木を孫やひ孫の代でようやく伐採し収益にできるわけです。
その間の世代は枝を払い節をなくし作業をしても一銭にもならず後継者が育たない原因にもなっています。

加子母ではどの年代でも収益が得られるように、複層林・・・4世代の木を植えることで一つの森を育てています。

↑上の写真をご覧ください。
左上は植林がされたものの手をかけられることなく残ったものです。
一見下草を刈ってあるように見えますが、実は木が育つことで日光が入らず植物が育っていない状況です。
対して右側は枝を払いきちんと手を入れることで草花が生い茂り生きた森となっています。

加子母では今荒れた森に手を入れて生きた森作りを行っています。
↑上の写真も実は手を入れて数年が経った状況の写真なのでした。



こちらへはマイクロバスに乗り換えて移動しました。


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丸二の森に入ります。
先ほどご説明を頂いた通り太さの違う檜が植林され日の光が地面まで届き、草も生い茂った気持ちの良い森です。


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檜の赤ちゃんを見せてくれました。
おおー、大木になる前のは、こんなに小さいのね。
はかなげにも見える小さな芽が、数十年・数百年を経てこの森にある檜のように育つのかと思うといとおしくなります。


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場所を変えて伐採現場を見学しました。
チェーンソーがうなりをあげて切りだしていきます。
近くで見ていいというので、結構近づいて見ちゃいましたが迫力満点。


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この木屑を集めて香りがかぐと檜の良い香りが広がるの。
あちこちから良い香り~と声がでていましたわ。
お子さんたちは早速集まって木の年輪を数えたりしていました。


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加子母檜の特徴である赤色もしっかりわかります。
この木の皮はクマも大好きなんですって。

木って固いというイメージがありませんか?
こちら手でくるっと向けるのです。
むくとよい香り。
私はこのまま使いたかったのでむきませんでしたが、かるーく簡単にむけていましたわ。

今回参加させて頂いて新しい発見がたくさんあり、森林や緑を改めて知るよい機会となっています。
森を育てていくと言う事は腰をすえて事業を行わなくてはできません。
加子母と丸二、両社が互いに尊重してこその共同作業のように思いました。


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帰り際に山から流れる水をペットボトルに入れて飲みました。
やわらかな口当たりのお水。
大事に育てられている森の中をたっぷり堪能させていただきました。


株式会社丸二ホームページ
加子母森林組合ホームページ
農商工連携パーク



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