幼児期の3歳から6歳ぐらいの間、X脚になるのが正常な成長過程である。
生理的O脚とX脚の時期(生理的とは正常の意味)・・・・・下記のブログに詳細
この時期は2足歩行のための骨格形成に非常に重要な時期である。
幼児はX脚になることで、骨盤が前傾し、腰椎を前弯させる!! 下記リンクに詳細
それに連鎖して、胸椎は後弯を増す。特に下部胸椎の弯曲を形成する。
ハイハイの時期に頸椎の前弯形成は整っている。
S字カーブの形成過程。
胎児の時は・・・・背骨全体がCカーブ 胸椎の後弯は原始的弯曲
お座り、ハイハイで・・・・頸椎の前弯形成
幼児の生理的X脚で・・・・腰椎の前弯形成
背筋を伸ばすと、頸椎の前弯が失われる。
構造的に脳への血流が低下し、肩こりや頭痛だけでなく、知能低下にもつながる。
ダウン症の方は、頸椎の前弯がないストレートスパインである。
歯科矯正などでも頸椎の前弯が形成されるが、幼児期の姿勢矯正でもS字カーブの形成の助けができそうである。