泣けるワイン その後 | コックしろのおうちで簡単ビストロレシピ

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ラベルを見た瞬間、胸がきゅんとしたワイン。


あぁ。懐かしい! おもわず吸い寄せられました。



昨日は、新宿伊勢丹で開催されている「フランス展」に行ったコックしろです。


ものすごい熱気の中、ふらふらと歩いていたら見覚えのあるラベルが。


もうずっと前(調べたら2009年の夏)にご紹介したワイン( )でした。



大好きだったエドモン・ビュルルのワインですが、そのワインを作っていた方は亡くなっていて、今は息子さんが引き継いでいます。


息子さんの作ったワインも飲んだらご報告しますね。なんて言いながら3年弱(笑)。


あの感動的なワインの面影がなくなっていたらどうしよう?なんて思いながら、なんとなく手が出ないでいました。


そんな思い入れのあるワインにここで出会うなんて・・・。と試飲させていただくことに。


はじめ、口に含むとやはり昔感じたほどの力強さがなくて(それでも充分力強いと思うのですが・・・)、買わずにその場を離れました。


でも立ち去った後、鼻の奥になんとも懐かしい香りがして、戻ってしまった私。


「やっぱり買って帰ります!」私がそう言うと、インポーターの方が嬉しそうに「僕らも代替わりしても大事にしたいワインなんです。」とおっしゃったのが印象的でした。


このワインに思い入れがあるの、私だけじゃなかったんだな。



よくよくお話を聞いてみると、私が衝撃を受けた頃のぶどうは樹齢が古くて、驚くほどボリュームがあるワインができたよう。


ちょうどぶどうの植え替えの頃に彼が亡くなり、今は若い樹のぶどうを使って作られているんだとか。


そんな事情があったとは知らず、「あのときほどパンチがない。」なんて思って申し訳ない。。



でもでも、実はこれでも充分どっしりタイプのワイン。


今でも昔の製法を守っていて、とても素直な味です。


3日くらいかけて変化をじっくり味わうといいよ。とインポーターさんからもおすすめされたので、昨日は飲みすぎるのをぐっと我慢。


昨日は本当にがっちりした口当たりだったけど、1日たったまさに今はなめらかさが出てきて、ちょっとキュートな印象に。


やっぱりこのワイン、好きドキドキ



まだ(お父さんに比べると)荒削りな感は否めないけど、息子さんがお父さんと同じくらいの歳になったとき、またあの感動が味わえるのかな?


そうなることを楽しみに待とうと思います。



今回はヴァケラスを買ったけど、次はジゴンダスも試してみよう。


熟成させても良いし、大事に取っておいたお父さんのワインと息子さんのワインを飲み比べるのもいいな。


すごく嬉しい再会でした。


ネットでも購入可能(どっしり赤ワインがお好きな方におすすめ)→ビュルル[2009]ヴァケラス 



そうそう、フランス展で出会ったバルサミコビネガー(ロゼ)も激しくおすすめーー。


ELLE Onlineでご紹介しました→


フランス展は23日までなので、興味のある方はぜひ。




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