明日はバレンタインですね。
私はすでにバレンタインを終えたようなかんじ（笑）。
すでに今日チョコがお手元に届いていらっしゃる当選者の方もいらっしゃるはず。
楽しんで召し上がっていただけるといいな。
さてさて、レシピはまた個別にアップしますが、今年のチョコの全貌を。
今年は、オランジェとオレンジコンフィのチョコがけを含むと17種類でした。
全体図はこちら→☆
箱の中身はこんなかんじ。
抹茶トリュフ （レシピはこちら→☆
）
これは毎年作っているものです。
甘いホワイトチョコレートと苦みのある抹茶の組み合わせ。
お茶の風味が口に広がる「和チョコレート」で、大人な味です。
柚子
国産無農薬の柚子果汁と柚子の皮使ったスイートチョコのガナッシュをホワイトチョコでコーティングしています。
柚子の酸味が爽やかで、けっこうお気に入り。
去年はスイートチョコでコーティングしましたが、ホワイトに変更して少し甘めに。
酒
びっくりするくらい濃厚なにごり酒をみつけたので（またご紹介します）、それを使ってミルクチョコのガナッシュを作り、淡麗辛口の原酒を使ったスイートチョコのガナッシュと2層に。
ほんのり日本酒の風味がして個人的にはとてもお気に入りのひとつになりました。
プラリネフォユティーヌ
ヘーゼルナッツのプラリネとサクサクのフォユティーヌ（クレープ生地をサクサクにしたもの）、ミルクチョコを混ぜたものをスイートチョコでコーティングしています。
サクサクの食感が楽しめます。
レシピは、「チョコレートにとって基本的なこと 」 ル・コルドンブルー に載っていたもの。
パッションフルーツ・ラム
パッションフルーツのパート・ドフリュイをラム酒でのばしたものと、ラム酒の入った柔らかいガナッシュのふたつをハートの型に詰めました。
噛むととろりとパッションフルーツが流れ出ます。
かなり爽やかな甘酸っぱさがクセになる一粒。
レモンティー
無農薬国産レモンの皮と果汁を煮詰めてホワイトチョコのガナッシュに使い、アールグレイ風味のスイートチョコのガナッシュと合わせて2層にしています。
ここ何年も作っているもの。
「ル・コルドン・ブルー ショコラノート」 のレシピです。
サクラ
フリーズドライのサクラの塩漬けパウダーを使っています。
サクラの風味でほんのり塩味がついたガナッシュをビターなチョコでコーティングしていて、けっこうおもしろいです。
秘かなこだわりは、転写シートもサクラにしたこと（笑）。←こういうの、けっこう楽しい。
生姜
生姜とミルクチョコの組み合わせ。
これ、個人的にはかなり好きです。
チョコなのになんだか体に良さそうな気がしてしまう。（笑）
ちゃんと生姜の風味がするんですよ。
ココナッツ・ライチ
ココナッツクリームをたっぷり使ったガナッシュとライチピューレを加えたガナッシュの2層。
これ、おいしいけどライチの風味が弱いので、パッションフルーツとココナッツの組み合わせにしたかったな。（ハートのチョコがパッションフルーツだったので断念）
来年はもう一度レシピを考え直そう。
コーヒー
これは去年も作ったもの。
コーヒー風味のクリームがとろりと流れ出ます。
これ、かなりびっくりされる一粒で、ファンも多いレシピ。
一口で食べないと危険です（笑）。
カモミール
これは、以前ロブションで、食後に出していただいたカモミールミルクが発想の原点に。
カモミールミルクは、おうちでも時々作ってます。（これ→☆ ）
ミルクチョコと組み合わせると、本当にあのカモミールミルクの風味がして、とてもお気に入り。
いちご
去年は四角いボンボンショコラにしたいちごですが（そのときのレシピはこちら→☆ ）、今年はホワイトチョコのクーゲルに入れました。
少し柔らかめのいちごガナッシュには、フリーズドライのいちごも入ってます。
もっと柔らかくしてもよかったかな。。とも思うので、また来年レシピを再検討しなければ。
シャンパントリュフ
自然派のシャンパンをふんだんに使ったもの。
（使ったシャンパンはこの記事に→☆ ）
言わなきゃ全くわからないこだわりですが、バレンタインにピッタリなラベルのシャンパンなんですよ。
ちょっとビターなチョコを使っていて、大人味です。
アマレットトリュフ
香り高いアマレットを使ったトリュフ。
甘くて優雅な香りの洋酒なので、少しだけ使っても存在感があります。
こちらも少しビターなチョコでコーティング。
大人な味です。
チェリー （レシピはこちら→☆
）
珍しいチェリーピューレをたっぷり使っていて、果肉もたっぷりのやわらかガナッシュが詰まってます。
チェリーのチョコってお酒が強ーいものが定番ですが、これならお酒が苦手な方でも大丈夫。
けっこう贅沢な作りのチョコだと思います。
・・・と、こんなかんじで15種類。
今年は、和の素材を使ったものをあえて増やしました。
というのも、サロン・デュ・ショコラ（この時→☆ ）で、セバスチャン・ブイエさんが和の素材でチョコを作っていらして、フランス人の彼が和の食材をどう使うのかが気になったと同時に、私が使うとしたらどんな味になるんだろう？という気持ちも出てきたんです。
ということで、日本酒、サクラ、生姜なんかはサロン・デュ・ショコラ後に作ったレシピ。
あそこに行かなかったら生まれていなかったな。（やっぱり有意義だった）
そうそう、今回はひとつひとつの箱に、簡単な説明書（どれが何味かを写真付きで説明したもの）を入れました。
久しぶりにパワーポイント使った・・・（笑）。
なんだかわからないまま食べるより、楽しいんじゃないかな。と思って作ったのですが、これが意外と好評でした。（ブログの存在を教えていない人が多いので、「ブログ見ながら食べてー」とも言えず・・・。）
当選者の方へのチョコにも入っているので、ご家族と楽しみながら召し上がっていただけると嬉しいな。
（全部味が違うから、喧嘩にならないように・・・）
ブログは、もうしばらくチョコだらけになりますが、来年のためにレシピを残しておきたいので、おつきあいくださいー。
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