うちの旦那、キッシュは大好きなんだけれど、晩御飯にリクエストしたことは、結婚以来一度もありません。
キッシュを投稿するといつも言ってますが、キッシュって、イギリスではスコッチエッグやソーセージロールと並び、ピクニックのお弁当の一品なのです。日本人の旦那さんが晩御飯におにぎりをリクエストしないのと同じだね。
その旦那が初めて、キッシュを晩御飯にリクエストしました。これとこれをフィリングに使ってほしいと、わざわざその１つのほうれん草を自分で買って来てまでのリクエストだったの。
ゴートチーズとほうれん草のキッシュ
冷蔵庫にお友達からもらったゴートチーズ（山羊のお乳のチーズ）がありました。癖があるので嫌いな人は絶対にダメなチーズ。反対に好きな人には、モッツァレラよりクリチーよりフェタより、たまらん美味しいチーズなのです。
私も大好きだけれど、ゴートチーズは旦那の最も好きなチーズ。それとほうれん草でキッシュを作ってみて欲しいとリクエスト。
癖はあるけれど、キッシュに使うとこれだけではちと物足りない感ありそうで、削りたてのパルメジャーノレジャーノと共にフィリングに使いました。
ほうれん草はさっと湯通しし、固く絞って食べやすい大きさにカット。肉食人種だから我が家は。
何か肉が入っていないとどうも物足りない。ってことで、ハーフベーコンも１パック、炒めずそのまま使いましたよん。
キッシュ用タルトの焼き方（ちなみに最近私は、周囲だけじゃなくフォイルですっぽり包んで重石も載せています。）、アパレイユと呼ぶ卵液の作り方はいつもと同じ。
アパレイユは必ず卵、生クリーム、牛乳を合わせてよく溶き、一度ざるなどで濾してから、塩こしょうを加えることお勧めします。このひと手間でさらに美味しいキッシュが焼けるよん！
先週、派遣仲間とお昼を食べている時、その内の一人が、「痩せたいと思ったら何を食べたら良いかしらん．．．？」と聞いて来ました。
咄嗟にセロリと答えた私。セロリだけは絶対に食べれないと言うの。
じゃぁ今度、セロリ嫌いの人でもこれだけは美味しく食べれると言う、セロリのアグロドルチェを作って持って来て上げるねと約束しました。
月曜日のお休み、セロリ１株買って来て約束のアグロドルチェを作りました。その残りをキッシュの付け合わせに。
今日そのお友達が出勤日だったので持って行くと、一口食べて、これは美味しい！とレシピまで聞かれました。
ブログの読者さんから教えていただいたレシピなのですが、これは実にうまい！
セロリが嫌いで見向きもしないお子さんでも、これだけは喜んで食べてくれる不思議なセロリ料理なのです。
この日のスープはなぜか中華風．．．エビ、もやし、ニンニク、葱を中華だしで煮て卵でとじたスープです。キッシュとは似つかわないスープですが、エビの良いお出汁がでててとっても美味しかったワン。
ジャガイモは旦那の大好きなソテードポテト。分厚いポテトチップスを食べているようで、食べごたえあってとっても美味しかったよん。
たまには旦那のアイデアもハズレ！ってこともあるけれど、殆どの場合、彼が組み合わせる食材でお料理を作ると、こんな食べ方もあったのねぇっ！って感心する美味しいものが出来ます。
今回もゴートチーズはピザに使おうかと思っていたのだけれど、キッシュで試してみて大正解！本当、美味しかったよ！
お弁当に一切れ持って行くと友達に言ったら、お弁当にキッシュ！って驚かれた。でも、エゲレスではこれがお弁当なのよ。
あぁ．．．１週間くらいのんびり休暇を取って、シーちゃんとベイ坊を連れ、キッシュをお弁当にピクニックに行きたいワン！
