毎週木曜日、旦那は会社の同僚達の為に差し入れを持って出勤します。これはイギリスに住んでいた頃からしていたこと。とは言え、シアトルに引越してきて1ヶ月になるけれど、途中2週間のブランクがあったので、まだ2回しか差し入れはしていません。


30人分の差し入れを準備するのは私の役目。初回は旦那のリクエストでティラミス、次の週は甘さ控えめのブラウニーを準備しましたが、2回甘いものが続いたので、今週の木曜日はセイボリーな差し入れを準備して持たせました。


ミニソーセージロール

クッキングリッシュの会

イギリスに住んでいた頃、夏のこの時季一番の楽しみだったのは、自宅から車で30分ほどのところにあったシルバーストーンにF1観戦に行くことでした。


大量のアルコールに大量のおつまみを準備し、3日間、朝から晩までシルバーストーンのスタンドに入り浸って轟音を満喫するんです。F1好きにはたまらない贅沢なひと時。


そのおつまみの中に必ず加わっていたのが、ソーセージロールです。


イギリスではピクニックというと、スコッチエッグやキッシュなどと共に、必ずソーセージロールが登場します。


オフィス街のスーパーに昼時行きレジに並ぶ人たちの手元を見ると、コーニッシュパスティーやポークパイ同様に、ソーセージロールをつかんでいる人を必ず見かけます。


結婚式の後の立食パーティーなどにも、私が今回作ったような一口サイズのミニチュア版ソーセージロールが、他の料理と共に必ず並んでいます。


子供の頃から食べなれている懐かしい味。手軽で空腹も満たせる。ソーセージロールはイギリス人の大好きなおつまみ、お弁当、パーティーフードの1つなのです!


ソーセージロールと言っても、日本のベーカリーで売っているようなウインナーをはさんで焼いたパンではありません。


イギリスのソーセージと言うのはソーセージミートと呼ばれる、肉にハーブ、野菜、果物、それにパン粉を加えた、ちょうどハンバーグのたねを腸詰したようなもので、加熱されず生のまま店頭に並んでいます。その為日持ちもしません。


そのソーセージミートを腸詰する代わりに、冷凍パイシート(パフペイストリー)に包んで焼いたのが、イギリス風ソーセージロールです。


ちなみにソーセージミートはパイのフィリングや、丸鶏のスタッフィングにもよく利用されます。特にローストチキンにこれを詰めて焼くと、パン粉や米を主にして作ったスタッフィングなどとは比べ物にならない、美味しいローストチキンが出来上がります。


アメリカのスーパーでもソーセージミートは見かけますが、肉の質が悪く、中に含まれる香辛料の種類などで味にあたりはずれがあるので、私は豚ミンチを使い自分好みの味付けのたねを作ってパイ生地で包みました。


<材料 16個分>

冷凍パイシート...4枚(約12cmx24cm)
豚ミンチ...150g強
たまねぎ、極めて細かくみじん切り...小1/2個
パセリの葉、みじん切り...大さじ2
レモンの皮、摩り下ろす...1/2個分
レモン汁...小さじ1
ドライタイム...小さじ1
卵...小1個
パン粉...大さじ4~5
塩こしょう...適宜(こしょうはかなり多めに!)
味の素...適宜
塩を加えた溶き卵、または牛乳...適宜


<作り方>

1.冷凍パイシートをパッケージの指示に従って解凍する。

2.フィリングの材料全てをボウルに入れ、粘りが出るまで手でしっかり練る。

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写真のフィリングは2倍の分量

3.2を4等分しパイシートの上に載せ、巻き寿司の要領でクルクルクルっと巻く。巻き終わりに水をつけて張り合わせ、合わせ目が底になるようにして4等分に切り分ける。(冷凍庫で20分程度冷やしてから切ると切り易い。)

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4.クッキングシートを敷いたオーブン皿に間隔をおいて並べ、溶き卵または牛乳を刷毛で表面に塗る。200度で予熱を済ませたオーブンで30~35分焼けば出来上がり。

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焼きたてはパイ生地がパリパリで手荒く扱うと表面が壊れてしまうので、慎重にワイヤーラックに移し粗熱をとります。

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温かくても冷たくても美味しいソーセージロールですが、私は、熱が殆ど取れ中のフィリングが少し硬くなりかけてから以降の方が、歯ごたえがあって好きです。


さっぱり味でそのままでもとても美味しいのですが、ケチャップとリー&ペリンウスターソース(2:1の割合)に、粉マスタードを少々加えさっと煮立てたカクテルソースに、ディッピングして食べても美味しいです。

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