旦那の会社の社員食堂が、今週から3ヶ月もの間、改装工事のためにクローズするのだそうです。オフィスから少し離れているところにも別の社員食堂はあるみたいですが、面倒臭がりの旦那のこと、そうなったらお昼抜きって日が増えると思う。


そこで、今週からお弁当を持たせることにしました。たくさん作った時には同僚の分も持たせ、3、4人でお昼が一緒に食べれるようにしてあげようと思っています。


昨日、旦那は自宅でお仕事。ということで火曜日の今日からお弁当がスタートしました。そのお弁当一発目に惣菜パンを作ったのですが、そのパンに詰めたものが、今日のブログで是非紹介したい絶品料理です!


究極のポテトサラダ

和・美・Savvy Cooking

私、世間で、ここのポテトサラダは美味しいとうわさの店のものでも、出来合いの惣菜で買うポテトサラダを美味しいと思って食べたことが、ただの一度もありません!どれもみな不味い!


私の母、今でこそ歳を取って料理をしたがらないので、スーパーのポテトサラダを買って来て食べているようですが、若い頃はポテトサラダを作らせたら抜群でした。その美味しいポテトサラダを食べて大きくなった私には、惣菜のサラダなんか食えたもんやないのよ。


自分の親だからひいき目で美味しいと思うのではなく、お裾分けすると、誰もが、“ポテトサラダに対する考えが変わった!”とまで言い、また作って欲しいとリクエストされるほど、兎に角、母のポテトサラダは旨いのです。


そして、自慢でもなんでもなく、真実だから堂々と言うけれど、私の作るポテトサラダは、その母のポテトサラダを上回って旨い!マジ!!!


私は昔エゲレスで貧乏し、高価なQPマヨネーズが買えなかった。味もそっけもないエゲレス製のマヨネーズを代用し、QPで作った時と同じように美味しいポテトサラダを作る為、味を追求したことがあるのね。だからポテトサラダにはちょっとうるさいんですわ。(爆)


ポテトサラダを作るには3つコツがあります。そのコツはじゃがいもじゃなく、じゃがいもと一緒に加えるものにあり!!!


1つは、たまねぎ、キャベツ、きゅうり、トマト、りんごは必要不可欠であること。2つ目は歯ごたえのある野菜は、塩でしっかりしんなりさせて口当たり良くしてやること。


そして3つ目のコツは、QPと味の素で味をしっかり調える。この前 も書きましたが、海外の中華やインド料理店の様に、大さじやカップ単位で使うのは私も同意できないが、味の素を料理に数振りすることで、体に害を及ぼすことはないと私は信じている。


先日、お料理の本をパラパラとめくっていたら、ポテトサラダのレシピが目に付きました。そのレシピでは、じゃがいもが熱い内に、酢、塩、胡椒で下味を付け、マヨネーズで和える際には砂糖も加えていたのね。


私、早速その下味をつける調理法を試してみました。砂糖は加えず、同じ“うまみ”でも砂糖の甘味ではなく、味の素の旨味をつけましたけど。しかし、出来上がったポテトサラダの味は、いつも作っているのと全然変りなかった。酢を加える必要性が理解できん!(笑)


母に教えてもらったポテトサラダには、酢や砂糖の代わりにトマトやりんごを加え、自然な酸味や甘味がついているから、ずっとずっと旨いよん!


でも、昨日惣菜パンに使うのにポテトサラダを作りながら、またまた酢を加えてみたのっす。前回は米酢を使ったけれど、今度は白ワインビネガーを加え、胡椒は黒ではなく白を使ってみたのっす。


そして、そして、急に思いついて作ったもんだから、いつも必ず加えるハムがなくて、その代わりに焼いたベーコンをしっかり脂切りして加えてみたのっす。したら...


このサラダがバカ旨だったのっす!ラブラブ


母譲りのレシピを元に作る私のポテトサラダは、以前から誰にも負けん自信に満ちていたけれど、昨日のポテトサラダを作ってしまった今や、正真正銘怖いもんなしよ!隙があったらどっからでもかかってこんかい!岡八郎(古っ!)な心境。(爆)


<材料  5~6人分>

じゃがいも...650~700g(私はラセットポテトを2つ使用)
白ワインビネガー...大さじ1
塩白こしょう...適宜
ベーコン、縦に2等分し細かく刻む...4~5枚(生ベーコンがなければハム4~5枚を焼かずに使用)
人参、皮を剥き細かく刻む...細いところ7~8cm
たまねぎ、1/2の薄い櫛形切り...小1/2個
キャベツ、2~3mm幅に千切り...大きな葉2~3枚
イングリッシュキューカンバ、種を抜き薄切り...7~8cm(日本のきゅうりなら1本を種を抜かずに使用)
りんご、皮を剥き芯を取り除いて細かく刻む...海外の小サイズ1個(日本のりんごなら中1/2個)
トマト、皮を剥き種を抜いて細かく刻む...2個
マヨネーズ...3/4~1カップ(たっぷりと!)
味の素...適宜


<作り方>

1.じゃがいもは皮を剥き大きく切り分け、流水ででんぷん分を綺麗に洗い流す。鍋に入れ、水を張って火にかける。煮立ってきたら火を弱め、竹串を刺してすっと通るようになるまで茹でる。

2.1をざるに空けて水きりし、再び鍋に戻し、弱火にかけて水分を飛ばしながら、マッシャーでマッシュする。熱い内にワインビネガー、塩、白こしょうを加えて混ぜ、完全に冷ます。

3.フライパンを火にかけ、油を引かずにベーコンを炒める。4~5分じっくり炒め、ベーコンからたっぷり脂肪が湧き出てカリッとしたら、穴の開いたおたまで掬い上げ、ペーパーの上で余分な脂を切る。完全に冷ます。

和・美・Savvy Cooking

4.人参は沸騰している湯で柔らかくなるまで数分茹で、ざるに空けて水切りし、完全に冷ます。

5.たまねぎ、キャベツ、きゅうりはボウルにひとまとめにし、塩小さじ1弱を加えてよく混ぜ、しんなりするまで15分程度置く。流水で揉み洗いし塩分を洗い流して固く絞り、更にペーパーに包んで絞り完全に水分を取り除く。

6.りんごは刻むと同時に500ml程度の水に小さじ1/2ほどの塩を加えた塩水に浸け、そのまま15分程度置いて変色するのを防ぐ。ざるに空け水切りし、さらにペーパーでパッティングドライして水分を取り除く。

7.2~4が完全に冷めたら大きなボウルに一まとめにし、5、6、トマトも加えて、たっぷりのマヨネーズで和える。味の素を数振りし味を調える。冷蔵庫で冷たく冷やし、好みで、食べる時に醤油を2、3滴落とすと、また一層旨味が深まる。


この前大阪に帰省中マルクさんに会い、おみやげにパンをたくさんいただいたのね。マルクさんのご主人はベイカリーを経営されておられます。パンはもち、ご主人の焼いたパン。


そのパンがお世辞抜きに、どれも兎に角旨かったの!うちの母なんぞ食パンを食べて、もう少し若くて方向音痴じゃなかったら、電車に乗って毎日この食パンを買いに行きたいと言うほどの美味しさ。


私もいただいた食パンに、お惣菜パン、菓子パンと全て食べたのですが、この甘いものが嫌いな私が、チョコレートを塗ったパンの美味しさに感激しちゃいました。


マルクさんのご主人の使っているチョコレートのブランドを教えてもらい、自宅でもお菓子作りやパン作りに使いたいほどの美味しさ。


マルクさんにもらったパンを食べて以来、惣菜パンにはまってしまっている私。関空のローソンで、いつもはおにぎりなのにカレーパンを買ったのも、実はその影響なのよ。(笑)


昨日も旦那のお弁当に何を作ろうか...と考え、真っ先に思いついたのが惣菜パン。


そう言えば、コルネの型を買って、後にも先にも1回しか使っていないことを思い出した。コルネを焼き、その中に旦那の大好きなポテトサラダをつめることにしました。で作ったのが...


ポテサラコルネ

和・美・Savvy Cooking

今日レシピをご紹介した究極のポテトサラダを、しこたまつめたコルネで~す!でもね、ちょいと理由があって、コルネの出来が全然ダメだった!


料理は愛情って言うけれど、まさにそうだってのを、昨日私はコルネを焼いて実感しました。


一昨日、ウィークエンドの終わりに夫婦喧嘩をし、作る予定をしていたすき焼きも作らなかったってブログに書きましたが、結構シリアスな夫婦喧嘩で、昨日になっても一言も会話を交わさなかったのね。(苦笑)


日曜日の夜、喧嘩を新しい週にまで持ち込みたくなかった私は、“アイ・アム・ソーリー”と自分から折れました。なのに旦那は、声の調子からし、ソーリーとも感じてないくせに謝るな!って怒鳴ったのよね。


私だけが悪いんじゃなく旦那にも50%非があるくせに、なんやねん、その言い草は!私は一層ムカついた。(怒)


しかし、気持ち良く出勤させて上げたかったので、昨日は朝からなんとか仲直りしようと思い、朝ごはんを勧めてみたり、家で仕事をするんだと分かってからは、ポテトサラダが出来たらランチを勧めたりしたのに、一向に折れようとしない。


私は昨日1日、その旦那の“女の腐ったような態度”にイライラしていたわけ。(笑)


イライラしながらパンの形成をしたら、コルネの形成なんか特に難しくないのに、ぐちゃぐちゃになってしまいました。(苦笑)

和・美・Savvy Cooking

焼き上げたら、生地が薄くて中が見えているのやら、型を抜こうとして破れちゃったのやら、もうハチャメチャ状態!(爆)

和・美・Savvy Cooking

パンにしても料理にしても、いや食べものだけじゃなく何事にしても、愛情を注いですることは上手くいくけれど、相手に対して“このクソ餓鬼!”風に思いながらすることは、碌な結果を招かないってのを痛感いたしましたです。(汗)


このポテサラコルネは、以前作ってご紹介したコルネのエッグマヨサンドイッチ のポテトサラダ版。コルネの生地は以前と全く同じ分量で焼きました。

和・美・Savvy Cooking

12個作って、旦那が味見した後、残りは8個でも10個でも、全部会社に持って行かせ、同僚にも分けてあげれば良いと思っていました。


でも、夜食に夫婦で1つずつ食べたら、ポテトサラダと言い、パンと言い、これがめっさ旨くて、私は1個でおいたけれど、旦那はその後2つ、今朝私より先に起きて1つと、計5個も夫婦で食べちゃって、結局7個しか会社には持って行けなかった。


小さいコルネの上に、しこたま詰めてもポテトサラダの量はしれているから、多分7個とも、ムシャムシャと、仕事しながら一人で食べてしまったいるのに違いない。(爆)


明日の旦那のお弁当には、コロッケサンドなんて惣菜パンを、今考えておりまする。当分、惣菜パン熱は続きそう...