私が和食を殆ど作らない理由は、子供の頃から主菜・副菜・副副菜を一皿にまとめて盛って食べるのが習慣の旦那が、料理一品ずつ別盛りする和食の皿の数を見ると圧倒されて、たくさん食べた錯覚を起こし、西洋料理の時より食細になるからなんです。
なもんで和食の晩は必ず10時ごろ小腹が空き、冷蔵庫の中をごそごそする旦那。夜食はやっぱ不健康じゃない。だからなるべく避け、旦那にはご飯時にしっかり食べてもらえるよう、バター臭い西洋料理ばっか作っているんです。
でも昨日は久しぶりに和な晩ご飯でした!昨日の献立は揚げ物で、しかも旦那の大好きなものを揚げたフライだったから、和食でも晩ご飯の時にしっかり食べてくれ、“夜食”なしで過ごしてくれました。あっ、“夜飲”は、もち、いつも通りあったけど...(爆)
外サクッ!中ジュ~ダブル衣のカキフライ
先週フィッシュケーキ を作った時、タルタルソースをちょっと作りすぎちゃいました。半分以上も残ってしまい、処分するのはもったいないし、昨日まで、ずっと冷蔵庫の中で邪魔になるのに眠っていたのです。
そろそろ使って食べ切ってしまわないと、ヨーグルトを混ぜているので賞味期限が心配。そこで今週は、シーフードなフライを献立に加えることにしました。でも、フィッシュ&チップスの気分でもないし、海老フライには全然関心がない。
そんな時、スーパーで目に付いたのが牡蠣!牡蠣フライは旦那も私も大好き。長らく食べていないし、うぅ~~ん、久しぶりにプリプリジューシーな牡蠣フライが、ものすんごく食いてぇ~~かも...!
当地のスーパーのフィッシュカウンターでは、殻に入ったままの牡蠣が氷の上に陳列されているのですが、あれってさぁ、雨人さん達は買って生で食べるんだろうか...?
私、生牡蠣大好きなのね。昔は日本でだろうが海外でだろうが、生牡蠣ってぇと、見境なくパクパク食べていました。
ところが、エゲレス時代に一度、生牡蠣を食べてえらい目に遭ってからは、海外の牡蠣に対する信用を完全に失い、生牡蠣は日本でのみ、海外では加熱しないと牡蠣は絶対に食べないことに決めました。
だからあのアメリカのスーパーの殻付きの牡蠣を見る度、これ、本当に生で食べて大丈夫...?って疑ってしまうし、買っている人を見たら、思わず“大阪のおせっかいオバハン根性”丸出しにし、気をつけなさいよっって忠告さえしたくなるのです。(爆)
加熱調理でも、その殻付きを買って来て身を取り出せば良いのだけど、あの作業って結構面倒!牡蠣の殻を開けて身を取り出す道具は持っているけれど、そこまでするなら牡蠣はパスし、関心のない海老ちゃんのフライで我慢します。(爆)
面倒臭がりの私が当地で買う牡蠣は、日本のスーパーで売っているのと同様、すでに殻を取り除き身だけをパックにしたものです。
一昨日はこのパック入りの牡蠣が見当たらず、フィッシュカウンターのにいちゃんに場所を尋ねたら、時間があるなら殻付きの殻を割って身を取り出してあげる、って親切に言ってくれたけど、時間も結構遅かったし、いつも通りパック入りを買ってきました。
私ね、天ぷらを揚げるのは超下手っぴん!でもフライは決して下手ではないのよ。サクッと美味しく揚げれます。しかし、カキフライだけは例外!なぜか自宅で揚げたカキフライは、串カツ屋で食べるのみたいなサクサク感がない!
牡蠣って水っぽいからかな...?しっかり小麦粉をつけて、卵にどっぷりつけ、パン粉をたっぷりつけて揚げても、なぜかカラッと揚がってくれない。
昨日、牡蠣に衣をつけながら、どうやったら牡蠣のジューシーさを逃さず、且つ、外の衣をサクサクに揚げられるかを考えてみました。
そこでふと思い出したのが、チキンキエブ やチキンコルドンブルー そして、スコッチエッグ の衣。
中のチーズが外に漏れないようにする為、肉のジューシーさを逃がさない為、これらの料理はダブル衣で揚げます。そうです!卵に2回浸し、パン粉を2回つける2重の衣です。
こうすると衣が当然分厚くなるから、少々水っぽいものを揚げても湿気ずにサクサクに揚がるし、中の具の旨味も油に流れ出さないので、ジューシーでとっても美味しフライになるのです。
洗った牡蠣の水気をペーパーで拭き取り、塩と白こしょうを加えた小麦粉をしっかりまぶし、全卵1個に牛乳大さじ1を加えてよく溶いた溶き卵に潜らせ、パン粉(生パン粉よりドライなものがお勧め)をしっかりコートして1層目の衣が完了。
私はフライの衣をつける時は、大概卵に牛乳を少し加えるのですが、2重に衣をつける時は、この卵+牛乳はマストです!溶き卵だけだと、ドロッとした白身が絡むと重苦しい衣になってしまうので、牛乳を加えてしっかり溶いた卵を使うことをお勧めいたします。
ちなみに昨日はトータルで17個の牡蠣に衣をつけましたが、卵1個では足りず、2個目の溶き卵を作りましたが、それでも全部の牡蠣に2重の衣をつけるのに、ギリギリって感じでした。
衣をつけた牡蠣は即2層目の衣をつけるのではなく、1層目の衣を牡蠣にしっかり定着させる為に、アルミフォイルで包んで冷蔵庫で30分くらい冷やします。
再び冷蔵庫から取り出し、卵につけ、パン粉をまぶして2層目の衣をつけ、もう1度アルミフォイルで包み、揚げるまでの時間冷蔵庫で冷やして衣を定着させます。2層目の衣をつけた下の写真の牡蠣が、1層目の写真よりどっしりしているのが分かりますぅ?
私はフライは後の油の処理が大変なので、通常少ない油で揚げ焼きにしますが、串カツとカキフライだけは、やっぱたっぷりの油でカラッと揚げたいですなぁ。
揚げ始めた時から、いつもの1層だけの衣のカキフライとは違いました!なんてぇのか、水っぽく全然ないのね。トングで触っただけでも、カラッと揚がっているのが実感できるほどでした。
フライものの時は、どうしても旦那のはちーと色が濃くなってしまう。やっぱ揚げたての熱々を食べさせて上げたいと思うので、2度目に揚げたのを旦那の皿に盛ることになるから。1回目に揚げた私のはちょっと冷めてしまっているけど、綺麗な揚げ色!
昨日は副菜に残り野菜ばかりできんぴら風炒め物を作りました。セロリのきんぴらが美味しいと何人かの方に教えていただいたので、じゃがいも、人参、マッシュルーム、それに海外在住者にとって貴重な冷凍のちくわ1本と共に炒めてみました。
普通のキャベツと紫キャベツを合わせた千切りに、コリアンダーを混ぜたものを皿にたっぷり載せ、その横に揚げたてのカキフライを盛って食卓へ!お味噌汁の具はわかめ、たまねぎ、じゃがいもです。
カキフライの衣はめっさサクサク!中の牡蠣はジューシーで、まるで串カツ屋で揚げたてを食べているような、最高の揚げ具合のカキフライでした!
残ったタルタルソースを無駄にしないために揚げたフライでしたが、カキフライにはやっぱ、キュッと搾ったレモン汁だけか、ブルドッグトンカツソースの方が合うね。結局タルタルソースは、最初のカキフライ1個につけたただけで、流してしまう結果に。(苦笑)
いやぁ、それにしても、やっぱ和食の夕飯は良いですなぁ。日本人にはたまりません!(涙)
米の質、味噌の味、納豆の臭み、出汁の取り方...うちの旦那は日本人のおっちゃんよりも、こういうことに至極うるさい、昭和の親父タイプの変な外人!(爆)
でも、私としてはこういう和食の“こだわり”よりも、旦那に期待することは、家庭の和食の食べ方にもう少し慣れて、皿の数から受ける錯覚ではなく、洋食の時同様にちゃんとお腹一杯に食べれるようになってもらいたい。
したらさぁ、このブログにももっと和食が登場すると思うんだけど...(苦笑)
ちなみにダブル衣のカキフライ、私のイチオシです!是非是非お試しくださいませ。家庭の小さな鍋で揚げたとカキフライだとは決して思えない、お店の味が楽しめます!
なもんで和食の晩は必ず10時ごろ小腹が空き、冷蔵庫の中をごそごそする旦那。夜食はやっぱ不健康じゃない。だからなるべく避け、旦那にはご飯時にしっかり食べてもらえるよう、バター臭い西洋料理ばっか作っているんです。
でも昨日は久しぶりに和な晩ご飯でした!昨日の献立は揚げ物で、しかも旦那の大好きなものを揚げたフライだったから、和食でも晩ご飯の時にしっかり食べてくれ、“夜食”なしで過ごしてくれました。あっ、“夜飲”は、もち、いつも通りあったけど...(爆)
外サクッ!中ジュ~ダブル衣のカキフライ
先週フィッシュケーキ を作った時、タルタルソースをちょっと作りすぎちゃいました。半分以上も残ってしまい、処分するのはもったいないし、昨日まで、ずっと冷蔵庫の中で邪魔になるのに眠っていたのです。
そろそろ使って食べ切ってしまわないと、ヨーグルトを混ぜているので賞味期限が心配。そこで今週は、シーフードなフライを献立に加えることにしました。でも、フィッシュ&チップスの気分でもないし、海老フライには全然関心がない。
そんな時、スーパーで目に付いたのが牡蠣!牡蠣フライは旦那も私も大好き。長らく食べていないし、うぅ~~ん、久しぶりにプリプリジューシーな牡蠣フライが、ものすんごく食いてぇ~~かも...!
当地のスーパーのフィッシュカウンターでは、殻に入ったままの牡蠣が氷の上に陳列されているのですが、あれってさぁ、雨人さん達は買って生で食べるんだろうか...?
私、生牡蠣大好きなのね。昔は日本でだろうが海外でだろうが、生牡蠣ってぇと、見境なくパクパク食べていました。
ところが、エゲレス時代に一度、生牡蠣を食べてえらい目に遭ってからは、海外の牡蠣に対する信用を完全に失い、生牡蠣は日本でのみ、海外では加熱しないと牡蠣は絶対に食べないことに決めました。
だからあのアメリカのスーパーの殻付きの牡蠣を見る度、これ、本当に生で食べて大丈夫...?って疑ってしまうし、買っている人を見たら、思わず“大阪のおせっかいオバハン根性”丸出しにし、気をつけなさいよっって忠告さえしたくなるのです。(爆)
加熱調理でも、その殻付きを買って来て身を取り出せば良いのだけど、あの作業って結構面倒!牡蠣の殻を開けて身を取り出す道具は持っているけれど、そこまでするなら牡蠣はパスし、関心のない海老ちゃんのフライで我慢します。(爆)
面倒臭がりの私が当地で買う牡蠣は、日本のスーパーで売っているのと同様、すでに殻を取り除き身だけをパックにしたものです。
一昨日はこのパック入りの牡蠣が見当たらず、フィッシュカウンターのにいちゃんに場所を尋ねたら、時間があるなら殻付きの殻を割って身を取り出してあげる、って親切に言ってくれたけど、時間も結構遅かったし、いつも通りパック入りを買ってきました。
私ね、天ぷらを揚げるのは超下手っぴん!でもフライは決して下手ではないのよ。サクッと美味しく揚げれます。しかし、カキフライだけは例外!なぜか自宅で揚げたカキフライは、串カツ屋で食べるのみたいなサクサク感がない!
牡蠣って水っぽいからかな...?しっかり小麦粉をつけて、卵にどっぷりつけ、パン粉をたっぷりつけて揚げても、なぜかカラッと揚がってくれない。
昨日、牡蠣に衣をつけながら、どうやったら牡蠣のジューシーさを逃さず、且つ、外の衣をサクサクに揚げられるかを考えてみました。
そこでふと思い出したのが、チキンキエブ やチキンコルドンブルー そして、スコッチエッグ の衣。
中のチーズが外に漏れないようにする為、肉のジューシーさを逃がさない為、これらの料理はダブル衣で揚げます。そうです!卵に2回浸し、パン粉を2回つける2重の衣です。
こうすると衣が当然分厚くなるから、少々水っぽいものを揚げても湿気ずにサクサクに揚がるし、中の具の旨味も油に流れ出さないので、ジューシーでとっても美味しフライになるのです。
洗った牡蠣の水気をペーパーで拭き取り、塩と白こしょうを加えた小麦粉をしっかりまぶし、全卵1個に牛乳大さじ1を加えてよく溶いた溶き卵に潜らせ、パン粉(生パン粉よりドライなものがお勧め)をしっかりコートして1層目の衣が完了。
私はフライの衣をつける時は、大概卵に牛乳を少し加えるのですが、2重に衣をつける時は、この卵+牛乳はマストです!溶き卵だけだと、ドロッとした白身が絡むと重苦しい衣になってしまうので、牛乳を加えてしっかり溶いた卵を使うことをお勧めいたします。
ちなみに昨日はトータルで17個の牡蠣に衣をつけましたが、卵1個では足りず、2個目の溶き卵を作りましたが、それでも全部の牡蠣に2重の衣をつけるのに、ギリギリって感じでした。
衣をつけた牡蠣は即2層目の衣をつけるのではなく、1層目の衣を牡蠣にしっかり定着させる為に、アルミフォイルで包んで冷蔵庫で30分くらい冷やします。
再び冷蔵庫から取り出し、卵につけ、パン粉をまぶして2層目の衣をつけ、もう1度アルミフォイルで包み、揚げるまでの時間冷蔵庫で冷やして衣を定着させます。2層目の衣をつけた下の写真の牡蠣が、1層目の写真よりどっしりしているのが分かりますぅ?
私はフライは後の油の処理が大変なので、通常少ない油で揚げ焼きにしますが、串カツとカキフライだけは、やっぱたっぷりの油でカラッと揚げたいですなぁ。
揚げ始めた時から、いつもの1層だけの衣のカキフライとは違いました!なんてぇのか、水っぽく全然ないのね。トングで触っただけでも、カラッと揚がっているのが実感できるほどでした。
フライものの時は、どうしても旦那のはちーと色が濃くなってしまう。やっぱ揚げたての熱々を食べさせて上げたいと思うので、2度目に揚げたのを旦那の皿に盛ることになるから。1回目に揚げた私のはちょっと冷めてしまっているけど、綺麗な揚げ色!
昨日は副菜に残り野菜ばかりできんぴら風炒め物を作りました。セロリのきんぴらが美味しいと何人かの方に教えていただいたので、じゃがいも、人参、マッシュルーム、それに海外在住者にとって貴重な冷凍のちくわ1本と共に炒めてみました。
普通のキャベツと紫キャベツを合わせた千切りに、コリアンダーを混ぜたものを皿にたっぷり載せ、その横に揚げたてのカキフライを盛って食卓へ!お味噌汁の具はわかめ、たまねぎ、じゃがいもです。
カキフライの衣はめっさサクサク!中の牡蠣はジューシーで、まるで串カツ屋で揚げたてを食べているような、最高の揚げ具合のカキフライでした!
残ったタルタルソースを無駄にしないために揚げたフライでしたが、カキフライにはやっぱ、キュッと搾ったレモン汁だけか、ブルドッグトンカツソースの方が合うね。結局タルタルソースは、最初のカキフライ1個につけたただけで、流してしまう結果に。(苦笑)
いやぁ、それにしても、やっぱ和食の夕飯は良いですなぁ。日本人にはたまりません!(涙)
米の質、味噌の味、納豆の臭み、出汁の取り方...うちの旦那は日本人のおっちゃんよりも、こういうことに至極うるさい、昭和の親父タイプの変な外人!(爆)
でも、私としてはこういう和食の“こだわり”よりも、旦那に期待することは、家庭の和食の食べ方にもう少し慣れて、皿の数から受ける錯覚ではなく、洋食の時同様にちゃんとお腹一杯に食べれるようになってもらいたい。
したらさぁ、このブログにももっと和食が登場すると思うんだけど...(苦笑)
ちなみにダブル衣のカキフライ、私のイチオシです!是非是非お試しくださいませ。家庭の小さな鍋で揚げたとカキフライだとは決して思えない、お店の味が楽しめます!