塩麹の次は、何?醤油麹に、ほんでまた塩ヨーグルトなるものも話題なの?減塩に神経質だったりする割りに、塩や醤油がブームになるって、一体全体、なにがなんやらみかんやらの日本!(笑)


とは言え、塩麹の時にも申しましたが、私はなんでも流行に影響されやすいおバカ。塩ヨーグルトってどんなもんや...?とネットで調べて見ましたワン。(汗)


別になんてことない、塩を加えたヨーグルトにマリネするだけのことなのね。ほんじゃぁさぁ、なんで塩麹ヨーグルトにしないの?どっちもマリネに最適ならさぁ、2つが合わされば、Wパワーじゃんねぇ!


ってことで、私はそのWパワーで肉をマリネし、焼いたわさぁ。(笑)


塩麹+ヨーグルトのWパワー・タンドリーチキン

和・美・Savvy Cooking

タンドリーチキン、タンドリーチキンと私も呼んでいるけど、今回ふと、カタカナにしながら考えたんです。これね、アルファベットで綴ると、Tandoori Chickenなんです。なら、タンドーリチキンとカタカナで表記するのが当然だなぁ...。


もともとこのチキンはタンドールっちゅう名の釜で焼かれていた料理。やっぱタンドーリチキンだ!


そう言えば、旦那と英語で話す時は、私もタンドーリチキンと発音してんのに、カタカナにすると、なんの違和感もなくタンドリーチキンとしてしまうのは、どうしてなんだろう?


そんなどうでも良いような疑問を抱きながら作った、やっぱ“タンドリーチキン”ですぅ。(笑)


作り方はいつもと全然変らないのですけど、違いは塩を塩麹に代え、つまり塩ヨーグルトならぬ塩麹ヨーグルトな、マリネに使うと肉を柔らかくするパワーX2のタンドリーマリネードに漬けて焼きました。


結果はどうだったでしょう?それはレシピをご紹介した後にご報告いたします。


<材料 ドラムスティック8本分>

ドラムスティック...8本

(タンドリーマリネード)
ナチュラルヨーグルト...250g
塩麹...大さじ2(←私が今回使用した量)
ガラムマサラ...小さじ1.5
パプリカ...小さじ1.5
コリアンダーパウダー...小さじ1/2
ケイエンペッパーまたはチリパウダー...小さじ1/2
トマトピューレ...小さじ2
にんにく、細かく刻む...大2かけ(小さければ3~4かけ)
生姜、細かく刻む...1かけ
レモンの皮、白いところが入らないように注意...1個分
レモン汁...1個分
フレッシュコリアンダー、手でちぎる...一握り
ブラックペッパー...適宜

サラダ油またはピーナッツオイル...適宜

*塩麹の量はお手持ちの塩麹の塩分にあわせ調節。大さじ1程度を先ず加え、味見をしながら徐々に増やしてくださいませ。結構たくさん加えても、チキンの芯まで塩分はなかなかしみこまないので塩辛くはないです。

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<作り方>

1.マリネードの風味が中までしっかり染みこむように、ドラムスティックの数箇所に2~3cm幅の切込みを包丁で入れる。

2.ボウルにマリネードの材料を全て合わせる。(時間があれば、フードプロセッサーに入れプロセスすると、滑らかなマリネードが作れます。私は今回は時短でマニュアルに混ぜました。)

3.スパイスの香が残らないよう、ガラス製の容器か使い捨てのアルミフォイル製容器などに鶏肉と漬けだれを入れ、しっかり全体にたれをマリネードをコーティングする。冷蔵庫で12~24時間漬ける。途中3~4回上下を返す。

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4.オーブントレーにアルミフォイルを敷き油を薄く塗る。チキンを並べ、180度で予熱を済ませたオーブンで、ナイフを刺したら透明の肉汁が出るところまで焼く。(1時間以上要します。最後温度を上げ、少し焦げ目が付くくらいにするのが美味しい!)


ところで話は冒頭の塩ヨーグルトの話題に戻しますと、私、ネットサーチしている時に、こんな美味しそうな塩ヨーグルトを見つけてしまいました。伯方の塩・塩ヨーグルト


この伯方の塩のレシピの塩ヨーグルトを見て即連想したのが、インドのチーズ・パニールです。


タンドリーチキンを作るのに買ったヨーグルトは、何をしてもデカイアメリカのこと、あーた、容器が約1リットルのジャンボヨーグルト!(驚)料理に使った後は残って仕方ない。なら、インド料理を準備中なこともあり、この塩ヨーグルトでパニール風を作ってみることにしたのです。


私はある理由で塩味のついていないホエイを抽出したかったので、塩は加えず、ざるとチーズクロスを駆使し、ヨーグルトの水切りを一晩かけてしました。そして翌日、ホエイを抽出後、更に水切りたくて、チーズクロスを縛って数時間またまた水切り。

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そうして水切りをしたヨーグルトがこれです。見かけはまるでパニール!でも、私の嫌いな、あの木綿豆腐の数倍硬い豆腐のイメージしかないパニールとは違い、これはクリーミーで、室温に戻したクリームチーズ風!

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水切りヨーグルトもホエイも、この日の料理にちゃんと生かしていますよん!それは我が家のその晩の食卓でご覧下さいませ。


タンドリーチキンが焼けて、いよいよ夕飯です!

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この日はポテトのカレーかサラダを準備しようと思っていたのですが、旦那に相談すると、インド料理屋でパパダムやカレーの薬味に登場する、アチャール風のものを用意しようっていうので、ナイスなアイデアに私も大賛成で、早速薬味の準備。


メインは一晩かけて水切りしたヨーグルトで作った ライタ 。その他には、さっと水にさらし辛味を抜いたたまねぎとミント、細かく刻んだトマト、市販のマンゴチャツネ、それに私の作ったアップルケチャップ。

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タンドリーチキンとこれらの薬味を、おうちで焼いた例の究極のナン に挟んで食べました。ホエイの行方は、ヨーグルトの代わりにホエイを使って、今回はこの究極のナンを焼いてみたかったのね。

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ヨーグルトの代わりにホエイと牛乳でナンを焼いたら、ふっくら度はますますアップた!私は偉そうに自分の焼いたナンに究極なんてネーミングしていますが、いやぁ、非インド人が家庭で作るナンでは、これ以上のものは望めんでしょう!まじ、レストラン級!


オリジナルレシピではフォイルでカバーして焼いていますが、今回はしっかりフライパンに蓋をして焼いたんです。ほな、やっぱフォイルより綺麗に焼ける!


素人の作るナンは、カリッカリのせんべいみたいなりがちですが、これはふっくらもちもちで、本当、美味しいよん!!!

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お皿にタンドリーチキン、薬味を取り分け、溶かしバターを塗った熱々ホッカホカの焼きたてナンと共に食べました。


塩の代わりに塩麹を使った鶏肉は、味の素を使っていないのに旨味がバッチリ。ヨーグルトと合わさりダブルパワーで、柔らかくてジューシーで、めっさ美味しかった!


アンチ塩麹のあの旦那ですら、最近は塩麹の効果を認めつつあります。それくらい旨かったんよん。


そして水を切ったヨーグルトで作ったライタも、いつものと違いとってもクリーミーで濃厚で、これまた絶品!


ヨーグルトをフルに生かしたインディアンな晩ご飯だったワン。


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