この前、グリークな献立でラムソーセージのトマト煮 を作った時、そのソースとして添えたジャジキなるヨーグルトソース(またはサラダ)。今日はそのジャジキにそっくりなインド料理をご紹介します。


ライタ

クッキングリッシュの会

金曜日の夜“日本のカレー”を旦那にリクエストされ準備したのですが、いつも作り過ぎ2、3日カレーを食べ続けることになるので、今回は絶対に一晩で終わらせようと、いつもより材料を少なくしたはずなのに、またしても10皿分以上のカレーを作ってしまいまひた...(滝汗)

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今回はたまねぎ、じゃがいも、人参の他に、ベイビースクウォッシュ(うり、かぼちゃの種類)にベイビーズッキーニ、それにチェリートマトを加え、同じ旦那の好きなハウスジャワカレー辛口でも、メイド・イン・アメリカのルーを使って作りました。

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ベイビースクウォッシュがカレーに入れると思った以上に美味しかったけれど、結局、今回も昨日一昨日と2晩連荘で我が家はカレー攻めにあったのでした!(苦笑)


“日本のカレー”とリクエストがある時は、御飯に、時には家で揚げるか面倒ならスーパーのトンカツを買って来て載せ、ジャワーカレーをたっぷりかけて、ブルドッグソース、福神漬け、ラッキョウと共に食べるのが旦那の好みなのですが、今回はインド風にしました。


インド風にした理由は『こちらの記事』 に書いた通り、最近出来たインディアンレストランで酷いカレーを食べさせられ、その口直しがしたかったからなのです。と言うことで、普段“日本のカレー”の時には作らないナンや、それにこのライタも作ったと言うわけです。


ライタとは先日のジャジキ同様に、きゅうりやミントをヨーグルトに加えたソースであり、カレーの薬味です。


我が家の場合ジャジキとの違いは、ライタにはオイルやにんにくは加えず、その代わりにクミンやケイエンペッパーを多少加えてインディアンな風味に仕上げることです。


カレーの辛さで口の中に火がついたら、ライタの冷たくクリーミーでさっぱりした食感が消火を助けてくれます。(笑)ライターは火をつけるものだし、ライタは火を消すもの。(しゃれのつもりかい!笑)


自分でスパイスを組み合わせて作る本格的カレーだけじゃなく、“日本のカレー”に添えてもとってもよく合うので、是非作ってみて下さい。


<材料 3~4人分>

きゅうり...1/3本(日本のものであれば2/3本)
グリークヨーグルトまたはナチュラルヨーグルト...200ml
ミントの葉...大さじ1(細かく刻んだ後の量)
レモン汁...小さじ1~2
クミン...小さじ1/4
味の素...適宜
ケイエンペッパー...少々


<作り方>

1.きゅうりは皮は剥かず種のみ取り除いて粗みじん切りにする。

2.グリークヨーグルトに1とミント、レモン汁を加えよく混ぜ合わせ、クミンと味の素で調味する。皿に盛り、表面にケイエンペッパーを少々振る。


クミンとケイエンペッパーの入れ過ぎには要注意です。あくまでもスパイシーなカレーをまろやかにするのがライタの役目なので、スパイスを効かせ過ぎるとその役目が果たせません。ヒント程度に加えるのがコツです。


夏野菜の入ったカレーも出来上がりました。2~3時間ことことと煮ている内に、靴底のように硬いアメリカンビーフでさえとろけて、プルドポークのようになってしまいました。(笑)

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ナンも焼いたので、御飯とカレーは別々に食卓に並べました。

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ナン...ナンど焼いてもナンでか上手に焼けないナン!(これもしゃれのつもりかい!笑)

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いや、しゃれじゃなくまじに、何度焼いても何でか上手に焼けないナンです。


もっちりしていて、スーパーで売っているような厚みのある美味しいナンなのですが、私としてはレストランで食べる、あの薄めで、しかしもっちりのナンが焼きたいのです。やっぱベーキングパウダーを使って作るしかなさそう...


タンドールがないんだから、どんな材料を使ったってレストランと同じようなのは作れないのは承知なんですが、でも、やっぱりこだわってしまうんです!ブリオッシュが完成した今、次に目標とするパンは、このナンです。

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元々じゃがいもが苦手な私は、アンチ“すぐに煮崩れする日本のじゃがいも”!


じゃがいもが煮崩れしたら絶対に食べない人だから、海外に住んでいる今でも、じゃがいもは調理の最後30~40分しか煮ませんが、アメリカやイギリスのじゃがいもは嬉しい。1時間煮たってちゃんと形があります!

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