シアトルで５本の指に入るシェフ？冗談は顔だけにせい！
私の住んでいるシアトル郊外のタウンは、３年前初めて来た時と比べたら、えらく変わりました！
何が変わったかと言うと、新しいアパートメントの建物が４、５軒建設されたことです。そしてそれらの殆どが１００％賃貸のアパートメントなのです。
私ら夫婦が住んでいる建物はその内に１軒で、１年前に賃貸専用のアパートメントとして建設されました。３年前には影も形もなかったのです。
付近には大企業が幾つかります。それらの企業に国内外から赴任でやってくる社員が借りると見込んでいるのかも知れないけれど、それにしてもこの賃貸用アパートメント建設ラッシュはちょっと異常です。
この４、５軒のアパートメントの他に、まだあと新しいアパートメントが２つ３つ現在建設中なのですよ！
これらの新しい賃貸アパートメントは、プロパティーブームの時に建設許可の申請をしたものではないかと思います。引く手数多で借りてもらえると見込み強気で建設計画を立てたのが、許可が下りていざ建て始める頃になったら巷では不況の波が。
しかし、一旦許可されたものを経済状況が変わったので建てませんと言うと、もしかしたら建設する以上に損をするのかもしれない。今後建設の許可がもらえないとか、多額の罰金とか．．．
だから、借りる人もいないのに仕方なく、こうして町のいたるところで新しいアパートメントが建設中なのだと思います。
それにしても、うちのアパートメントも含めたこれらの新しいプロパティーは、見るのも気の毒な状況。
昼間は分からないけれど夜になって電気がつくと、５階、６階建てのビルには、ぽつ、ぽつとしか明かりが灯っていないのです。空き家が多いから明かりがぽつぽつなんですよ。
空き家なのは住居だけじゃなく１階部分の商業用賃貸スペースもそう。テナントが見つからないために、どこのアパートメントも体裁を気にして、窓に写真などを貼り中が見えないように工夫しています。
うちのアパートメントも例に漏れず、１階の商業用スペースは全部空室でした。が、しかし、その内の１つにテナントが見つかり、今月インディアンレストランが新規オープンしたのです。
近所にこの町一の旨いインド料理レストランがあったのに、そこもアパートメント建設の為に立ち退きを言い渡され、その店は離れたところに店舗を移転してしまいました。
どっか近くにそれに代わる美味しいインド料理のレストランがないかなぁ～と、カレー好きの夫婦は話していたところだったので、このオープニングのニュースは朗報でした。近いどころか、“同じビルの１階”にあるんですからね。
アパートメントの管理事務所も、１年にしてやっと見つかった初めての商業用スペースのテナント。力入れていた様子で、ホームページやエレベーターの中に広告をばんばん貼り、住民にレストランのオープニングを知らせていました。
シアトルで５本の指に入る
トップシェフが、
腕に縒りをかけた料理で
あなたを魅了します！
シアトルで５本の指に入るシェフ？ますます期待に胸を膨らませる夫婦。開店して３日目の夜、そう、ちょうどクッキングリッシュの会で一日中立ちっ放しだった日、晩御飯を作らずその新しいレストランにカレーを食べに行きました。
私は昼にしっかり食べると夜が食べれない人。だからその日は夜の為に、クッキングリッシュの試食会の時も、結局一口も料理は食べなかったのです。お腹ぺこぺこの状態でした。
その晩の店は開店して３日目とあって６～７割客で埋まっていました。幸先の良いスタートです。
旦那はその日午後会社で立食会がありピザを食べたとかで、私とは反対にあんまりお腹が空いていなかった。そこでいつもは二人で３つカレーを頼むところを、その晩はラムのローガンジョッシュとチキンコーマの２種類だけを注文。
注文したビールとパパダムがなかなか運ばれて来なくてちょっとムッとしたけれど、まぁそれは仕方ない。まだ開店したばかりだもの大目にみてあげないとね。
やっと来たパパダム食べながらビール飲んで待っていたら、２種類のカレーにナンと御飯がテーブルの上に並べられました。はぁ～腹減った！朝からまともに何も食べていなかった私は早速カレーを皿に分け、ナンをディップして口に入れたのです。しかし！
ローガンジョッシュは．．．
スパゲッティボロネーズの味が！
そしてチキンコーマに至っては．．．
砂糖大さじ１０杯入れた
生温いオートミール！（爆）
えっ、えっ、えっ、ここシアトルでは雨人様達みな舌が麻痺しておられるの？このボロネーズと生温いオートミールを作ったシェフを５本の指に入れるなんて．．．
冗談は顔だけにせい！
（ってシェフの顔を見たわけではないけれど．．．爆）
期待しすぎた私ら夫婦がバカでした！“同じビルの１階”と言えば、嫌な思い出があるではないか！
そう、東京のマンションの１階にあった、あのＳ＆○のＧールデンカレーで作ったカレーに１０００円近い値をつけ、年中無休と大きな口をたたきながら、毎週水曜日しっかり休むあのとんでもないカレー屋！
なんとまぁ私らって、どこまでもカレー屋に縁があると言うのか、ないと言うのか（爆）、もう二度と来ますまいと、旦那と二人誓って店を出たのでした。ボロネーズと生温いオートミールに、チップ込みで７０ドルですよ。本当、金が泣きます！！！
今晩旦那が、あの晩の口直しに日本のカレーを作ってよって言うから、旦那の大好きなハウスジャワカレー辛口で、私特製の日本のカレーを作ってあげました。
ナンも手作り、御飯やライタまでつけてインド風にして食卓に出したら、あのシェフがシアトルで５本の指に入るのなら、私は世界で３本の指に入ると言いながら、旦那もホッとして食べとりましたわ。（爆）
開店して来週の月曜日で２週間です。今晩食後腹ごなしに散歩に出かけた時その店の横を通ったら、１００人以上収容出来る店内に客はなんと！
一人！
たった一人でした！
なんかまた東京の時と同じ展開になってきて、私はあのボロネーズが、生温いオートミールがムカツクとは言うものの、なんか気の毒で、またしても倒産しないかどうか生温かく見守って行くしかありましぇん。
何が変わったかと言うと、新しいアパートメントの建物が４、５軒建設されたことです。そしてそれらの殆どが１００％賃貸のアパートメントなのです。
私ら夫婦が住んでいる建物はその内に１軒で、１年前に賃貸専用のアパートメントとして建設されました。３年前には影も形もなかったのです。
付近には大企業が幾つかります。それらの企業に国内外から赴任でやってくる社員が借りると見込んでいるのかも知れないけれど、それにしてもこの賃貸用アパートメント建設ラッシュはちょっと異常です。
この４、５軒のアパートメントの他に、まだあと新しいアパートメントが２つ３つ現在建設中なのですよ！
これらの新しい賃貸アパートメントは、プロパティーブームの時に建設許可の申請をしたものではないかと思います。引く手数多で借りてもらえると見込み強気で建設計画を立てたのが、許可が下りていざ建て始める頃になったら巷では不況の波が。
しかし、一旦許可されたものを経済状況が変わったので建てませんと言うと、もしかしたら建設する以上に損をするのかもしれない。今後建設の許可がもらえないとか、多額の罰金とか．．．
だから、借りる人もいないのに仕方なく、こうして町のいたるところで新しいアパートメントが建設中なのだと思います。
それにしても、うちのアパートメントも含めたこれらの新しいプロパティーは、見るのも気の毒な状況。
昼間は分からないけれど夜になって電気がつくと、５階、６階建てのビルには、ぽつ、ぽつとしか明かりが灯っていないのです。空き家が多いから明かりがぽつぽつなんですよ。
空き家なのは住居だけじゃなく１階部分の商業用賃貸スペースもそう。テナントが見つからないために、どこのアパートメントも体裁を気にして、窓に写真などを貼り中が見えないように工夫しています。
うちのアパートメントも例に漏れず、１階の商業用スペースは全部空室でした。が、しかし、その内の１つにテナントが見つかり、今月インディアンレストランが新規オープンしたのです。
近所にこの町一の旨いインド料理レストランがあったのに、そこもアパートメント建設の為に立ち退きを言い渡され、その店は離れたところに店舗を移転してしまいました。
どっか近くにそれに代わる美味しいインド料理のレストランがないかなぁ～と、カレー好きの夫婦は話していたところだったので、このオープニングのニュースは朗報でした。近いどころか、“同じビルの１階”にあるんですからね。
アパートメントの管理事務所も、１年にしてやっと見つかった初めての商業用スペースのテナント。力入れていた様子で、ホームページやエレベーターの中に広告をばんばん貼り、住民にレストランのオープニングを知らせていました。
シアトルで５本の指に入る
トップシェフが、
腕に縒りをかけた料理で
あなたを魅了します！
シアトルで５本の指に入るシェフ？ますます期待に胸を膨らませる夫婦。開店して３日目の夜、そう、ちょうどクッキングリッシュの会で一日中立ちっ放しだった日、晩御飯を作らずその新しいレストランにカレーを食べに行きました。
私は昼にしっかり食べると夜が食べれない人。だからその日は夜の為に、クッキングリッシュの試食会の時も、結局一口も料理は食べなかったのです。お腹ぺこぺこの状態でした。
その晩の店は開店して３日目とあって６～７割客で埋まっていました。幸先の良いスタートです。
旦那はその日午後会社で立食会がありピザを食べたとかで、私とは反対にあんまりお腹が空いていなかった。そこでいつもは二人で３つカレーを頼むところを、その晩はラムのローガンジョッシュとチキンコーマの２種類だけを注文。
注文したビールとパパダムがなかなか運ばれて来なくてちょっとムッとしたけれど、まぁそれは仕方ない。まだ開店したばかりだもの大目にみてあげないとね。
やっと来たパパダム食べながらビール飲んで待っていたら、２種類のカレーにナンと御飯がテーブルの上に並べられました。はぁ～腹減った！朝からまともに何も食べていなかった私は早速カレーを皿に分け、ナンをディップして口に入れたのです。しかし！
ローガンジョッシュは．．．
スパゲッティボロネーズの味が！
そしてチキンコーマに至っては．．．
砂糖大さじ１０杯入れた
生温いオートミール！（爆）
えっ、えっ、えっ、ここシアトルでは雨人様達みな舌が麻痺しておられるの？このボロネーズと生温いオートミールを作ったシェフを５本の指に入れるなんて．．．
冗談は顔だけにせい！
（ってシェフの顔を見たわけではないけれど．．．爆）
期待しすぎた私ら夫婦がバカでした！“同じビルの１階”と言えば、嫌な思い出があるではないか！
そう、東京のマンションの１階にあった、あのＳ＆○のＧールデンカレーで作ったカレーに１０００円近い値をつけ、年中無休と大きな口をたたきながら、毎週水曜日しっかり休むあのとんでもないカレー屋！
なんとまぁ私らって、どこまでもカレー屋に縁があると言うのか、ないと言うのか（爆）、もう二度と来ますまいと、旦那と二人誓って店を出たのでした。ボロネーズと生温いオートミールに、チップ込みで７０ドルですよ。本当、金が泣きます！！！
今晩旦那が、あの晩の口直しに日本のカレーを作ってよって言うから、旦那の大好きなハウスジャワカレー辛口で、私特製の日本のカレーを作ってあげました。
ナンも手作り、御飯やライタまでつけてインド風にして食卓に出したら、あのシェフがシアトルで５本の指に入るのなら、私は世界で３本の指に入ると言いながら、旦那もホッとして食べとりましたわ。（爆）
開店して来週の月曜日で２週間です。今晩食後腹ごなしに散歩に出かけた時その店の横を通ったら、１００人以上収容出来る店内に客はなんと！
一人！
たった一人でした！
なんかまた東京の時と同じ展開になってきて、私はあのボロネーズが、生温いオートミールがムカツクとは言うものの、なんか気の毒で、またしても倒産しないかどうか生温かく見守って行くしかありましぇん。
今日も読んでいただいて、有り難うございました。
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