夕べはアジアンな晩御飯でした。本当は同じカレーでもイエローカレーを作りたかったのですが、アメリカってイギリスに比べ、特殊なスパイスを普通のスーパーで入手するのが本当困難で、結局スタンダードな色のカレーペーストを使う結果に...


夏野菜のタイグリーンカレーとタイ風豚の冷やしゃぶ

クッキングリッシュの会

私は冷凍した食品ってのが大嫌いです。だから冷凍庫は製氷とグリーンピースやコーン、ミックスベジタブル、アイスクリームの保存以外には活用しません。


しかし、そんな私も海外に住むと、残念ながら嫌いな冷凍庫を活用しないわけにはいかないんです。その理由は日本風の薄切り肉や日本食に使う食品です。


そうそう毎日日系のスーパーに買い物に行けないので、行った時にはまとめて薄切り肉や日本食用食品を買い、それを100g単位に小分けして、日付を書いて冷凍しておくんです。


しかし、20代の留学時代からイギリスでしていたことを、またこの歳になって、しかもアメリカでまたすることになろうとは、想像すらしたことがなかった!


昨日はその冷凍しておいた薄切り肉の中から豚バラを解凍し、グリーンカレーの付け合せにタイ風豚の冷しゃぶを作ってみました。

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と言っても、作り方はタイビーフサラダ のドレッシングにちょっと手を加えただけの簡単なもの。


ナンプーラーの量を大さじ1.5に減らし、減らした分をしょうがの絞り汁半かけ分に代え、白ゴマを加えて茹でた豚バラを載せたサラダにかけただけのものです。しょうがは豚によく合うのと、ガランガルのつもりで使用。


そしてメインのグリーンカレーには肉も魚介類も入れず、この時季ならではの夏野菜だけを使って作ってみました。

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ミニトマト、インゲン、それに黄色いズッキーニ。本当はマッシュルームではなく茄子が使いたかったのだけれど、夫婦二人の食卓に米茄子は大きすぎて断念。オクラやピーマンを入れてもきっと美味しいでしょう。


こちらも作り方はいつもチキンを入れて作るグリーンカレー と全く同じ。


たまねぎとにんにくを炒めしんなりしたら、マッシュルームとトマト以外の火の通り難い野菜から順にフライパンに加えて炒め、最後にグリーンカレーペーストを加え2、3分香りが立つまで炒める。


そこにココナッツミルクと水、それにマッシュルームを加え、野菜の芯に火が通るまで10~15分煮て、ライム、ナンプーラ、砂糖で味を調えます。


最後にトマトとコリアンダーを加え、トマトの皮が破れだしたら出来上がり。


黄色いズッキーニというのはオクラほどではないにしても結構ネトネトで、それがカレーにとろみをつけていい感じ!


ジャスミンの香りは大好きだけれど、ジャスミンライスってのは私は苦手。そこで、昨日は未精製全粒の玄米をカレーに添えてみました。

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カップ1杯の玄米に、カップ2杯のチキンストックとバター10g程度を加え、炊飯器の玄米コースで炊くと、他におかずは要らないってほど美味しいのです!


うちの旦那は今年の春の健康診断で血糖値が高いと注意され、以降薬を服用しています。インシュリンを打つことになったら大変なので、薬と同時に食事療法もやっています。


白米は良くないけれど具を入れるとましだと聞いたので、炊き込みにして食べさせることが多くなったし、白米より玄米の方が良いとも聞いたので、昨日のように玄米やワイルドライスが食卓に登場することも増えました。

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大きなお皿にカレーとご飯、それにサラダを取って、ワンプレートディッシュ風にしていただきました。


ダイソーシアトル店で買った100均の食器ですが、結構アジアンな雰囲気を醸し出していて、私的には大満足!

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