- 「ビジネス書」のトリセツ/水野俊哉
- ¥1,260
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これを読んで「おぉ!よくぞここまで書いてくれました!」と驚くやら大笑いするやらで、すっかり水野俊哉氏の大ファンになった谷口。
その水野氏の今回の新刊は何と恋愛本ガイドである。
- モテ本案内51/水野 俊哉
- ¥1,365
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思い起こせば大学時代。後輩男子の部屋に遊びに行ったら“ヤングアダルト情報源「恋愛編」”が本棚に並んでいるのを発見。
「どしぇ~っ!マニュアル本なんか読むなよ~!」とあきれたことを思い出す。
が、人の話を聴かずに“何を話そうか”ということばかり考えていた私こそ、マニュアル本を読んでおくべきだったと今になって思う次第である。
この恋愛指南書というものは、流行り廃りこそあれ、永遠不滅のカテゴリーだ。
そして作者がそれぞれの人生経験や専門分野の知識を駆使してさまざまな視点から書いているのだが、それが必ず万人にフィットする方法論ではありえない。
よく電車の中吊り広告を眺めていると、「カレの本命になるには?」などという特集を組んだ女性誌を見かけるが、私なぞは思わずフフンと鼻で笑ってしまう。
“イマドキ古いなぁ・・・「本命にしてもいいカレとは?」くらいの勢いで行かんかい!”と。
つまりモテ本にも向き不向きがあるということだ。
そんな“星の数ほどあるモテ本の中から、どれを読めばいいんだろう?”というニーズに応えるのがこの水野氏の新刊なのである。
高級クラブホステスの蝶々さんが書いた「小悪魔な女になる方法」、オールアバウトで「男と女の恋愛学」ガイドをつとめる潮凪洋介さんの「モテル女の気配りテク70」などをはじめ600冊以上から厳選したという51冊を紹介。
最後には「あなたを結婚へと導く10のステップ」というモテ本の正しい読み方指南までついている。
ここに入っている「男女の商品価値」グラフが、アラフォーな女性にはちょっとイタいかもしれないけど(笑)
しかし彼は読者の目の前に、あからさまな現実を突きつけるだけではなく
ちゃんと愛ある解決策も提示している。私はそこに水野氏の人間愛を感じるのだ。
水野氏のマーケティング力、膨大な知識量、そして軽妙な語り口が冴え渡る一冊。
すでに恋愛をセミリタイアした人も、読み物、マーケティングの一貫として読んでみても面白いだろう。
本日8日いっぱい、ネット書店・リアル書店で水野氏の新刊を買うとさまざまな特典がもらえる
キャンペーンが開催されている。
http://www.mizunotoshiya.com/mote51/
また12月13日には 発売記念パーティー・セミナーを開催されるそうな。
http://www.mizunotoshiya.com/mote51/kinen.html
パーティではカップリングゲーム?などもあるようなので、恋人募集中の方はぜひサイトをのぞいてみてはいかがだろうか。