宇宙人ジョーンズ「大相撲」篇のCM 視聴後の感想です | 続きは、CMのあとすぐ!

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インターネットの企業サイトや、動画サイトにあるテレビCM動画を中心にご紹介しながら、CMや動画、CMソングについて、私独自の視点でいろいろと感想を述べているブログです。

この記事は、2013年4月30日更新の、第37弾は、大相撲を引退した元高見盛こと振分親方の人気を調査! 宇宙人ジョーンズ「大相撲」篇 の視聴後の感想となります。


では、宇宙人ジョーンズ「大相撲」篇のCM、視聴後の感想の記事にまいりましょう。


まず、次の3項目でご紹介の、青文字と黒文字に分かれている記事は、青がサントリーのサイトからのCM情報で、黒が私なりの感想となります。


視聴後の感想


◆もはや職業病? 飲みカットでもロボコップみたいになっていた振分親方


親方自身、「一番不安でした」と語っていた人生初の飲みカット。

本番ではとにかくいつも通り、自然な形で飲んでもらいつつ、演出上、飲み終わりの手の位置や顔の向きなどに、若干微調整を加えました。


CM撮影が行なわれたスタジオでは、東関部屋の稽古場を再現。


しかもCMでは、「ボス レインボーマウンテンブレンド」の缶コーヒーを、あの宇宙人ジョーンズで、ハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズと一緒に飲むシーンもあったんですからね。


人生初の飲みカットだけでなく、トミー・リー・ジョーンズと一緒に飲むことにより、果たしてうまくできるだろうかという不安は、振分親方自身、CM撮影のずっと前から抱いていたのかもしれません。


ところが、あまりにも緊張していたせいか、全体的に動きがぎこちなく、思わず監督の口から「本当のロボコップみたいになってるから、もっとリラックスしてください」という声が。

“角界のロボコップ”という自らの愛称を盛り込んだユーモアあふれる指摘には、親方ご本人だけでなく、周りのスタッフからも大爆笑が起こりました。


現役時代は、「角界のロボコップ」という愛称で親しまれていた高見盛こと振分親方。


その「角界のロボコップ」の名付け親は、元テレビ朝日アナウンサーで、スポーツジャーナリスト、東京相撲記者クラブ会友(かいゆう・ 同じ会に入っている友人、会員ではないがそれに準ずる資格や身分を持つ人)の銅谷志朗さんという方であったそうです、


それを、当時、高見盛と同じ東関部屋に所属していた、元横綱・曙がこれを広めたとのこと。


あらためて、私が言うまでもないことですが、現役時代の愛称の元となった「角界のロボコップ」のロボコップとは、日本では1988年2月21日に公開されたアメリカ映画「ロボコップ(RoboCop)」でした。


映画「ロボコップ」は、殉職した警官の遺体を利用したロボット警官「ロボコップ」が活躍するSFアクション映画で、これまで1990年に「ロボコップ2」、1993年に「ロボコップ3」が公開されています。


そんな「角界のロボコップ」と呼ばれた高見盛は、2000年秋場所で、取組前に恐怖心を払う儀式として独特のパフォーマンスを始めて以来、現役を引退するまで何百回もこのパフォーマンスを行ない続けてきました。


いわば、もう身体に染みついて離れないような、一種の職業病と言ってもいいでしょうね。


なので、CM撮影での飲みカットで、振分親方がロボコップのようになっていたというのも納得です。


◆CMでの対戦相手は小野川親方だった


対戦相手は、振分親方と同じ今年の初場所で引退した小野川親方(元幕内・武州山)です。


宇宙人ジョーンズ「大相撲」篇のCMで、振分親方の対戦相手となっていたのは四股名は武州山隆士で、振分親方と同じ青森県出身の、藤島部屋所属であるという武州山こと小野川親方という方だったんですね。


しかしながら、幕内で活躍していたにもかかわらず、私の中では印象が薄い力士だなと思っていたら、幕内戦歴が63勝102敗(11場所)であったとのこと。


振分親方にとっては同郷の中学時代からのライバルで、今回も「相手が高見盛なら喜んで」と自ら名乗りを挙げていただき、本番では現役時代を彷彿とさせる熱い取り組みを披露していました。


振分親方が青森県北津軽郡の出身だったのに対し、小野川親方は同じく青森県の南津軽郡出身であるとのこと。


いわば、中学時代からのライバルだけでなく、現役時代では北津軽郡と南津軽郡との対決でもあったわけなんですね。


ちなみに対戦成績は、振分親方の7勝5敗。

現役時代は振分親方に勝ち越された小野川親方が、今回の番外戦では約1時間に渡って振分親方を投げ続け、一矢報いる形となりました。


約1時間にわたって小野川親方が振分親方を投げ続けたとは…。


まるで相撲部屋の朝稽古のようではありませんか!


◆行司役を演じるため、第34代木村庄之助からレクチャーしてもらったジョーンズ


今回は「行司装束」と呼ばれる直垂(ひたたれ)、烏帽子、白足袋という出で立ちで登場。

今までさまざまな職業の衣装を身につけてきたジョーンズさんですが、日本の伝統的な衣装を今回も楽しんでいました。


大相撲の力士と違って行司は入門に試験や検査はありませんが、行司の志願資格は健康面の他、中卒以上の19歳までという年齢制限があるそうです。


それでも行司になることができたのは、やはりジョーンズの宇宙パワーだったのでしょうか? 


それともふるさとの星から、ジョーンズを行司にするための見えない力が働いたのが大きかったのかも?


いままで宇宙人ジョーンズCMシリーズで、いろんな職業の衣装を身に着けてきたジョーンズさんでしたが、今回の大相撲の行司姿もなかなかよく似合ってましたね。^^


また、行司役のジョーンズさんのコーチを務めたのは、行司の最高位を務めた第34代木村庄之助さん。

本場所で使う軍配を手に、本格的な行司の裁き方や姿勢をレクチャーしていただきました。


大相撲の結びの一番で、「行司は木村庄之助」とアナウンスがあるように、木村庄之助は、まさに行司における最高位の階級であると言えます。


★チョコっと一言!

大相撲の行司における最高位のことは「立行司(たてぎょうじ)」と呼ぶそうです。


すでに2008年4月21日に65歳の誕生日を迎え、定年退職となった第34代目の木村庄之助さんですが、元立行司から本格的な行司の裁き方や姿勢をレクチャーしてもらえるなんてスゴイことですね(ジョーンズはそのことをわかっていたのでしょうか?)。


★チョコっと一言!

ちなみに、2011年11月場所より、第36代の木村庄之助さんが襲名しているそうです。


日頃から日本の伝統文化に関心を寄せるジョーンズさんも、熱心に木村庄之助さんの話に聞き入り、その優雅な立ち居振る舞いを真似しながら、行司としての動き方を体に叩き込んでいました。


今後の演技に役立つかどうかはわからないものの、ジョーンズが行司役を務めたことは、日本人でもめったにできないいい経験となったことでしょうね。



以上が、サントリーのニュースリリースのサイトのCM情報ににより引用した視聴後の感想でした。


次の項目からは、私による視聴後の感想となります。


◆クロマキーが、アサヒの「ワンダモーニングショット」のCMのように不自然に感じたのが少し残念


宇宙人ジョーンズ「大相撲」篇のCMは、全体的にいい内容だったんですが、ひとつだけ残念に感じたことがありました。


それは、クロマキーが不自然に感じたことです。


クロマキーについては、私のブログでも、2012年3月29日更新の、映像と映像の合成CMの制作には不可欠の「クロマキー」について と、2012年4月1日更新の、クロマキーの手法もここまで進歩した! 現在の最新CMに見る編集技術の素晴らしさ! のタイトルで記事を更新したことがありました。


ですから、クロマキーの意味と手法、なぜロケではなくクロマキーなのか…etcについては、上記したリンク先からの記事を読んでくださいね。


先ほどのクロマキーをテーマにした記事の中では、現代における日本のCMのクロマキーの技術がいかに進歩しているかを褒めたたえるように書いたことがありました。


ところが、宇宙人ジョーンズ「大相撲」篇のCMでは、進歩していたはずのクロマキーが、以前の技術に戻ってしまった見えてしまったんです。


過去のCMでたとえるとしたら、私のブログで2007年9月25日更新の、朝の駅のホームで桑田さんと黒澤監督との夢の競演!? アサヒワンダモーニングショット の記事でご紹介した「桑田+黒澤」篇のように。


いかにも映像を合成しましたということが、「大相撲」篇のCMを見て感じてしまったのでした。


映像を合成するのはいいんですが、たとえば、あたかも振分親方とジョーンズが国技館まで直接行って、エキストラとして参加した大勢の観客を前にCM撮影が行なわれたと、CMを見る側が錯覚してしまうような合成の仕方をしてほしかったです。


ちなみに、落語家の笑福亭鶴瓶さんが出演の、太田胃散の関節痛薬「ロコフィットGL」のCMもクロマキーだったことがわかりました。


このCMは、イタリア・ローマのスペイン階段で、1人で洋式トイレの便器に座っていた鶴瓶さん、


ロダンの彫刻で有名な「考える人」のポーズをしながら、


「人は太ったせいで膝が痛くなるのか。

 それとも膝が痛いせいで太ってしまうのか」


という、鶴瓶さん自らのナレーションとともに洋式トイレで座った考えていたシーンは、あたかも鶴瓶さんがローマに行き、実際のスペイン階段でCM撮影が行なわれたように見えたのでした。


ローマの景色と、洋式トイレに座っていた鶴瓶さんとが自然に溶け込んでいて、言われなければクロマキーには見えないCMとなっていましたね。


◆谷口節亡き後、別の声優で宇宙人ジョーンズのCMシリーズを継続させる決定をしたサントリー


2013年1月25日に更新の、第36弾でついに宇宙人であることがバレてしまったジョーンズ! 「宇宙人ジョーンズ・ネット特別」篇 の記事でもお知らせしましたように、これまで宇宙人ジョーンズのCMでジョーンズの声を担当されていた声優の谷口節(たかし)さんが、2012年12月27日にお亡くなりになりました(享年65歳)。


私としては、谷口節さんが亡くなったことを機に、サントリーさんは宇宙人ジョーンズのシリーズCMを終了するのではないかと考えたこともありました。


けれど、今回宇宙人ジョーンズ「大相撲」篇がオンエアされたことにより、サントリーさんとしては、別の声優で宇宙人ジョーンズのシリーズCMを継続することを選んだみたいですね。


◆谷口節亡き後の宇宙人ジョーンズの声を担当していたのは菅生隆之だった


それで、谷口節さん亡き後に、宇宙人ジョーンズ「大相撲」篇のCMの声を新しく担当されていた方なんですが、菅生隆之(すごうたかゆき)さんという方であったことがわかりました。


菅生隆之さんは、1952年8月1日生まれの千葉県出身の声優で、文学座所属の俳優でもあるとのこと。


年齢は、この記事を書いている時点ですと60歳の還暦を迎えていました。


声優としては、テレビアニメ、劇場アニメもあったものの、なんといっても海外ドラマや洋画吹き替えに多数出演しており、代表的な持ち役にはアル・パチーノ、ジャン・レノ、トミー・リー・ジョーンズなどがありました。

あぁー! トミー・リー・ジョーンズの吹き替えに出演されたことから、菅生さんが谷口さん亡き後の宇宙人ジョーンズの声を担当されることになったわけなんですね。


ほかにも、文学座所属ということで、菅生さんは俳優としても舞台やテレビドラマにいくつか出演されていました。


◆声の違和感としては、富永みーなさんが担当している「サザエさん」のカツオくらいに感じました


それにしても、さすがは洋画でトミー・リー・ジョーンズの声を担当されている菅生さん。


多少の違いはあったものの、「大相撲」篇のCMでのジョーンズの声は、谷口さんと比較してもほとんど違和感がありませんでした。


たとえるなら、フジテレビの国民的長寿アニメ「サザエさん」で、2代目カツオの声を担当していた声優の高橋和枝さんが1999年3月23日にお亡くなりになった1年前の1998年より担当している、声優の富永みーなさんの3代目カツオの声といった感じでしょうか。


それだけ、私としては菅生さんによる宇宙人ジョーンズの声にはほとんど違和感がありませんでした。


★チョコっと一言!

ちなみに、「サザエさん」の初代カツオの声は声優の大山のぶ代さんとなります。


それに比べ、アニメ「ドラえもん」で、かつてのドラえもんの声優だった大山のぶ代さんから新しく交代してからもう何年もたっているのに、いまだに水田わさびさんによるドラえもんの声はかなりの違和感がありますね…。


◆CMソングは中島みゆきの「糸」


テレビCM動画をご覧になった方は、画面右下のクレジットでもおわかりのように、宇宙人ジョーンズ「大相撲」篇のCMソングは、シンガソングライターの中島みゆきさんの「糸」という曲でした。


「糸」の曲は、「大相撲」篇のCMの前から聴いたことがあったんですが、詳しくは思い出せませんでした。


そこで調べたところ、この曲は、1998年2月4日に発売された中島みゆきさんの35枚目のシングルで、「糸」は「命の別名」の両A面であったこと。


2曲とも、1998年1月9日~3月27日まで、全11話として放送されていたTBSドラマ「聖者の行進」の主題歌に起用されていたことを思い出したのでした。


★チョコっと一言!
ただし、「糸」の曲は「聖者の行進」ですと、第1話、第4話、第10話、最終話に。


「命の別名」の曲は、第5話と第9話で流れていたそうです。


どうりで、私の中で「命の別名」の曲の印象が薄かったはずです。


下にYouTubeからのリンクをご用意しましたので、宇宙人ジョーンズ「大相撲」篇のCMソングとして使用された中島みゆきさんの「糸」の曲を、ささやまの森公園というきれいな公園の画像とともに試聴してみてくださいね。


YouTube-「糸」 中島みゆき ささやまの森公園  4分50秒

作詞・作曲:中島みゆき

歌:中島みゆき

(視聴プレーヤー:YouTube)

(視聴形式:サイト内)


久しぶりにフルで聴きましたが、実にいい曲ですね~。


実は、私もドラマ「聖者の行進」のドラマを毎週のように見ていました。


「聖者の行進」は、1995年に茨城県水戸市で発覚した、知的障害者に対する暴行や強姦事件である「水戸事件」をモデルにしたドラマでしたが、とにかく暴力的なシーンが多いドラマとして印象に残っています。


「聖者の行進」の主な登場人物の役柄と出演者は、次のようになっていました。


町田永遠役:いしだ壱成
葉川もも役:酒井法子
土屋ありす役:広末涼子
高原廉役:安藤政信
水間妙子役:雛形あきこ
高原鈴役:松本恵(現松本莉緒)
加賀美歩役:渡辺慶
猪瀬辰雄役:小林正寛


「糸」の曲については、おそらく「聖者の行進」のエンディングと思われる、夜中にいくつも灯っていた赤い照明のもと、みんなが楽器を演奏しながら、スタッフロールとともに流れていたことを記憶しています。


なお、ドラマ「聖者の行進」については、下のリンクでご紹介のように、2003年3月21日に4枚組のDVD-BOXも発売されていました。


【送料無料】聖者の行進 DVD-BOX 【DVD】


そして、下にご紹介のリンクは、2002年4月17日に発売された中島みゆきさんの「Singles 2000」 というタイトルのシングルコレクションのCDとなります。

全14曲のうち「糸」は6曲目に収録されていますが、ほかにも、 NHK「プロジェクトX」のオープニングテーマ「地上の星」とエンディングテーマ「ヘッドライト・テールライト」が1曲目と2曲目に。


さらには、女優の満島ひかりさんが大塚製薬の「カロリーメイト」のCMソングとして歌っていた「ファイト!」も14曲目に収録されています。


【送料無料選択可!】【試聴できます!】Singles 2000 / 中島みゆき



★もうチョコっと一言!

その1

以前、「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに振分親方が出演した際、かねてからファンだったというHKT48の指原莉乃さんと初対面していたシーンがありました。


最初私は、振分親方が指原さんのファンと聞いて、「数ある女性芸能人の中で、なぜに指原莉乃!?」と疑問に思っていました。


けれど、テレフォンショッキングの途中から指原さんが登場し、しばらく振分親方とタモリさんの真ん中にいた間、親方の両耳は終始真っ赤になっていたので、指原さんのファンというのは本当だったみたいですね。


かと思えば、この前はももいろクローバーZのファンで、モモノフ(ももいろクローバーの熱狂的ファンという意味)を公言したこともあったそうです(ファン多き親方…?)。


その2

振分親方となったことで、元高見盛のころからCMキャラクターを務めている永谷園の新CM、お茶づけ海苔「夢茶づけ」篇では、金屏風の前に、なんと白無垢の花嫁さんが登場し、隣には親方の姿が。


お茶づけのCMらしく、三三九度(※参照)のかわりにお湯が注がれ、花嫁さんと親方が一緒にお茶づけを食べていました。


もしや、CMで親方のお嫁さんのお披露目だったりして…!?


といっても、これはあくまでも振分親方の妄想で、CMでは、妄想の後、振分親方はまるで夢から覚めたかのように、寝ぼけまなこのまま、座っていた状態から横方向へと倒れ込んでいたのでした(笑)。


CMの最後では、「お嫁さんほしい~」と言いながら、1人寂しくお茶づけ海苔を食べていた振分親方。


宇宙人ジョーンズ「大相撲」篇の記事で振分親方について触れた私としても、一日も早く振分親方にふさわしいお嫁さんが現れるといいなと思いましたね。


お茶づけ海苔の新CM、お茶づけ海苔「夢茶づけ」篇のテレビCM動画は、下のリンクをクリックすると視聴ができます。


お茶づけ海苔「夢茶づけ」篇|テレビCM紹介|CM・楽しむ|永谷園
(視聴プレーヤー:Frash)

(視聴形式:サイト内)


※三三九度

三三九度とは、神前の結婚式に見られる固めの儀式のひとつで、お神酒を一つの器で共飲することにより、一生苦労を共にするという誓いを意味しています。



ということで、以上宇宙人ジョーンズ「大相撲」篇のCMと視聴後の感想の記事をお送りいたしました。



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