この記事は、2012年8月2日に更新の、第35弾は、ジョーンズが二面性を持つ天才子役の芸能マネージャーに! 宇宙人ジョーンズ「子役」篇 の続篇となります。
2012年10月3日に更新の、日本のCM史上初! 白戸家×BOSSによる人気CM×人気CMという新しい形のコラボCMが登場!
から始まり、
2012年10月16日
家政夫のジョーンズがソフトバンクショップで宇宙パワーを発揮! 第5回「店頭」篇
2012年10月23日
1000万円超ボス電が当選した白戸家が、ジョーンズと一緒にバリ旅行! 第6回「海外旅行」篇
2012年10月26日
お父さんがジョーンズを連れてきた一乗谷の滝では4度ビックリの出来事が…! 第7話「一乗谷」篇
2012年10月30日
白戸家の家政夫はもう十分のジョーンズが、ついにお父さん犬に別れを告げるCM 第8話「別れ」篇
の白戸家×BOSSのコラボCMのオンエアの余韻も残る中、2013年最初となる、サントリーの缶コーヒー「ボス レインボーマウンテンブレンド」の宇宙人ジョーンズのCMのオンエアがスタートしました!
とある惑星からやってきた宇宙人ジョーンズが、大物ハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズそっくりの地球人になりすまし、さまざまな職業を転々としながら未知なる惑星・地球を調査する「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」も、今回の記事で第36弾に!
第36弾となる新CM「ネット」篇では、ついにジョーンズが宇宙人であるという事実が世間に明らかになってしまいます!
当然、今回もある職業を経験していたのですが、まさに宇宙人でしかできないある行為をしたことにより、ついにジョーンズが宇宙人であることがバレてしまったらしいのです。
そんな状況の中で、果たしてジョーンズは今回も無事に任務を遂行することができたのでしょうか?
そして、もしジョーンズが地球人に宇宙人であることがバレた場合、故郷の星に強制送還されてしまうルールがありましたが、今回のCMで、本当にジョーンズは故郷の星に帰ってしまうのでしょうか?
それらのことを気にしつつも、まずは下のリンクをクリックして、宇宙人ジョーンズの新CMである「宇宙人ジョーンズ・ネット」篇と「宇宙人ジョーンズ・ネット特別」篇のテレビCM動画を視聴してみてくださいね。
【追記】
こちら の記事でもお知らせしましたように、すでに宇宙人ジョーンズ「ネット」篇と「ネット特別」篇のテレビCM動画の公開は終了しています。
けれど、後から私のブログを訪問してくださった方のために、視聴後の感想を含めた関連記事だけは残しておきますからね。
では、いつものように、宇宙人ジョーンズ「ネット特別」篇の60秒バージョンのCMについて私なりに振り返ってみたいと思います。
【宇宙人ジョーンズ「ネット特別」篇】
冬の夜。
目から光を放った状態で、宇宙人ジョーンズ(以下、ジョーンズ)はふわりと空を飛びながら何かの宅配をしている。
白戸家×BOSSのコラボCMとしてオンエアされていた中で、第3話「家政夫」篇と第4話「白戸家」篇のCMで見たことがあった、目をサーチライトのように光らせ、手には、薄く正方形の形をしたボックスのようなものが。
薄くて四角い形からして、どうやら、本来なら専用のバイクで行なうところのピザの宅配を空中で行なっていたようである。
どうやら、宇宙パワーで空を飛んだほうがバイクよりも早いというとで、ピザの宅配の仕事をしているようである。
目的のアパートを見つけ、通路に着地するジョーンズ。
おそらく2階と思われる、ピザを注文した階のドアの前に立ったそのとき、下の通路にいた男性から、
「なんだ、あのピザ屋!?」
と声が聞こえる。
その声に、目を光らせたまま振り返るジョーンズ。
すると、男性はデジカメを持ったまま立っていた。
どうやら、不思議な力(宇宙人パワー)を使っている様子をデジカメの動画機能を使うことで、映像で撮影されてしまったようだ。
「宇宙人!? ネットにアップしなきゃ~!」
と驚くように言いながら、その男はあわてて走り去っていった。
次の日、勤務しているピザ店で、パソコンを使って、ピザの注文があるかどうかを調べているらしく、ネットをチェックするジョーンズ。
すると、ジョーンズはネットのあるサイトで動画を発見することになる。
それは、「動画up!」という動画投稿サイトに、「衝撃映像!宇宙人ピザ宅配!」というタイトルでアップされていた動画。
どうやら、昨日の出来事が早くも動画サイトにアップされてしまったようだ。
動画には、空を飛び、暗闇で光る目が地球外生命体のように見えていた。
最初は67アクセス程度の再生回数だったが、またたく間にアクセス数は伸び、ついに300万アクセスを超えることに!
SNSにもシェアされたことで、「宇宙人キターーーーー!」と、ツィッターを含めたSNSサイトも盛り上がっているようだ。
自分が空を飛んでいる姿が動画サイトに映し出されていたその様子を観察していたジョーンズだったが、意外にも冷静なままで、
「この惑星の住人は、宇宙人に対してあくことなき興味を抱いている」
という調査報告を始める。
ウソかホントかは別として、海外でも日本でも宇宙人が写っている写真が映像がメディアに掲載されたり、テレビ番組で紹介されていてもそんなに珍しくはない。
だが今回は、宇宙人が空中でピザを宅配している動画がアップされている。
ふつうの人間であっても、なんの動力も借りないままで空中で人が空を飛ぶこと自体驚くし、話題になってもおかしくないはずだ。
動画サイトの影響を受けてか、テレビでも「検証 ネット動画 宇宙人は存在するのか!?」という特別番組が放送されることに。
数々の超常現象番組を手がけて来た男性ディレクター(矢追純一)の肯定的な意見に、オカルト現象はすべて科学で解明できると豪語する、物理学者の大槻義彦教授が反論。
最後には
矢追「あんたに説明したって、どうせわからないでしょ」
大槻「捕まえて連れてくればいいんだよ、ここに」
と、激論はヒートアップ。
ネット上でも、「捕獲!!」「捕まえて解剖だ!」などと、ものものしい意見が飛び交っている。
最初のうちは冷静に観察していたジョーンズだったが、その様子をパソコンで見つめながら、少し不安そうな表情を浮かべるのだった。
数日後、自分が担当しているエリアでの注文があったらしく、再びピザの配達に出発するジョーンズ。
しかし道の角を曲がると、突然、防犯・防災機器のひとつである「ネットランチャー」が発射される。
「確保ーーっ!!」
なんと、特殊部隊のチームによって、ジョーンズは一瞬のうちに網に捕われてしまったのだ。
シーンが変わり、山の中の研究施設。
真っ白な大きな部屋に拘束されていたジョーンズは、手術着を着てベッドに横になり、首、腰、手足に拘束具を付けられた状態となっていた。
目の前には、おそらくリーダーと思われる男性(嶋田久作)をはじめとして、白衣を着た数人の研究者たちの姿が。
ベッドに横にされていたジョーンズに、
「ジョーンズさん、科学の進歩のためにあなたを調べさせていただきます」
という言葉をかけるのだが、当然、ジョーンズは「イヤダ」と拒否する姿勢を見せている。
しばらくして部屋を出ていく研究者たち。
「ああは言っているけど協力してくれるだろう」
と、しばらく1人にしておけば、そのうち観念して協力してくれるかもしれないといった目論見があるようであった。
だが、宇宙パワーを使ってあの拘束具を外したのか。
研究者の一番後ろから、ちゃっかりジョーンズも一緒に部屋を出てきている。
そして次の瞬間、走って逃げてしまった。
研究者たちも「あっ、逃げた!」とそのことに気づきすぐに追いかけるが、ジョーンズも必死だ。
建物の外に出るなり、タイミングよくそばに自転車が置いてあり、それに乗って逃亡を続ける。
しかし、研究所の裏は林の斜面になっていて、自転車で下るには非常に危険。
それでも、自転車でガタガタと振動しながら進むジョーンズに、研究者たちが「待て、そっちは崖だ!」と叫んでいる。
しかし、ジョーンズは崖が近づいてもブレーキを踏むことなく猛スピードで突進。
なんと、そのまま崖から飛び出してしまった!
実験台になるのが嫌で、ついに自転車で崖に飛び出すことで、早まってしまったのだろうか?
遅れて、研究者たちがやっとの重いで崖っぷちに辿り着く。
しかし、さすにそこは宇宙人であるジョーンズ。
自転車で崖を乗り越えた後の、その先に見た光景は、まるで空中に道があるかのように、自転車をこぐジョーンズが重力の力に逆らって宙を前進する姿でもあった。
「科学の進歩が遠のいた…」
と、一時は宇宙人を捕え、実験台として科学の進歩に期待していただけに、残念そうに言葉をもらす研究者たち。
遠くなっていくジョーンズの自転車姿をいつまでも見つめている。
数時間後。
どこかの山の頂(いただき)にたどり着き、ひと休みしているジョーンズ。
散らつく雪の中、「ボス レインボーマウンテンブレンド」を飲みながら、
「ただ…この惑星では、宇宙人だとバレると、面倒くさい」
と、この日の調査報告を締めくくってENDとなったのであった。
視聴後の感想
◆一時的に借りた自転車だったから、あえて空中で捨てなかったジョーンズ?
まず、「ネット特別」篇のCMでは、研究者たちから逃れるために、自転車に乗ったジョーンズが崖から飛び出し、そのまま空中でもこいでいたシーンがありましたね。
あれを見て、CMの最初では空を飛んでいたジョーンズだっただけに、崖から空中に飛び出した際に、乗っていた自転車を離して捨て、そのまま空を飛びながら逃げることもできたはずです。
ただ、よく考えてみれば、ジョーンズが乗っていた自転車は、研究者たちから逃けていた途中で、たまたまそばに置かれてあったもの。
それを盗んだというと聞こえが悪いので、一時的に借りたことになりますが、当然、借りたものは後で返さなければなりません。
もしもそういったことを考慮しつつ、ジョーンズが空中で自転車をこいでいたとしたら、宇宙人でありながら実に律儀(意味:きわめて義理堅いこと。実直なこと。また、そのさま)であると言えます。
でも、ジョーンズが崖から空中に飛び出したときは、そんなことを考える余裕はなかったはず。
実際は、自分が空を飛べることさえも忘れ、ただ研究者たちから逃れたいがために、ジョーンズは無我夢中で空中でも自転車をこいでいたのではないかと思いますけどね。
◆まさに一網打尽! 宇宙人ジョーンズを一瞬のうちに網に捕えたネットランチャー!
もうひとつ、「ネット特別」篇のCMでは、特殊部隊のチームによって、ジョーンズは一瞬のうちに網に捕われてしまったシーンがありましたね。
まさに一網打尽! という言葉がふさわしい、ジョーンズを一瞬のうちに網に捕えていたのは「ネットランチャー」と呼ばれ、実際に商品としても販売されていたことがわかりました。
ネットランチャーは、スイッチを押すだけの簡単な操作で瞬時に網が飛び出し、不審者に絡まり動きを抑制。
その間に避難する等の時間を稼ぐことができるための商品なのだそうです。
これは、護身用として自分の身を守るための防犯グッズとしては、実に頼もしいと言えますね。
ただ、本来ネットランチャーは、学校や教育委員会の教育機関や、病院やお店などの法人格を対象とした商品だそうなので、個人の方には販売していないとのこと。
これについては、もし個人に販売した場合、使い方によってはネットランチャーでイタズラをすることだってできてしまいますので、当然といえますね。
下にご紹介のリンク先で販売されているネットランチャーについても、販売の際、教育機関、あるいは法人格であるかどうかを確認させていただくことになっているということでした。
【ネットランチャー】AL Type(VVC-1-401) 【メール便対応外×】1点でも【送料無料】!
◆「ネット」篇、「ネット特別」篇が遺作に… 宇宙人ジョーンズの声を担当していた谷口節さんがお亡くなりになりました
最後に、みなさんもすでにご存じの方が多いと思いますが、2012年12月27日に、声優の谷口節(たかし)さんが東京の荒川区の病院で亡くなられていたことがわかりました。
享年65歳でした。
谷口節さんは、1947年7月5日生まれで北海道出身の声優として、
「メン・イン・ブラック3」(エージェントK役/トミー・リー・ジョーンズ)
「燃えよドラゴン(リー役・ブルース・リー)
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ(ビフ・タネン)
など、数多くの洋画や海外ドラマの吹き替えで活躍。
テレビアニメについても、主役級と言えるような作品は見当たらなかったものの、実に数多くのアニメの声を手がけておられました。
中でも、フジテレビの大人気アニメ「ONE PIECE」では、猿山連合軍最終園長(ラストボス)のモンブラン・クリケットの声を担当されていたそうです。
そして、谷口さんといえば、私のブログでも記事を書いているサントリーの宇宙人ジョーンズシリーズのCMで、トミー・リー・ジョーンズさんが扮する宇宙人ジョーンズの声を担当していた方でもあります。
谷口さんが亡くなられたことにより、今年の1月にオンエアされ、今回記事を書いた宇宙人ジョーンズの「ネット」篇と「ネット特別」篇のCMが遺作となったのでした。
私も、宇宙人ジョーンズの記事を何度も書いているご縁により、谷口節さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
◆谷口さん亡き後も、別の声優で宇宙人ジョーンズのCMも続行?
谷口さんがお亡くなりになったとなると、心配なのは、今後サントリーの宇宙人ジョーンズシリーズのCMはどうなってしまうのかということになります。
これについては、たとえば、古くはテレビアニメ「ルパン三世」のルパン役の声優で有名な山田康雄さんが、1995年3月9日に62歳でお亡くなりになった後、後任としてものまねタレントの栗田貫一さんが引き継いだことがありました。
山田さん亡き後に制作され、1995年のゴールデンウィークにルパン三世の劇場映画第5作として公開された「ルパン三世くたばれ!ノストラダムス」で、栗田さんは早速ルパン三世のルパン役の声を担当することに。
私も、この映画はテレビで見たことがありましたが、最初は栗田さんによるルパンの声に少し違和感を抱いたことがありました。
けれど、いまやルパンの声といえば栗田貫一と呼んでもいいくらい、「ルパン三世くたばれ!ノストラダムス」以降に公開されているルパン三世の劇場映画やテレビアニメを見ても、まったくといっていいほど違和感がなくなっています。
それだけ、栗田さんも山田さんの声を演じるためにいろんな努力をされていることになるんでしょうね。
もうひとつ、テレビ朝日の討論番組「ビートたけしのTVタックル」の番組のナレーションを担当していた声優の郷里(ごうり)大輔さんが、2010年1月17日に57歳で突然の死去ののち、同じく声優の銀河万丈さんに引き継がれたことがありました。
けれども、私にはまるで最初から銀河さんが担当していたのではないかと思うくらい、郷里さんから銀河さんに変わっても、まったく違和感がありませんでした。
このように、谷口さん亡き後も、もし今後も宇宙人ジョーンズのCMシリーズが続くのであれば、別の声優さんが違和感を抱かない程度に、宇宙人ジョーンズの声を引き継いでほしいなと思ったのでした。
今回の記事はいかがでしたか?
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