2006年のCMのNo.1が決定! BRAND OF TNE YEAR 2006 1位~5位 | 続きは、CMのあとすぐ!

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インターネットの企業サイトや、動画サイトにあるテレビCM動画を中心にご紹介しながら、CMや動画、CMソングについて、私独自の視点でいろいろと感想を述べているブログです。

2006年度にテレビ放映され、最も好感度の高かったCMを決定する「BRAND OF THE YEAR 2006」が、今年の12月12日に、東京都港区内のCM総合研究所で行なわれました。


CM総合研究所主催のBRAND OF THE YEAR 2006も、今回で15回目。


一般から選んだ、モニター登録をしている首都圏在住の男女3000人が毎月回答する「月例CM好感度調査」を集計して決定するとともに、「CM好感度」や「ブランド使用意向度」などの4つの指標を合わせ、 「CMブランディング評価」として総合順位を発表しているということです。


この結果を受けて、関根建男・CM総研代表は、「ケータイやテレビ・カメラなどの情報系に、消費者の関心が集中した」と、今年のCMの傾向を分析。

「タレントの力やユーモアな内容だけに踊らされるのではなく、価格や価値を見極めて、消費者が主体的にものを選ぶ時代になってきた」と総括されたということです。


さらに、テレビとネットの連動型CMについては、2005年と比較して10%増と大幅に伸び、 全CMの3割を占めるほか、CMの最後に検索窓が表示されることで、キーワード検索を促すCMは、2005年の43作品から、今年は443作品というふうに約8倍の伸びを記録したということでした。


以上CMニュース、昨年のキャスターぶりが好評(?)といわれていたものの、レギュラーとしてはまだまだということで、今年も臨時キャスターのままのcommercialがお送りしました(笑)。


◆1位はKDDIの「au」!


そのBRAND OF THE YEAR 2006ですが、年間トップ10は次のような結果となりました!


1位 KDDI au
2位 資生堂 TSUBAKI
      
3位 東京ガス  ガスパッチョ!    
4位 NTTドコモ  携帯電話      
5位 NTTドコモ  料金        
6位 大塚製薬  オロナミンC    
7位 日本コカ・コーラ  ジョージア     
8位 NTT東日本  フレッツ       
9位 東京電力  Switch!       
10位 シャープ  AQUOS



ではひき続き、BRAND OF THE YEAR 2006のランキングの結果について、テレビCM動画をまじえながら、私なりに振り返ってみたいと思います(テレビCM動画は、企業サイトで公開されている限り、随時更新していきたいと思います)。


◆昨年は詳しく解説されていたのに…


BRAND OF THE YEAR 2006の1位~5位までのランキングを振り返る前に、昨年は「CM10傑」と題し、第14回 BRAND OF THE YEAR 2005 というサイトで詳しく解説されていたのに、今年のCM総合研究所のBrand of the Year 2006のページでは、各ランキングの代表作と、受賞のポイントなどについてやや情報不足な感じとなっていたんです。


そのため、トップ10にランキングされていたCMの中には、私の憶測で書いている記事もありますので、あらかじめご了承くださいね。


◆BRAND OF THE YEAR 2006の1位~5位までを振り返ってみました


では早速、BRAND OF THE YEAR 2006、1位~5位までのランキングの結果を振り返ってみることにしましょう。


いつものようにと下線の入った文字は、各ランキングの企業サイトからのテレビCM動画のリンクですので、よろしければクリックしてご覧になってくださいね。


第1位 KDDI「au」 


見事1位に輝いたKDDI「au」のCMは、「旬の女優をうまく使い、CMの投入量も業界で最も多かった」として選ばれたそうです。


そのauのCMのイメージキャラクターは、もちろん仲間由紀恵さん。


今年は、auのテレビCMのために結成された「仲間由紀恵 with ダウンローズ」という3人のユニットが、2006年3月15日に「恋のダウンロード」の曲でCDデビューをしたと思ったら、2曲目の「恋は無期限」をリリースした後ですぐに解散してしまったなど、仲間由紀恵 with ダウンローズとしてのCMが話題となりましたよね。


また、2006年10月24日より、携帯電話の加入者が別の事業者(キャリア)に契約を切り替えても、元の番号がそのまま使える「ナンバーポータビリティ制度」の前から流れていた、「さあ、いらっしゃい」と言って、仲間由紀恵さんが両手を前に差し出しながらauへの加入を勧めるCMも、賛否両論ありながらも話題になったようです。


ちなみに、私はauのユーザーであることから、今年の仲間由紀恵さんのCMはいつも注目していました。


第2位 資生堂 TSUBAKI


2位の資生堂のTSUBAKIは、予想通りランキングのベスト3内に入りましたね(私は1位だと思っていました)。


資生堂では、最高の美を追求する心の象徴として位置付けられ、シンボルマークともなっている「花椿(はなつばき)」。


TSUBAKIは、その商標と、商品の特長である新・美髪成分「高純度椿オイルEX」とを融合させ、最高の美を追求する心と日本女性の髪の美しさを開花させたいという想いを「TSUBAKI(ツバキ)」に込めるとともに、資生堂の新しいヘアケアブランドとして誕生しました。


私としては、いちばん最初、SMAPの「Dear WOMAN」のCMソングとともに、仲間由紀恵さん、田中麗奈さん、上原多香子さん、観月ありささん、広末涼子さん、竹内結子さんなど、6人の有名女優が広告キャラクターのTSUBAKIのCMを見たときの衝撃を、いまでも忘れることができません。


ふだん直感とかひらめきなどは、比較的鈍い私なんですが、このTSUBAKIのCMを見た後、



「商品もCMソングも大ヒットしそうな予感…」



と、1998年5月、6歳年下の歯科医と結婚した際の松田聖子さんの婚約会見でのセリフではないけれど、何かビビビッとくるものがあったんです。


実際、TSUBAKIの商品と「Dear WOMAN」のCMソングは、どちらも大ヒットしましたからね~。


第3位 東京ガス ガスパッチョ!


3位の東京ガスのガスパッチョ!は、以前一度サイトを訪問してCMを見たことがありました。


今回この記事を書くために、再度サイトでCMを見たものの、ブログで記事として取り上げなかったこともあったように、私の評価としてはいまひとつでした(CMの掲示板での評価は高かったんですけどね)。


いくつかテレビCM動画が公開されていた中で、ランキングの対象になったCMとしては、ガスパッチョのCMのイメージキャラクターである妻夫木聡さんがいる部屋に、突然洋服ダンスが開き、そこには平成の時代にいるはずのない、日本史や世界史でもおなじみの歴史上の人物たちが登場。


床暖房やガスファンヒーター、ピピッとコンロなど、ガスを使ったいろんな商品に歴史上の人物たちが感心してしまうといった内容のCMとなるみたいですね。


それでも、日本史や世界史に出てくる歴史上の人物が、タイムマシン(?)になっている洋服ダンスから出てくるという設定はユニークに思えたんですが、残念ながら「面白かった」「気に入った」というところまではいきませんでした。


第4位 NTTドコモ 携帯電話


●NTTドコモ 「KAT-TUN」出演広告
903iシリーズ「GAME」篇 30秒
903iシリーズ「DCMX」篇 30秒
903iシリーズ「MUSIC」篇 30秒


●「だから私はドコモです」シリーズ広告|企業情報|NTTドコモ
「劇団ひとり-だから私はドコモです」篇 30秒
「aiko-だから私はドコモです」篇 30秒
「武豊-だから私はドコモです」篇 30秒
「オセロ-だから私はドコモです」篇 30秒
「宮崎あおい-だから私はドコモです」篇 30秒
「朝青龍-だから私はドコモです」篇 30秒
「津川雅彦-だから私はドコモです」篇 30秒


●NTTドコモ 「KAT-TUN」出演広告
903iTV「サーフィン」篇 30秒


4位のNTTドコモの携帯電話の、CMランキング入りでの代表作としては、KAT-TUNによるものと、「だから私はドコモです」というシリーズでの、劇団ひとりさん、aikoさん、武豊さん、オセロさん、宮崎あおいさん、横綱・朝青龍関、津川雅彦さんによるバージョンのどちらかが考えられます。


けれど、たとえKAT-TUNがドコモのCMに出演しようと、「だから私はドコモです」と、劇団ひとりさんや、大物俳優の津川雅彦さんなどの有名人がドコモの良さをおすすめしようと、auのユーザーの私としては、ドコモに変える気などまったく起こらなかったですね。


第5位 NTTドコモ 料金


5位にもランキングされていたNTTドコモのCMで、料金というのは、たぶんドコモダケによるものでしょうね。


テレビCM動画も視聴してみたんですが、東京国際女子マラソンのテレビ中継の下1/3のスペースを使って流れたという「1/3でコマーシャル」篇は、マラソンの途中でCMが入るパターンではなく、マラソンの中継はそのままで、下1/3だけがドコモのCMということが、ちょっと画期的に思えました。


とはいえ、前回の記事でも書いたように、やっぱりドコモダケの口の両側にある×のマークが痛々しく感じてしまいます。



ということで、BRAND OF THE YEAR 2006の1位~5位までのランキングと、テレビCM動画のご紹介をまじえた私なりの感想はここまで。


ひき続き次の記事では、BRAND OF THE YEAR 2006の6位~10位までのランキングにおけるテレビCM動画のご紹介と、私なりの感想を書かせていただきますからね。(^-^)/



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