このままご返信にて承る形もあります | ほどよい敬語~「コミュニ敬語」でいこう

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プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。

「このままご返信にて承る形もあります」

商品についてお客様からの問合せがありました。
本来ならネットショップのカートを使って注文するとよいのですが、すでに問合せの内容が解決し、あとはご注文をいただくだけという段階です。

お客様から「分かりました。じゃあ、カートから改めて注文したほうがいいですね」と返信があり、それに対して、「わざわざカートからでなくていかまいませんよ」という意味で回答する場面です。

「~形があります」「~形になっています」は近年多用される言い方ですが、あまり使わないほうがいいでしょう。

このままご返信にて承る形もあります
→◯「このメールのご返信にて承ることも可能です」
→◯「このメールのご返信でご注文いただく方法もございます」

なお、その際には後に記載内容を明記しておきましょう。
「このメールのご返信でご注文いただく方法もございます。その際には【品名・品番、お名前、郵便番号、ご住所、お電話】をお書き添えくださいますようお願いいたします」と付け加えるといいでしょう。


───ポイント

☆「~形もあります」はよく耳にする言い方ですが、ビジネスではあまりふさわしい表現ではありません。


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