あわや | ほどよい敬語~「コミュニ敬語」でいこう

ほどよい敬語~「コミュニ敬語」でいこう

プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。



「あわや」

「あわや」とは、感嘆語でもあり「危急のときに驚いて発する声」(広辞苑)。
副詞としては「危うく」「すんでのところで」という意味で、使われます。
もう少しで危ないことがおこるところだった、というような状況です。

そもそも一般の話し言葉では使うことがありません。よく聞くとしたら、書き言葉や、あるいは報道番組などではないでしょうか。最近では「あわや優勝かと思いましたが」「あわやホームランかと思いましたが」といった使い方を耳にします。
あと少しでいいことが起こると思ったのに、というニュアンスに受け止められてしまいますが、一
般化したとまでは考えないほうがいいでしょう。
「もう少しで優勝かと思いましたが」「もう少しでホームランと思いましたが」という言い換えをおすすめします。



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