謙譲語IIの作り方 | ほどよい敬語~「コミュニ敬語」でいこう

ほどよい敬語~「コミュニ敬語」でいこう

プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。

謙譲語IIの概要はこちらで説明しました。
一般的な謙譲語Iと違い、自分の行為が向う先が相手ではない場合でも、丁重な意味を添えるときに使います。

・謙譲語IIの中でも「参る」「申す」などは特定形で使うので簡単です。→ よく使われる特定形(謙譲語II)

・参る     →あちらから園児達が参りました
        →陽が暮れて参りました
        →紅葉して参りました
        →息子が中国へ参ります
・申す     →ニュースでは、そのように申しておりました
・いたす    ←次の駅を通過いたします
・おる     ←ご注文の品は以上で揃っておりますか
        ←新聞でそう書かれておりました
・存じる    ←その件は存じております


・~いたす
 通過する→  通過いたす
 *「~する」の形をしたサ変動詞にのみ使うことができます。

【名詞の謙譲語II】愚、小、拙、弊
 愚見、小社、拙著、弊社、弊店

 *主に書き言葉で使います


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