謙譲語IIの概要はこちらで説明しました。
一般的な謙譲語Iと違い、自分の行為が向う先が相手ではない場合でも、丁重な意味を添えるときに使います。
・謙譲語IIの中でも「参る」「申す」などは特定形で使うので簡単です。→ よく使われる特定形(謙譲語II)
・参る →あちらから園児達が参りました
→陽が暮れて参りました
→紅葉して参りました
→息子が中国へ参ります
・申す →ニュースでは、そのように申しておりました
・いたす ←次の駅を通過いたします
・おる ←ご注文の品は以上で揃っておりますか
←新聞でそう書かれておりました
・存じる ←その件は存じております
・~いたす
通過する→ 通過いたす
*「~する」の形をしたサ変動詞にのみ使うことができます。
【名詞の謙譲語II】愚、小、拙、弊
愚見、小社、拙著、弊社、弊店
*主に書き言葉で使います
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