尊敬語の作り方 | ほどよい敬語~「コミュニ敬語」でいこう

ほどよい敬語~「コミュニ敬語」でいこう

プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。

尊敬語の概要はこちらで説明しました。

・相手の行為についての尊敬語のなかでも、「いらっしゃる」「おっしゃる」などは特定形で覚えてしまうと簡単です。→ 尊敬語の特定形

それ以外の「一般形」と呼ばれる尊敬語は、作り方に一定の用法があります。
・お(ご)~になる
 読む→お読みになる
 書く→お書きになる
 *ただし、変則的な特定形は「見る→ご覧になる」「寝る→お休みになる」などと変化します。

・~なさる
 発表する→発表なさる
 料理する→料理なさる
 来店する→来店なさる
 上京する→上京なさる
 *この形を作ることができるのは、サ変動詞(「~する」)についてのみ。
 「する」を「なさる」に変化させます。

・ご~なさる
 ご来店なさる
 ご上京なさる
 *この形を作ることができるのは、サ変動詞(「~する」)についてのみ。
 「する」を「なさる」に変化させたものに「ご」を付けます。
 「ご」を付けられない単語には使うことができません。→「お」「ご」どちらを付ける?

・お(ご)~だ
 待つ→お待ちだ
 謙遜する→ご謙遜だ
 *特定形は「来る→お見えだ」「知る→ご存知だ」と、
  まず特定形に変化させてから「だ」を付けます。
 *通常、話し言葉では「お待ちです」「お見えです」「ご存知です」など
  丁寧語「です」を加えて使われることがほとんどです。

・お(ご)~くださる
 読み→お読みくださる
 来店する→ご来店くださる
 利用する→ご利用くださる

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