佐渡百選 No.84 小木港祭り
かつて相川金山で産出された金銀の積み出し港として栄えた江戸時代、
木崎神社に米を奉納したことから小木港まつりは始まったと聞きます。
港町らしく活気に満ちた伝統ある祭りです。
祭り行事では小獅子舞、ちとちんとん、鬼太鼓、大獅子舞、などの
伝統芸能や民謡流し、よさこい、神輿渡御などを見ることができます。
小木を拠点に活動をする鼓童も祭りに参加して
盛り上げます。
コチラは研修生たちが町内を練り歩くサンバパレードです。
和太鼓ではなくドラムで陽気なリズムを響かせ、
もうワクワク・ウキウキと楽しいですо(ж>▽<)y ☆
太鼓好きな甥っ子クンもちょっとドラムを叩かせてもらい、
「sadosannbakai」のうちわもいただいてご機嫌です。
ペットボトルにビーズが詰められた手作りマラカスも
かわいらしいです。
鬼太鼓は佐渡の他の地域で見られるモノとは変わっています。
黒鬼面のナギと赤鬼面のゴッツ、そして一升枡を持った
翁のマメが太鼓周辺にいますが、太鼓に合わせて
舞うことはありません。
野次を飛ばす子供たちを追い回したり、小さな子がいると顔を
のぞき込んで泣かせたりとヤンチャな鬼たちです。
鼓童の藤本吉利さんを中心に行われる「岩崎伝佐渡鬼剣舞」も
参加されます。
町内の各地を歩いて廻り所々で舞を披露されていました。
写真はたらい舟のりばの駐車場で舞われたものです。
衣装が魅力的です。
若手の方たちが面を着けずに舞われた様子も
見ることができました。
威勢のいい みこし流し
島内各地から担ぎ手が集まり、祭りを盛り上げます。
二日目の夜も大提灯を囲んでの小木おけさが
深夜まで踊り続けられます。
この小木祭りが終わると夏の終わりを感じます。
実際に、気温も下がって朝晩は肌寒く感じるようになりました。
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