『痛風』実は運動が引き金！？若年化傾向、女性も増加中！気を付けるのはビールだけではありません
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ある日突然、転げ回るほどの痛みに襲われ、
歩行さえ困難になる痛風。
かつては中高年の病気と言われていましたが、
最近は女性も増えており、
なんと発症のピークが３０代だとか！
運動も発症の引き金になるということをご存知ですか？
さらに、健康のために行っている方も多いのでは…
早速、痛風についてご紹介致します！
【痛風とは？】
関節の周りに尿酸が溜まり、炎症を起こす急性関節炎。
【発症の経過】
・１つの関節周囲に突然炎症が起き、1～2日でピークとなる。
・２週間前後で消退し完全に消失する。
※数ヶ月から1年以上と言う場合も多い
・１度消失しても、数年に渡り複数回の発作が起きることが多い。
【原因、メカニズム】
・尿酸は体に一定量以上溜まらないよう、
尿や便などと一緒に排泄されている。
・暴飲暴食、プリン体の過剰摂取により、
排泄能力が間に合わなくなり排泄されずに溜まっていく。
＝『高尿酸血症』。
・炎症を起こすと下記症状、『痛風』発作となる。
【痛風発作の症状】
・典型例として、足の親指の付け根が赤く腫れる。
・病名の由来通り『風が吹いても痛い』と例えられるほどの激痛。
※典型例は全体の４割ほど
・足の甲、くるぶし、膝、手首、肘などに症状が出ることもある。
※捻挫、打撲と思い込んで発見が遅れることが多い
【治療法、予防法】
・激痛の時には患部を冷やして安静にする。
※寝る時は心臓よりも高い位置に
・痛みが治まった後に、痛風発作の元になった高尿酸血症の投薬。
※非ステロイド抗炎症剤が基本。症状でステロイドを使ったり、尿酸排泄もしくは、生成抑制など、症状・経過に応じで医師と相談の上行われる
・食生活の改善、野菜を多くバランスの良い食事。
・プリン体の過剰摂取を避ける。（食事、飲み物含め）
・１日２L以上水分摂取が勧められる。
※尿酸は腎臓から尿へ排泄されるため。
・過度な運動を避ける
※水分摂取に関して、心疾患、腎疾患等がある場合、医師に相談
【運動が引き金になることも！】
«なぜ？»
発汗によって血中の水分濃度は少なくなり、
血液はドロドロ状態。尿酸は発汗では代謝されない！
痛風患者にとって、このドロドロ状態が一番望ましくない
«さらに注意！»
スポーツ飲料の飲み過ぎがさらにＮＧ！
清涼飲料水に多く含まれる成分が、痛風発症に関連する。
※ハイフルクトースコーンシロップという成分で、
『ブドウ糖果糖液糖』『果糖ブドウ糖液糖』がこれにあたる
«故に…»
激しいスポーツや、サウナ、岩盤浴、ホットヨガなどで、
汗を沢山かき、体の水分が少なくなり、
さらに沢山スポーツドリンクを飲む。
これが痛風発作の引き金にもなるのです(TOT)
※スポーツドリンクは薄めて飲み、塩を加えると◎
良かれと思ってやっていることが、
実は危険だったり、自分にはＮＧだったり。
まずは知ること。そして、自分の体に照らし合わせること。
そして、何事も程よくが大事なのですよね！
一番難しいことかもしれませんが^^;
痛風と言えば、ビールと思いがちですが、
アルコールにはそれ自体に尿酸値を上げる働きがあり、
飲まない人の２､５倍のリスクがあるそう。
以下にプリン体含有について記載しましたが、
プリン体ばかりを気にするよりは、
低脂肪、低カロリーを心掛けて、
バランスの良い食事を摂ることが一番の予防、治療法です！
そして規則正しい生活と、軽めの運動！
が何よりの予防&治療法です。
※ビールが美味しい夏は、おつまみ共に要注意！
【プリン体が多い、少ない食材】
«✕✕✕極めて多い（３００mg以上）»
・鶏レバー、イワシ、白子。
«✕✕多い（２００～３００mg）»
・豚レバー、牛レバー、エビ、アジ、カツオ。
«○少ない（５０～１００mg)»
・ウナギ、マトン、牛タン、ベーコン。
«◎極めて少ない（５０mg以下）»
・魚肉ソーセージ、かまぼこ、カズノコ、スジコ。
【痛風を防ぐ優秀食材！】
野菜やキノコ類はプリン体が少なく、食物繊維が多い。
尿酸の排泄を促す働きを持つのでオススメ！
サクランボが◎！炎症反応を抑え、痛風の予防&改善に効果的。
※含まれるアントシアニンに鎮痛、鎮静効果が
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・足の甲、くるぶし、膝、手首、肘などに症状が出ることもある。
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・１日２L以上水分摂取が勧められる。
※尿酸は腎臓から尿へ排泄されるため。
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※水分摂取に関して、心疾患、腎疾患等がある場合、医師に相談
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«なぜ？»
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痛風患者にとって、このドロドロ状態が一番望ましくない
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