ライフオーガナイズ。
米国で生まれ、
「日本ライフオーガナイザー協会」 によって、
日本人向けにアレンジされた整理術です。
監修:一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会:
発行:主婦と生活社
整理術と言って、多くの方が思い起こすのは、収納本やメディアで
よく特集されるさまざまな収納テクニックではないかと思います。
その多くが、物の要・不要を決めて、捨てることを説き、
収納グッズなどを駆使して、キレイに納めることを提案します。
私もあれこれと、収納テクニックを取り入れた時期がありました。
確かにスッキリする、美しくなる、気持ちよくなるのですが、
いつしかリバウンド。。。。
私にとってはいつも効果が「一時的」だったのです。
性格がおおざっぱだから?
飽きっぽいから?
子どもが双子だから?(笑)
自分の中に原因を探しながら、私はどこか釈然としませんでした。
それは、大好きだった仕事を育児のためにあきらめ、自信喪失と
焦燥感の中にいた頃と一致します。
その後、私はコーチングに出会い、「自己肯定感」の大切さや
「価値観」の尊重を知ることによって、徐々に回復しましたが、
トンネルを抜け出た先で出会ったのが「ライフオーガナイズ」だったのです。
ライフオーガナイズが私の心を捉えたのは、
「心地よい暮らしを手に入れるためには、何よりも先に
自分の価値観をはっきりさせること」
という理念でした。
「あなたはここで、どう暮したいの?」
「あなたが思い描く理想の暮らしって?」
「どんな自分になりたい?」
「そこでどう暮したい?」
問いかけながら自分の価値観を突き詰めていくと、
本当に必要な物や、暮らしのスタイル、もっと言えば生き方が
見えてくるというのです。
それはまさしく、私がトンネルを抜ける時に踏んだステップであり、
その後、大切にしている信条そのものでした。
価値観を明確にして、整理・収納作業を始めたらどうなるか。
いったん、基準が決まると減らす物、捨てる物に迷いはなくなります。
自分のライフスタイルに合った収納は、使い勝手がよくストレスがない。
さらに、散らかっても、原点に返って戻すことができるため、リバウンドが
少ないのです。
私はライフオーガナイズに出会って、なぜ自分の片付けがうまくいかなかったのか
胸の中の霧がすーっと晴れるようでした。
「価値観」の明確化を軸に据えた整理術、ライフオーガナイズは
これまでの整理・収納でうまくいかなかった人にこそ、
おすすめしたい整理術です。
次は、ライフオーガナイズの守備範囲 です。
※詳しくはライフオーガナイザー協会HP または
協会理事 髙原真由美さんのブログ
をご覧ください。