・手前がミニショルダーバッグで奥がソフトクッションボックスS
並べてみると「ホントに入るかな?」と言うくらいにサイズが似ている。ユニクロのミニショルダーは、開口部がジッパーで、大きく開くというほどではない(小さいな開口部でも無いが) ちょっと心配だったが、少しこじりながら押し込むと専用品かと言うほどぴったり収まる。メインコンパートメント内側の脇ポケットには物が入れにくくなるが、コレ自体はさほど問題にならない。実際、脇ポケットは薄物くらいしか入れられない。
・ソフトクッションボックスSを入れて上から見た状態
結構しっかりしたクッションが入っているので、ミニショルダーはパンパンの状態に近くなる。そのかわり、素のままだとくったりして安定が悪かったのがしっかりと安定して置く事が出来る。
仕切りはベルクロ固定で動かす事が出来る物が2枚付属している。仕切りを1枚だけにすれば、狭い方にレンズを1本入れ、広い方にD50やD90くらいまでのカメラを入れる事も可能だ。どうやら、このサイズは入門機から中級機クラスのデジタル一眼に標準ズームと望遠ズームの組み合わせで持ち歩くことを前提に考えられているようである。ただし、D80やD90のマルチバッテリーパック(バッテリーグリップ)を着けていると入れる事が出来ない。
・実際にレンズを納めてみた
レンズは、フォルター径67mmくらいまでがベストマッチな感じだ。72mm径になるとちょっときつめかなと思う。深さはTAMRON 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VCがぴったりな深さになっている。標準のダブルズームキットで付属している望遠ズームなら問題なく収まるだろうと思う。
私は、基本的に普段使いはULTRONなので、望遠が必要になりそうな時だけ28-300mmを持ち出す。なので、コンパートメントは28-300mm用を確保し、もう一枚はレンズ収納と反対側に狭くセットして財布を押し込むようにした。いままでは、財布を取り出すのにいちいち探りをいれないといけなかったが、定位置で固定されるので取り出す時に迷わずに済む。若干きつめになるようにセットしているので簡単に抜け落ちる事も無い。
中央のコンパートメントにはその時々に応じてAUTO110やOPTIMA Sensor、メディアケースやフィルムを入れる事にした。
ソフトクッションボックスを入れる事で若干膨らんでしまうのだが、いかにもカメラケースというバッグにならないのでファッションとのコーディネートもしやすい。ユニクロのミニショルダーの様なタイプのバッグだと「入れ替えて使う」と言うのには向いていないが、フラップ式で大きく開くバッグならクッションボックスを入れ替えて使う事も簡単に出来るので非常に便利だと思う。
専用のカメラバッグも悪く無いが、2千数百円で手持ちのバッグをカメラケースに出来るこの商品は非常に優れものだ。カメラバッグとファッションコーディネートで悩んでいる場合はこの製品を使うって手持ちのバッグをカメラバッグにすることを考えてみるのも良いだろうと思う。
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by TREview