我が家ではAmazonの定期おトク便で数点の商品を定期購入しています。買い忘れを防ぎたいからですが、定期的に配送される以外のメリットが有るのかという点でいえば微妙といったほうが良いかもしれません。
今回、と言うか過去に何度かのトラブルも有ったりしたことを考慮すると、Amazonで定期購入するメリットがあるのかというとちょっと考えてしまうところもあります。
ちなみに、我が家で定期購入しているのは下記のもの。
グリーンダカラとヴァームパウダーは用途が被っているように見えますが、グリーンダカラは仕事の際に持っていく「水分補給用」で、ヴァームパウダーは自転車に乗る際の水分補給用です。
スカルプDは、一度お試しで提供されたことが有ってからの愛用品なので無くなりそうなときに注文するより定期購入のほうが便利ということで登録していました。
確かに自動的に発送される仕組みは便利です。定期的に購入することが決まっている場合はなおさらです。また、登録している商品が増えることと購入回数が増えることで割引率が高くなる点も魅力ではあります。ですが、一番肝心な「配達」の部分でそれらのメリットを大きく毀損しているのが現実です。
今回、これを書こうと思ったのは「定期おトク便配送品を紛失」されたらしいからです。しかも、カスタマーサポート(AmazonCS)の回答が「配送の遅れ→紛失→配送の遅れ」と変遷する上、「メールで回答の約束が反故にされて電話をかけてくる」「日本語が不自由」「発声が不明瞭で聞き取りにくい」など「サポートがサポートとして機能していない」ということが挙げられます。
そもそもですが、紛失されたらしい商品と同じ日に同じく定期購入している商品が届いています。ただ、注文ステータスで表示される配送情報で見ると、配達店の到着登録に2時間ほどズレがあります。早い時間に到着している商品は問題なく配達され、遅い時間に到着の商品は紛失です。
このことから考察するに、Amazonフレックスの配達システムには欠陥があると言わざるを得ません。下記リンクに有るような問題も有るからです。
参考リンク:
この「誤配達を回収しない」というのは、購入した方からすれば「個人情報流出」であるし場合によっては「性癖の暴露」にもなりかねません。例えば下記リンクの例など。
参考リンク:
結構あるんですよね、誤配達された荷物や郵便を開けられてしまう例って。まぁ、「開ける前に宛名をよく見ろ」ってことでは有るんですが、それだけ信頼されてたってことなんですよ、日本の宅配便や郵便。もちろん、その様なトラブルが合った際に宅配便にしろ郵便にしろ「誤配達した荷物(郵便物)を回収」し「お詫びに責任者が訪問する」などしてきた歴史があるのです。
誤配達に関しては昨日今日始まったミスでは有りません。例えば、赤塚不二夫の漫画「天才バカボン」のアニメで「隣家の御歳暮かお中元か、誤配達されたのを開けてしまい」おまけに「食べてしまう」という回があった記憶があります(中身を見て「チーズだ」と食べたら「石鹸」だったと言うギャグ) もしかすると預かっただったかもしれませんが、他所様の荷物を開けてしまう例が有ったからこそ書かれた話です。
ですが、Amazonフレックスの場合は誤配達先の方に「処分を丸投げ」し、購入者には「Amazon都合でキャンセル・返金対応」となります。モノによっては「処分費用がかかる」場合もあるし、返送するにしても「発送手続き」が必要で、誤配達された側も金銭面や時間面で被害を被ることになったりします。
さて、今回「紛失」をやられたわけですが、当初配達予定は12月3日でした。それが「12月6日までにお届け出来る予定です」に変わり、当の6日18時時点で未着なのでAmazonCSに連絡したところ「ブラックフライデーセールの関係で荷物量が多く遅延している」との回答。その後、22時時点で未着(配達ステータスは3日の配達中で更新なし)であるため再度AmazonCSに連絡したところ「紛失状態です」「紛失は3日の判明しています」との回答。「詳細の調査に2日、未発見の場合は商品を手配する。結果はメールでお知らせする」とのことだったのが携帯に着信。コチラは仕事中なので出ることは出来ませんし、帰宅も夜なので再度AmazonCSに。
結局のところ、「Amazonが販売の商品でないので再発送の手配ができない」「普通に再注文してほしい」「割引の差額はAmazonギフト券で返金」という提案しか有りません。「紛失をやらかしたのは誰ですか?」って話なんですよ、コレ。
例えば、ヤマトや佐川、郵便局の場合は「損害賠償」ということになります。同じ商品もしくは同等商品を手配してお届けします。「商品手配ができない」のは「一品物」であるとか、「希少な中古品で入手困難」という場合になります。
今回の紛失でほぼ確信したのですが、Amazonフレックスの仕組みでは「同一宛先に複数の荷物がある場合も同じ配達員が配達するわけでない」という事です。おそらくですが、同じ時間に到着が登録されても別の配達員に振り分けられる可能性があります。
どうしてそうなるのかと言うと、先に引用したブログを辿って読むと理解できる内容が過去に書かれています。
Amazonフレックスの場合は、配達員に引き渡せる状態にパッキングされるらしい。つまり、「エリア+稼働時間」という組み合わせで受注するので、それに合わせたパッキングで引き渡すらしいのです。そうなると、A配達員とB配達員で同一エリアで稼働時間が異なる場合に、同一宛先2個以上の荷物が二人の配達員に振り分けられてしまうことになります。なので、複数の荷物が同じ日に届く場合に2回も3回も配達が来るということになります。これはシステム上の問題で、おそらく改善はできないでしょう。
つまり、同じ時間で到着しても複数の配達員に振り分けられる可能性がある以上は「到着時間が異なれば同じ配達員に引き渡すのは無理」だからです。
また、これはぜひ改善してもらいたい部分なのですが「定期おトク便はコンビニ受け取りが指定できない」のです。通常の購入であれば「大型商品」や「重量が有りすぎる」などのものでない限りはコンビニ受け取りを指定できます。ですので、ここ1年以上普通に注文する場合はコンビニ受け取りを指定できる商品はコンビニ受け取り以外では注文していません。
私の購入しているもので言えば「グリーンダカラ」の24本セットの場合はいわゆる「箱買い」なので自宅配達になります。ですが、今回「紛失」となったのはシャンプーの「スカルプD」なので、大きさや重量的にはコンビニ受け取りが可能な商品。ですが定期おトク便購入ですとコンビニ受け取りは指定できない。
これらの点から総合的に判断すると、「Amazonの定期おトク便は配送リスクが高く割引率程度では見合わない」と判断しました。
とは言うものの、定期的に送られてくる定期配送は便利です。なくなるタイミングで届くようにしているのでなおさらです。
という訳で、スカルプDに関しては販売元「アンファー」の公式ストアから直接購入することに決めました。
参考リンク:
定期購入は2本単位ですが、定期購入で4ヶ月毎配送を選べますし、単価で見るとAmazonの定期おトク便より安い。しかも、定期購入していると送料込みの販売価格になるんですね。ちなみに、配送は佐川急便です。
参考リンク:
定期購入している商品があると「アンファーブルー」というステイタスになり、送料がアンファー負担で購入できるようになります。シャンプーは大抵がリピート購入するものですし、販売元の公式ストアで定期購入できる場合は「販売価格」「送料」「配送業者」を比較してから、どこから買うかを決めたほうが賢明です。