お気楽日常更新でいこう、と決めたのですが・・・・
でもやはり、毎日こちらのTVニュースのトップが日本の地震と原発となればそうもいかず。
ネットを見たりテレビを見ては泣いている状態で、我ながら変。体調までおかしくなってきた。
阪神大震災の時もアメリカにいたのだけどこれほど情報が無かったから、
むしろ不安は少なかったのかも・・・？
ネット時代になって情報が氾濫し錯綜している分、振り回されているような気がしないでもない。
実際日本にいて余震や原発の不安にさらされている方々からすればふざけんな、という話だろうけれども。
でも本当に、なんだか何も手につかない感じで日々が過ぎていく。
アメリカ人の友達何人もが、地震と津波を知ってすぐに連絡をくれた。
その時は確かに嬉しかったし有難かったのだが（実家や親戚が無事だったとわかっていたので）
今になってまだ「大丈夫？いつでも電話してね、話を聞くわ」とか
電話をかけてきてあれこれ聞いてくれる友達は正直言ってかなり鬱陶しい。
なんていうか、もう、その話をしたくないのだ。
私の中で耐えているだけで実はいっぱいいっぱいなのだ。
話し出したら泣いてしまいそうだから、怖くて仕方ないから、もうそれに触れて欲しくないのだ。
私は努めて普通に生活をする。だから、大丈夫なんだなと思ってそっとしておいて欲しい。
あえてその話をする必要が、今、あるか？
誰も身内に被災者が出なかった私ですらこうなのだ。
実際に身近な人が被害を受けた方々の心痛はいかほどか・・・。
怖くて仕方ない、こんな気持ち、当事者じゃないときっとわからない。
ところで、アメリカのテレビ局もレポーターを日本に送り込んでいる。
その中にAnn Curryという、黒髪で黒い目のアジア系なのかなーという女性ニュースキャスターがいる。
NBCのTodayという朝のワイドショーでニュース担当なので見慣れているのだが、
その人が今、日本に行っている。
日本人が略奪や暴動をしない事に驚きませんか、とNYのスタジオにいるキャスターが尋ねるとアンが
「私は子供の頃、父がミリタリーにいたので日本に住んでいましたから、特に驚きません」
と答えていた。
へー、日本にいたのか、それで今回も行くことになったのかねー、なんて思っていたら
ネットで「彼女は母親が日本人」というのを見かけた。
え？ほんと？と思ってググってみたら、確かに父親がアメリカ人で母親は日本人なのであった。
なんだー、ハーフジャパニーズなのかー。アジア系だなとは思ってたけど、日本人が入ってたのか。
じゃあ、「日本に住んでました」とかじゃなく「ハーフジャパニーズですから」って言って欲しかったなあ。
言いたくないのかな。
しかし彼女は１９５６年生まれで私より１０歳上。・・・・って、えー！？？ほんと！？？
せいぜい４０代にしか見えないよ？？
やっぱりアジア系は若く見えるのかなあ。
昨日は日本の地震後初めてのアメリカンアイドル放映日だった。
番組の冒頭に「番組後、パフォーマンスの曲のitunes storeでの売り上げは
日本の地震・津波復興のための基金に寄付されます」と言っていて驚いた。
シーズン途中にチャリティー特番をやることはあるけど、日本への寄付をすると言うとは・・・。
このアナウンスメントでは「売り上げの一部を寄付」と聞こえたが、
今日ナイジェル・リトガーのツイートを見たら「売り上げ全てを」寄付するそうだ。
いずれにしろ、早いアクションに驚いた。
アメリカのセレブも次々寄付をしている。
しかし１００万ドルの寄付をしたと書いてあっても日本円だと今は７０００万円にしかならないのね！？
ちょっと前なら１億円だったのに・・・。
米国市民を退避させる第一便の飛行機が１００人を乗せて飛び立ったそうだ。
東北から北海道にまだ６００人ほどの米国市民がおり、陸路を東京まで帰らせて退避させるという。
福島を抜けなければいけないので危ない、とテレビのニュースでは言っていた。
オバマ大統領は「太平洋を越えて、放射能をふくんだ雲がアメリカまで到達して
被害を及ぼすというのはまったくのデマだ」と発表した。
・・・・いやまあ、そういう不安も広がってるのかも知れないけど・・・・
日本に住んでる人はどうなるっつーの！？？
募金するくらいしか出来ないけど、この事態を半年後、一年後、もっと先まで覚えておいて
ちゃんと継続してヘルプ出来るように心がけます。
落ち着いてくると報道も減るだろうし、でもその頃から今度は被災者の心のケアなどが必要になるだろうし
そういう時もお金は必要だろうし。
継続することを目標に。とりあえずはアメリカ赤十字に送金。
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日本のカレー、ケールとベーコン炒め