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ショコラな季節

Chocolat a table-chocolat

窓の外はいつの間にか冬。

この季節、なぜかチョコレートが食べたくなる。


デパートに売っている高いチョコレートでも、コンビニの安いチョコレートでもなんでもいい。


夕食よりもチョコレート。

とにかくチョコレートが好きなんです。


というわけでチョコレート・


ELLE a table今月号の、赤ワイン(ボルドー)×チョコレートの組み合わせ。

これ僕の大好きな組み合わせなんです。


赤ワインとチョコレートってほんとに相性がいい!

チョコレートって普通はお菓子とかデザートってイメージだけど、個人的にはアテ的イメージの方が強い。

赤ワインはもちろん、ウイスキーやブランデーにも◎

ビールはカシスリキュールを入れてカシスビアにすれば最高に美味しい!


今回赤ワインはボルドーが紹介されているけど、個人的にはコートデュローヌのシラーやグルナッシュ主体の複雑でスパイシーで深みのある赤の方がおすすめ。


最近はチョコレートに黒胡椒やナツメッグ、クローブなどのスパイスを合わせるのがちょっと流行りになっているみたい。

チョコレートとスパイスの香りをイメージするだけでエキゾチックな雰囲気。

黒オリーブも合わさるとさらに複雑に。


冬はまだ始まったばかり、チョコレートの季節はまだまだ続きます+


「ガナッシュ」


・スイートチョコレート(クーべルチュール) 75g

・生クリーム 75g


●作り方


チョコレートは細かく刻みボールに入れる。

生クリームは小さな鍋に入れ、沸騰するまで温める。

チョコレートに熱い生クリームを加える。

ゴムべらで中心から少しずつ静かに混ぜ、チョコレートを生クリームでつなぐようにゆっくり溶かし込んでいく。

チョコレートが完全に溶けて、全体がなめらかでツヤのある状態まで混ぜ合わせる。

バットに流して冷めたら出来上がり。


ガナッシュに熱い牛乳を加えるとチョコレートドリンクの完成!

フランス語ではショコラ・ショーというそうです。

ガナッシュを作る時に水あめとバターを加えると生チョコレートに。


この冬試してみたい一品です。


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ELLE a table N°41


Chocolat a table-ALICE'S SWEETS 1
ELLE a table No.41 発売してました!


今回もパーティーメニュー満載◎

松嶋さんが暮らす南フランスも気になるところ。

まるっこいセップ茸がかわいい!

セップは香りが格段によく最高です。日本は冷凍が多いみたいですが、、

最後のパティシエ5人の冬スウィーツがたまらない。

Paris S`eveilleのヌガティーヌとアプリコットモンブランは見た目も○で是非作ってみたいスウィーツ♪


そして大好きなコーナー「ALICE`S SWEETS DIARY」


アリス・ハートさんが素朴でクラシックな雰囲気のスイーツを提案。

妙な飾りっ気がなくシンプルで、それなのにエレガントな雰囲気が漂っている。

有名パティシエのスイーツは見た目にも鮮やかでもちろん美味しいだろうけど、個人的にはこういうスイーツというよりかは手作りお菓子といったものの方が好き◎

ちょっと前までは繊細でいかにもお洒落な感じのものが好きだったけど、今はそんな機会的なものより出来上がったものを見て作る過程が目に浮かぶようなものの方がいい。

そっちの方がなんか温かみを感じるしね♪


今回はざくろのゼリー。本文を引用


「ざくろのゼリー」


・ざくろ果汁 800cc

・グラニュー糖 50g

・板ゼラチン 12枚

・冷水 200cc

・ざくろの種 適量

・生クリーム 適量


●作り方


1.ソースパンにグラニュー糖、ざくろ果汁300ccを入れて弱火にかけ、グラニュー糖が溶けて沸騰しない程度に温める。

2.ゼラチンを冷水に3分ほど浸けてやわらかくなったら、水気を切って1に加え、溶けるまで温める。

3.2をゼリー型に流し入れ、完全に冷ましてから冷蔵庫に一晩入れて冷やし固める。

4.器に盛りざくろの種を添え、好みで泡立てた生クリームを添える


白いプレートに赤と白、このシンプルな色合いが◎

ざくろの代わりにフランボワーズやプラムなどでも試してみたい。

チョコレートのチップやミントを混ぜたアイスを添えても良さそう。


次号も楽しみです+


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タイム

タイム

続いてタイム。


爽やかな香りと若干の苦味を持ち、加熱しても香りが飛びにくい。

ブーケガルニに欠かせず、ローリエと組み合わせて煮込み料理に加えたり、出し汁やソース、魚や肉のグリエ・ローストの香り付けに用いる。


 ブーケガルニ:出し汁やソース、煮込み料理に香りをつけるための香草の束。

          ポロ葱の皮でタイム・ローリエ・パセリの茎を巻いて糸で縛ったものが一般的。


タイムはレモンとよく合う!っていうのが個人的イメージ。

レモンなど酸味の効いたものと相性がいい気がする。

煮込料理に加えるともちろん美味しいけど、おすすめはハーブソテー♪

鶏もも肉とレモン、にんにく、タイム、塩、白胡椒があれば簡単に作れます。


「鶏肉のハーブソテー」


・鶏もも肉

・タイム

・レモン

・にんにく

・塩

・白胡椒

・エキストラバージンオイル


●作り方


レモンは薄く切りくし型にカットする。にんにくは薄くスライスする。

鶏肉に塩胡椒してバットに並べ、レモンとにんにく、タイムをのせEVオイルを全体にかけて馴染ませ30分くらいマリネする(漬け込む)。

フライパンにオイル、タイム1・2本、半割にして芯を取ったにんにくを入れて弱火で加熱する。

香りが出てきたら鶏肉を皮目から入れ、皮がパリパリになるまでじっくり加熱する。

パリパリになったら裏返し少しだけ火を入れる。

バットに鶏肉を移し、上にタイムをたっぷりのせてEVオイルを回しかけオーブンに入れる。

中まで火が通ったら取り出し器にもって完成!横にレモンを添える。


※お好みでとうがらしを加えても◎

※ソースはジェノベーゼやトマトのコンカッセ(小さい角切り)を加えたヴィネグレット、バルサミコ酢を詰めて濃度をつけたものなどイタリアンな仕上がりのものが相性良しです♪


タイムは家で使うと残ってしまうので、残ったら糸で縛って部屋につるしてドライにしましょう!

ほうっておいて捨ててしまうのはもったいない。

キッチンにつるしておくと好きな時に使えるし便利+


料理を作る時ちょっと香りがほしくて乾燥した葉っぱを手でちぎって入れる。

そんなハーブが身近にある感じが僕は好きです。

ローズマリーやセージなども使えるのでお試しを*


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スペアミント

スペアミント

次はミント。


ミントははっかと呼ばれている清涼感のあるハーブ。

25種類くらいあるらしく、よく使われるのがスペアミントとペパーミント。

デザートの飾り付けやハーブティーなどに使われるけど、これが意外と料理に合うんです!

イタリアンではアーティチョークをソテーしたものに風味付けに使ったり、個人的にトマト少なめのラタトュイユ(色々野菜のトマトソース煮)に入れたりするのも面白い。野菜だけを白ワインで煮たものに入れても美味しい◎

ただハーブの香りがする料理が地中海風だとも少し思っている僕は、これだけでも地中海を感じれる。

お酒はもちろん白ワイン*

酸味が効いて爽やかな感じがなかなか、かなり相性はいいと思います。


紅茶にするならダージリン。

マスカット風味とほどよい渋み、キレのある感じがミントとよく合い、アイスティーにして上に泡立てた生クリームとチョコレート、そしてJET27っていうミントのリキュールを回しかけると、これがめちゃくちゃ美味しい!

飾りはもちろんミント。

あったかい季節になったらまた飲みたいカフェ風ドリンクです。


そしておすすめがミントの入ったクリームチーズ。

クリームチーズに生クリームをちょっととミントのアッシェ(みじん切り)を混ぜるだけ。

これをクラッカーや薄く切ってオーブンで焼いたバケットと合わせれば、またまたお酒がススミマス。

なんかお酒のアテばっかりになってしまいますが、、

おすすめはハード系のレザンっていうレーズンなどドライフルーツやナッツの入ったパン。

ドライフルーツ・ナッツ・クリームチーズ・ミント、この組み合わせ最高です◎

ビターチョコレートやメープルシロップ、ベリー系のジャムなど添えるとより贅沢に。

ベリーの赤・チーズの白・ミントの緑・チョコレートの黒、この色の組み合わせに優るものはないでしょう。

あなたのテーブルを綺麗に彩ります。

お酒はモヒートでいきましょうか?


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フローレンスフェンネル

フェンネル

次はフローレンスフェンネル(ういきょう)。


イラスト右の種子を香辛料として使うフェンネルの変種。

地中海沿岸地方原産らしく、茎の基部が肥大していて、アニスのような清涼感のある香りが特徴的。

葉っぱの形と香りはディルによく似ている。

初めて見たときは、下の茎の部分がまんまる膨らんで、上には細い葉っぱがわさわさと茂っていて、そこからさわやかで刺激的な香りが立ち込めていたことに衝撃を受けた。

この香りが、イワシなどの魚、魚介類、オリーブなどによく合う。

ヴィネグレットソースなどさっぱりしたドレッシングで和えたサラダの上に散らしても美味しい◎

普通の味付けにはどうしても満足できない僕は、手元にあるとついついなんにでも散らしてしまう。

家に常備しているアンチョビとオリーブとにんにくで作るペペロンチーノも、フェンネルまたはディルがあると爽やかな香りがプラスされ、より一層美味しく刺激的な味付けになる。

肥大した茎の部分はサラダや下ゆでしてグラタンやクリーム煮に利用されることが多いらしい。

バターとパルメザンチーズをかけてオーブンに入れるグラタンは簡単に作れてメイン料理に付け合わせにも良さそう。


イラスト右のフェンネルシードは魚料理と相性が良く、フランス料理ではブイヤベースにかかせない。

パンやクッキーの風味付け、カレー粉や中国の混合スパイスの五香粉の材料にも用いられる。

ドライが小さな瓶に入ってお店に売っているんで、常備していると何かと便利。

この前行ったビストロではワイルドライス入りのリゾットを詰めたうずらのロースト上にフェンネルシードが散らしてありすごく美味しかった。

最近のマイブームが、種抜きのブラックオリーブの中にアンチョビペーストを詰めて小さな器に入れ、上からEXヴァージンオリーブオイルをまわしかけフェンネルシードを散らすという簡単なもの。

これがめちゃくちゃ美味しい!

ワインのアテには最高です◎


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