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ホットワインで行きましょう!

Chocolat a table-ホットワイン
カヌレの記事で紹介していたホットワイン


この寒い季節、家に帰ったときはやっぱりあたたかい飲みものが飲みたい。

そんな時はホットワインで行きましょう!


スパイスの香りとメープルシロップの甘味が加わり、もちろんアルコールも入っているのでコーヒーなんかよりよりポッカポカに。


実はこのホットワインっていうのは和製英語で正しくはMulled Wineっていうらしい。

ドイツではグリューワインGluhweinっていって赤ワインとスパイスを温めて作るホット・カクテルの一種だそう。

ちなみにフランスではヴァン・ショーvin chaudと言われ、ヨーロッパではクリスマスには欠かせない飲み物とされるみたい。


今回作ったレシピはこちら↓


「ヴァン・ショー」


・赤ワイン

・レモンスライス 一枚

・クローブ 2個

・シナモン 一本

・メープルシロップ 適量


●作り方


ソースパンに赤ワインとクローブ、シナモンを入れて火にかけ、沸騰しない程度に温める。

温まったらメープルシロップを入れ味を調節し、耐熱性のグラスに注ぐ。

上にレモンスライスをのせて完成!


スパイスはこれに限らずナツメッグやカルダモンでもきっと美味しい◎

レモンの代わりにオレンジを入れたり、コアントロー(オレンジのリキュール)やブランデーを少量加えるとよりリッチなテイストに仕上がります*

そんな時は赤ワインの代わりにチンザノロッソで行きたいとこです。


ちなみに赤ワインは酸味が控えめで濃い方が個人的にはお勧めです+

是非お試しを!


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カヌレ♪

Chocolat a table-カヌレ
懐かしのカヌレ


昔一時期流行ったような、このプリンみたいなかわいい形をしたお菓子・カヌレ


外側の黒い部分が固くて香ばしく、中は黄色でもちっとしっとりしていて美味しい!

パン屋に売っていて、たまに見かけるとついつい買ってしまいます。


このカヌレCanele、フランスのお菓子でボルドーの女子修道院で古くから作られていたらしい。


カヌレ型といわれる型にいれて焼くことと、蜜蝋(みつろう)を中に入れるのが特徴です。


一度作ってみようとカヌレの型を買ったのですが、蜜蝋が見つからなくて断念。

でも見た目がかなり可愛くおいしいので、もし自分で店をするなら絶対に置きたい一品。


それとまたですが、これが赤ワインに合うんです◎

ボルドーではワインの澱を取り除くために卵白を使用していて、それで余った大量の卵黄を使用して作っていたそうなのでなるほどな~と

でも僕はボルドー派ではないのでローヌを。

最近は果実味をたっぷり感じるビオワインにはまってます。ビオワインの話はのちほど。

カヌレにはメープルシロップをいれたホットワインなんかも今の季節にはいいかもしれないですね。

ホットワインのレシピも近々upします*


みじかいカヌレの話でした♪


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紅茶はやっぱり!!

Chocolat a table-マルコポーロ
マルコポーロで行きましょう!


前に働いていたカフェで出していて、その時飲んで以来この紅茶にはまってます。


フランスの老舗紅茶ブランドMARIAGE FRERES(マリアージュ フレール)のオリジナルフレーバードティで、なんとも言えない花と果実の香りが漂う紅茶。


これを飲むともうアールグレイなんて‥

っていうのは言いすぎですけど、それぐらい魅力的な香りです。

それに加えてこのマリアージュフレール、茶葉の入っている缶がかわいい◎

たくさん揃えて飾りたいけど、なんせこのブランドの紅茶ちょっと高めなんでなかなか。

でもマルコポーロをはじめ、ダージリン、セイロン、アッサム、アールグレイあたりは常備しておきたいものです。


続いて好きな紅茶?


インドの「チャイ・chai」♪


こちらはまた後日‥


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米粒状パスタでリゾット風!?

Chocolat a table-クリサラキ

ELLE a table No.27で気になっていたクリサラキ。

近所のスーパーに売っていたのでさっそく買ってみました。


クリサラキって??

原料がデュラムセモリナ粉の米粒状パスタだそう。

ギリシャ料理には欠かせないらしく、スープと一緒に煮込んだ「ユペチ」っていう料理に使われるらしい。


今回はイタリアンでは定番の娼婦風と言われるプッタネスカに野生のルーコラ「セルヴァティカ」をいれたソースにクリサラキを入れて、リゾットの濃度で仕上げてみました。

セルヴァティカは普通のルーコラより辛味・風味ともに強く◎

ひとクセあるのが好きな人にはおすすめ。見た目も良いです。


初めて食べるクリサラキ、、

つるつるしたパスタのような食感、そしてソースの中で仕上げることができるので、一口コンロでも気軽に作れるとこがいい◎


でも正直これはスープと一緒に煮込んでさらっと食べれるスープの濃度で食べた方がたぶん美味しい気がした。

次回はスープの仕上がりに挑戦してみます。

ちなみに今回使用したのはイタリアのDIVELLAのものです。


Chocolat a table-ルーコラ
「クリサラキのプッタネスカ ルーコラ・セルヴァティカ添え」


・クリサラキ 80g

・にんにく 2片

・アンチョビー 2枚

・鷹の爪 1本

・黒オリーブ 4個

・ケイパー 10粒

・トマトホール 200g

・白ワイン 適量

・EVオリーブ油 適量

・ルーコラ・セルヴァティカ

・塩


●作り方


ソースパンにEVオリーブ油、芯をとったにんにく、鷹の爪(半割にしたり、種を取ったりせずにそのまま)をいれて弱火で香りを出す。途中でアンチョビーを加える。

にんにくに火が通りうっすら色付いてきたら、にんにくとアンチョビーを細かく潰し、白ワインを入れる。

白ワインのアルコールが飛び、軽く煮詰めたところでトマトホールを加える。

手でトマトをつぶし、軽く塩をする。ケイパーと黒オリーブを加える。

軽く煮詰めて水を適量加え、沸騰したところでクリサラキを入れる。

表面が軽くふつふつ沸いた状態を保ち、時々混ぜながら火を通す。

クリサラキがアルデンテの状態になりソースがリゾットくらいの濃度になったところでセルヴァティカを適当にちぎって入れ、塩で調味しEVオリーブ油を回しかけたら完成!


黒オリーブ、ケイパー、アンチョビー、にんにく、トマトホール缶、どれも保存が良く家に常備しておけるものばかり。

しかもそれで作れるプッタネスカはとびきり美味しい!!

クリサラキでなくとも、パスタでもリゾットでも、、

おススメです♪


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テリーヌが好き!

Chocolat a table-テリーヌ

突然ですが、とにかくテリーヌが好きなんです。


フレンチのアミューズやオードブルなどで出されるテリーヌ。

前菜なのに存在感は抜群!

なんとも愛嬌のあるあの形。

よく使われるテリーヌ型はル・クルーゼのもの。


テリーヌにはいろんな種類があります。

よくある田舎風テリーヌ(パテ・ド・カンパーニュ)をはじめ、フォアグラのテリーヌ、野菜などをゼリーで固めたテリーヌ、魚介のムースのテリーヌなどなど‥

まぁテリーヌ型で作ったものはみんなテリーヌなんですが、

そんなテリーヌ。

どれも作るのにちょっと時間がかかるけど、出来上がって切る時の楽しみといったらこれに勝るものはありません。

ちゃんとできたかできなかったか、切ってみるまでわからない。

これが楽しみなんです!


作るのは実はそんなに難しくない。

簡単にいうと、テリーヌ型に生地を詰めて焼く、または冷やして固めるだけ。

ってことで、簡単に作り方を紹介します+


Chocolat a table-テリーヌ作り方
「挽き肉のテリーヌ」


・挽き肉 (ル・クルーゼのテリーヌ型で1~1.5kg)

・塩 (重量の約1%)

・胡椒 適量

・お酒 (赤ワイン・ポルト酒・マデイラ酒・コニャックなどを適量)

・ナッツ (アーモンド・胡桃・ピスタチオ・カシューナッツなどを適量)

・スパイス (カトルエピスをはじめ、ナツメッグ、コリアンダー、シナモン、タイム、ローズマリー、セージなどなど適量)

・卵 1~2個


●作り方


材料をボールに入れ、手で練ってひとまとまりにする。

テリーヌ型にオーブンシートをしいて生地を詰める。

バットにテリーヌ型を入れて湯を半分くらいまで入れ、180℃のオーブンで約一時間焼く。

上に重石をして氷水で冷やし、冷蔵庫で一晩寝かして完成!


家で簡単にできそうなレシピをあげてみました。

家ではテリーヌ型よりパウンドケーキ型などがサイズ的にも◎

作り方はいたって簡単、ハンバーグと同じような感じです。


さてここからがこだわり。

個人的なこだわりを並べていきます。


まず挽き肉は豚肉ミンチと豚肉の背脂を使う。

ミンチと背脂は約2:1。

そして鶏肝を200gくらい使う。ほんとはフォアグラがあれば使いたい。

背脂と鶏肝は半分くらいフードプロセッサーで回し、半分は1cmくらいに切って加える。

お酒はコニャックとルビーポルト。

卵は少なめで。

ハーブはたっぷり、にんにくも効かせる。

回りは網脂でまく。

焼くのは100℃くらいのオーブンで二時間くらいかけてゆっくりと火を通す。


個人的に挽き肉で作ったテリーヌは、生地がなめらかで少しねっとり感がある方が好き。

いろいろ奥が深いです。

また正月にでも作ってみようかな~


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