おはようございます、philosophiaです
スティーブン・R・コヴィー博士の来日講演セミナーの
第2日目について綴っていきながらシェアしたいと思います
今朝は、コヴィー博士の講義内容からです(青字)
まずは、復習からです。
『7つの習慣』は、「私的成功」の土台の上に「公的成功」があります。
つまり、依存から自立へ、そして相互依存という
上向きの成長の連続体で表現されています。
この成長のそれぞれの段階を英語で表現すると、
依存:YOU「あなた」
自立:I(ME)「私」
相互依存:WE「私たち」
というパラダイムであり、
個人の人格の成熟の段階
を表現しているものになっている。
2日目の午前のコヴィー博士の講義では、
1日目の「私的成功」の話をうけて
「公的成功」について話を始められました。
「インサイド・アウトの考え方では、私的成功が
公的成功に先立つ。他人と約束をしそれを守る前に
自分自身に対する約束を守るということである」
「人格よりも個性を優先することは愚かなことであり、
自分自身を改善せずに他の人との関係を改善できない」
※インサイド・アウトとは、
人間の成長と発展を左右する自然の原則に基づいた
継続的な再新再生のプロセスであり、上向きのらせん状に
成長していく循環であり、責任ある自立と効果的な相互依存
に導くもの。(『7つの習慣』P46より引用)
これは、日本の「道」にある「守→破→離の循環」に
とても近い考え方だなあっていつも思います
上の写真の「自立」を地面と考え、木に例えると
理解しやすいんじゃないかなと…。
「私的成功」の第1の習慣~第3の習慣は、
木の根っこにあたり、人格の土台となる習慣、
つまり、自己マネジメントの重要な部分となります
『森の生活-ウォールデン』 H.D.ソローが、
「悪の葉っぱに斧を向ける人は千人いても、
根っこに斧を向ける人は一人しかいない」と。
これは、行動や態度という「葉っぱ」に焦点を
合わせるのではなく、その「根っこ」である
パラダイムを見つめ直す機会が必要だということを
比喩しています。
「どうあるか」は「どう見るか」に直結しているからである。
→この続きは、明日に続けます。