Ristorante Aroma Fresca 【イタリアン・銀座】
住 所 :東京都中央区銀座2-6-5 銀座トレシャス12F
電 話 :03-3535-6667
営業時間:17:30~23:00(Lo 20:30)
定 休 日 :日・月曜日
H P:http://www.aromafresca.com/
前編に引き続き 、8月4日(水)に銀座トレシャスの最上階にOPENした、私の大好きなレストラン『アロマフレスカ』をご紹介したいと思います
大人っぽさと愛らしさを兼ね備えた店内には、中央のフラワーアレンジメントを取り囲むように並べられたテーブルが7つ
席数に換算すると、だいたい20席ぐらいではないかと思います
諺にある「蓼食う虫も好きずき」の蓼(たで)と、ビネガーのソースでいただくノドグロはふっくらしっとり
酸味のきいた若草色のソースととてもよく合います
添えられている生の蓼(画像右奥の葉っぱ)も食べられるとのことだったのでチャレンジしてみたのですが、食感はモロヘイヤに似た粘り気がほんの少しだけ感じられ、暫くするとピリピリとした辛く強い刺激が舌を直撃
諺にもあるように、やはり生の蓼のお味はいまいちでした
Roero "Sru" 2006, Monchiero Carbone
華やかな香りと強めのタンニンが特徴の肉付きのよい赤
口直しは、レモンとパッションフルーツのシャーベット
酔いが一遍に覚めるぐらい強烈な酸味がクセになる、美味しいシャーベットです
仔羊のTボーン、フィレに、レバーのフリット、両面を軽くソテーしたマッシュポテトを添えた料理が供された後、目の前でサマートリュフをサーブしてくださいます
お皿の上に目が釘づけになってしまったほど、たっぷりスライスしてくださったため、メインの仔羊が隠れて見えません
実は羊系も苦手なため、特有の臭みには超敏感な私ですが、こちらの仔羊には臭みやクセを一切感じず、柔らかい肉質から溢れ出す極上の旨みだけを堪能できます
素直に心から美味しいと思える仔羊と出会えたのが初めてだったことこともあり、今回いただいた料理の中ではNo1でした
この日の野菜のココットはとうもろこし
このままサーブされたので、最初は手に持ってそのまま食べるのかと思ったのですが、芯に沿ってナイフを入れると、驚くほど綺麗にそぎ落とすことができました
周りにふられた冷凍したフォアグラのパウダーが、トウモロコシの甘さをより引き立てます
Don Antonio 2005, Morgante
お楽しみの一皿 ~ムール貝のパスタ~
この日の「お楽しみの一皿」は、チーズ、ムール貝のパスタ、葡萄のデザートの3種類から選ぶことができました
今回のコースには、パスタが一口サイズの「ウニと赤茄子のカッペリーニ」と、「鶉を詰めた アニョロッティ」しか含まれてなかったため、「もう少しパスタが食べたいなぁ~」と思っていた私は迷わずムール貝のパスタをチョイス
ちなみに、パスタの量はお腹の具合に合わせて自由自在
30gを頼まれる方が多いとのことでしたが、食いしん坊な私は35~40gと、ちょっと多めにお願いしました
フレッシュトマトベースのパスタは、ムール貝から出る旨みエキスがたっぷりで、あれだけ食べた後でもペロっと食べられてしまったほど美味しかったです
これなら60gでもOKだったかも
こちらは、旦那様がチョイスした葡萄のデザート
本当は旦那様もパスタを食べたかったそうなのですが、去年とあるイタリアンレストランでメチャクチャ不味いムール貝を食べて以来、ムール貝を見るのも嫌いになってしまったため、お腹的には余裕があったものの敢えて選ばなかったようです
しかし、私が一口味見をさせてあげると、「原田シェフを信じて、パスタを頼むべきだった」と、とても後悔していました
Biancolella Ischia Bianco 2009, Casa d'Ambra
ムール貝のパスタには、ナポリ湾に浮かぶイスキア島の白を
今回オーダーした「季節のコース Menu Stagionale」には、贅沢にもアールグレーのスフレが組み込まれていました
スフレの中央にスチームミルクを注ぎ入れ、ハフハフしながらいただきます
なめらかな口当たりと、鼻からふわぁ~っと抜けるアールグレーの香り
メインのドルチェの前に、こんなに美味しいスフレを食べられて最高に幸せです
お好みのドルチェ ~チョコレートケーキ~
南麻布の頃、ドルチェは1種類でも全種類でも好きなだけ選べましたが、今回はドルチェの前にスフレが供されるためか、選べるドルチェはひとつのみ
旦那様は、濃厚なビターチョコレートのケーキと、甘さ控えめのホイップ、ショコラアイスが盛られた定番の一皿
お好みのドルチェ ~セミフレッド~
私は、ドライフルーツ入りのセミフレッドを
Vin Santo del Chianti 2001
セミフレッドは、収穫されたぶどうを陰干し後、小さな樽で数年熟成した極甘口のデザートワイン「ヴィン・サント」と共にいただきました
小菓子
小菓子は、生チョコ、キウイゼリー、ムラング・ココ(ココナッツのメレンゲ)
ピスタチオがギッシリ詰まった上に3~4種類のクッキーが盛られていた以前の小菓子と比べると、かなり量が少なくなったような気もしますが、実はこの他にも何種類か用意があるそうで、希望すれば他の小菓子も味わえるみたいです
食後の飲み物は、20種類近く揃えられている紅茶やハーブティーから選びます
旦那様はダージリン、私はミントティーをチョイスしました
結局お店を出たのは、訪問してから4時間以上が経過した深夜0時過ぎ
しかし、閉店時間の23時を過ぎても、終始「どうぞごゆっくり楽しんでください」と、営業時間内となんら変わらぬ対応
今更ながら、アロマフレスカのサービスの心地よさ、質の高さを実感しました
また、この日初めてお会いしたマネージャーの田淵さん(銀座店の前は、アロマフレスカ名古屋にいらしたそうです)は、笑顔が素敵なとても気さくな方で、一言二言話しただけであっという間に相手を和ませてしまう魅力の持ち主
本当にアロマフレスカのスタッフの皆様は、素晴らしい方ばかりです
今回は待ちに待った訪問だったこと、また途中に予期せぬサプライズ(詳細は後日Upします )があったりと、いままで以上に素晴らしい時間を過ごすことができました
私にとってアロマフレスカは、単に予約が困難な超人気店ではなく、私の心をひきつけて夢中にさせる何か特別なパワーを持ったお店です
ただ、ひとつ残念だったのは、どう見てもお店の雰囲気にそぐわない服装で来られていた方が何名かいらっしゃったこと
フレンチではなくイタリアンなので、そこまでかしこまった格好をしてくる必要はないのかもしれませんが、長めのTシャツにレギンス、ポロシャツにラフなパンツなど、あまりにカジュアルすぎる服装は如何なものかと思ってしまいました
もちろん、私がとやかく言うべきことではありませんが、せっかくのディナーなので、もう少しオシャレをして出掛けてもいいのではないかと思います
【アロマフレスカ関連レポ(姉妹店を含む)】
2009/8/31 アロマフレスカ
2009/10/18 カッフェ アロマティカ
2009/10/29 Casa Vinitalia カーザ ヴィニタリア
2009/11/17 アロマフレスカ
2010/1/19 アロマフレスカ
2010/2/16 アロマフレスカ
2010/4/5 カッフェ アロマティカ
2010/4/7 カーザ ヴィニタリア
2010/4/19 アロマフレスカ
2010/4/28 アロマクラシコ
2010/5/20 カーザ ヴィニタリア
2010/6/14 カーザ ヴィニタリア
2010/8/6 Sala AMABILE
2010/8/9 カーザ ヴィニタリア
2010/8/13 アロマフレスカ銀座(前編)
2010/9/8 サーラ・アマービレ
2010/10/4 カーザ ヴィニタリア
2011/2/17 アロマフレスカ
2011/5/5 アロマフレスカ博多
2011/7/21 サーラ・アマービレ
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アロマフレスカ
(イタリアン
/ 銀座一丁目駅
、銀座駅
、有楽町駅
)
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5.0