「食のお話」 セミナーレポ | 心のエステでセルフラブを育てるセラピスト♪ちえ

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セルフラブを育てる、心のエステ、心のデトックスで自分を愛せるようになる、 
そんなセッションをしています。 
EFT(JMET)トレーナー 
Matrix Reimprintingプラクティショナー
(感情解放)
産業カウンセラー
OADセラピスト

以下kaoluneさん(http://ameblo.jp/kaolune/ )のセミナーレポです。
「食のお話」

えーと、いつもながら
私の脳みそで理解できた範囲の事を、
私の価値観・フィルター・を通して書く備忘録ですので

もしかしたら、kaoluneさんの本意と違う所もあるかもだし
私が間違って理解してる所もあるかもですが
ご了承くださいませ。

~~~「We are what you eat」~~~

食べる事は生きる事。
私たちは、自分が食べたり飲んだりしたモノで出来ています。
心の健康にも、体の健康にも、食べ物が深く関わっています。

5大栄養素

・糖質
・たんぱく質
・脂質
・ビタミン
・ミネラル

最近はこれに

・食物繊維
・ファイトケミカル

を足して、7大栄養素、とうたっている場合もあります。

ちなみに、

糖質から60%
たんぱく質からは15%
脂質から25% 

の、栄養を摂取するのが、一般的な成人に望ましい形です。
(個体差あり・年齢差・性差もあります。あくまで目安。)

一般的な30代の女性(肉体労働なし)の場合
1日に必要なカロリーは 1700kcal です。

糖質・タンパク質は、1gで4kcal
脂質は 1gで 9kcal

という事は
上記の60%、15%、25%の指標に従うと
30代の女性(私)は

糖質は1020kcal=約255g
タンパク質は255kcal=約64g
脂質は425kcal=47g

これだけ摂取すれば良い…という計算。
(私、完全に食べ過ぎてるな…orz と軽く凹んだ瞬間・笑)

1977年に、病気と食べ物の関係を調べた大規模調査の報告書
「マクガバンレポート」によると、
世界でたった一国だけ、理想的な食事バランスをとっている国があり、
それが元禄時代の日本だったそうです。

しかし、現代の日本人は、高糖質・高脂肪・高タンパクの、高カロリー食である一方、
ビタミン・ミネラル・食物繊維は不足しています。

また、知らないうちに大量の添加物などを摂っていて、
その処理のために、ますますビタミン・ミネラル不足になっている事が多いです。

では、食べた栄養素がどのように体内で働いているのか?

まず「糖質」についてです。

糖質は、体内で単糖に消化されてから吸収され、血液に乗って全身を巡り、エネルギーとして使われます。
(使われない分は肝臓や筋肉にグリコーゲンとして貯蔵され、さらに余った分は脂肪となって蓄積されます)

単糖類:体に吸収される形。すぐ使われる。
二糖類:2個つながっているので、消化酵素で切ってから使われる。
多糖類:1個(単糖類)になるまで切る必要があるので、消化・吸収に時間がかかる。

また、消化・吸収されないものを「食物繊維」と呼びます。

糖質は、脂質やタンパク質と比べ、エネルギー源としてすばやく使えるという特徴があります。
そのため、無酸素運動(激しい運動・短距離走みたいな)の時にエネルギー源になります。

有酸素運動(ウォーキングなど)の時には、脂質がエネルギー源として使われます。
(※脂質をエネルギー源に変換するまでに時間がかかるので、今すぐエネルギーが必要!!な無酸素運動の時には使えない)

人間には、エネルギー(ATP)を生み出すシステムが2つ存在します。

・解糖系
・TCA回路

です。

解糖系:グリコーゲン1つが代謝される過程で、ATPは2個産生される。
効率は良くないです。

TCA回路:ミトコンドリア内で酸素を使って30個以上のATPを産生します。
たくさんのエネルギーを生み出せる。
効率が良い。
ただし、酸素がないとこの回路は回転しません。

解糖系では、ATPが2個しか産生されない 燃費の悪いシステムを使ってエネルギーを得ますが、子供はこればっかりです。男性も少しこっち系。
だから子供はすぐにお腹がすくんですね。

TCA回路は、ミトコンドリアが機能してないとダメなのですが、
ミトコンドリアは子供のうちはまだあまり機能していないのです。

また、解糖系からATP(エネルギー)を作る時も、
TCA回路からATPを作る時も、必ず、ビタミン(主にB)が必要です。

アリナミンという栄養ドリンクありますね?
あれを飲むと なんとなく元気になる感じがするのは
ビタミンBとかが入っているので、エネルギーを生産して体の回復を促すからなのです。
(ただ、着色料とか合成のモノとか体に悪いモノも入っているので、おススメしませんけれども)


糖質の取り方で注意するべきは、血糖値が急激に上がらないようにする事です。
急激に上がると、体は慌てて血糖値を下げようと働き、今度は下がりすぎて低血糖を起こしてしまいます。

ある心療内科の調査で、患者さん 296例/300例 に、
低血糖の症状があった、というレポートもあります。

精神病だと思っていても、実は単なる低血糖かも???
という事も あり得る。

なぜなら、

ブドウ糖は 脳にとって唯一のエネルギー源。

なので、糖の供給が不安定(→低血糖)だと、脳の働きにも影響を及ぼし、よく統合失調症・うつ病・パニック障害・神経症などの精神疾患と間違われます。

また、血糖値の急上昇&急降下を繰り返すうちに、血糖値を下げる働き(インスリンの働き)が疲れてしまい、
うまく働かなくなる。
そして、血糖値が高い状態が続くようになる…と、
糖尿病などの慢性疾患につながります。

血糖値の高い状態が続くと細胞の「糖化」が起こりやすくなる。

「酸化」がサビなら、「糖化」は焦げ。
アンチエイジングのためにも避けたいものです。

ただし、糖質はとても大事なエネルギー源なので、糖化が心配だからと言って取らないわけにはいきません。

ので、摂る時に気を付ける事

・急激に血糖値が上がるような食材に気を付ける
(低GI値食品・ナッツ類など を選ぶ)

・急激に血糖値が上がる食べ方をしない
(野菜や海藻・たんぱく質を食べてから、最後に炭水化物を)

・血糖値が上がった状態が続かないようにする
(ながら食べ・甘いジュース・炭酸飲料は要注意)

・ゆっくりよく噛んで食べる
(吸収スピード・分解スピードが遅くなる)

・ビタミンB群を含む食材を摂る

・食事の時間は、就寝まで2~3時間はあけること


食後に、カモミールティーやルイボスティーを飲むと、糖化を妨げるらしいので、
甘いモノを食べた後には、飲んでいます、との事。


うおーー
長くなった…ので、「タンパク質編」はまたノチホド…!