記憶するなら | Yatsugatake~妖精の森から

Yatsugatake~妖精の森から

八ヶ岳南麓の小さなログハウスに住むセラピストのブログ


テラス前に積まれた薪の山。
ログ主さんが割った楢の木たち

割ったばかりの薪からは、樹の甘い香りが漂います。

燃やした時にも甘い香りがする楢の木ですが、
生木の甘さは、まるで蜜のよう。
その香りは、家のなかにいても感じるほどでした。

割った薪は、水にさらした方が乾きも早く、虫もつき難くなるのだそう。

「雨さん、後はよろしくね~」とログ主さん。

たっぷり水を吸わせ、
そのあとお日様の光や、吹き抜けていく風にあてて乾かし
寒い季節に備えます。

時間と共に、蜜のような甘さは薄れてきましたが、
薪の側にいくと、やっぱりいい香り。


「プルースト現象」
という言葉があるように、特定の香りから
過去の記憶を呼び起こされる心理現象がありますが、

私にとって割りたての薪の香りには、懐かしい感覚とともに、
時々、ある風景が浮かぶことがあります。

でも。
記憶のどの部分をだどっても、その風景の場所には行った覚えがなくて。
もしかしたら未来のヴィジョンだったりするのか、な?

梅雨時の潤う空気のなか、
土や葉っぱや花の匂いに加わった、新たなよい香りは
アロマテラピー効果抜群です。

よい香り。といえば先日、
ログハウスに立ち寄ってくださったリフレクソロジー学校での教え子さんから、
摘みたてのラズベリーとブルーベリーを頂きました。


ご自身の畑で育てられているとのこと。
朝、摘みとられたばかりのキラッキラしたベリーたちキラキラ

カカオニブと一緒に、ヨーグルトに入れたり、

ムースのうえにトッピングしたり音譜 
食べる前から漂う甘酸っぱい香りに癒され、身体が喜んでいました。
ありがとうございますラブラブ

自分が快いと感じる香りには、
脳もリラックスし、体のストレスを軽減する効果がある。といわれています。

湿度が高く嗅覚が刺激される季節は、いやな匂いにも敏感に。
不快な匂いには、体は緊張し固くなってしまいます。

身体に記憶させるのであれば、よい香り。ですよねニコニコ

心地よいと感じる香りを意識的に取り入れることで、
梅雨のジメジメした季節を軽やかに過ごしていきたいですね。