揺れる星空 | Yatsugatake~妖精の森から

Yatsugatake~妖精の森から

八ヶ岳南麓の小さなログハウスに住むセラピストのブログ

大粒の雨が降っては止んで、を繰り返していた昨日。

暗くなってから雨があがり、雲が流れると
次々と星たちが夜空に姿を現し始めました。

「先に寝るよ」と言って2階にあがったログ主さん。
すぐに
「やっぱりやめた!」と降りてきて。

「星がすごくて寝ていられない・・・」とテラスへ。

外にでて見上げる空には、無数の星たち。
雨に洗われて、ピュアな輝きを放っていました。

「この季節に、こんなに星が見えるなんて珍しいね」

風が吹くたび揺れる木々の葉。

葉擦れの音と、
葉っぱに溜まった雨粒が振り落とされる音と、
すぐ近くで鳴くフクロウの声

揺れているのは木々たちなのだけれど、
なんだか星たちの方が動いていて、夜空を流れているようにも見えました。

赤く瞬く火星。

春の始め頃、
赤々と燃えるように瞬いていた火星。
まるで火の玉のような強い光にはドキリとしました。

すぐ隣で、同じく赤々と瞬く蠍座のアンタレス。
夜空でひときわ輝く二星には、恐さを感じるほどでした。

何か追い立てられるような。
何かが迫ってくるような。



今年始めにログハウスサロンで開催した「氣学運勢セミナー」で
「2016年はどんな感じの年になるか?」という話で講師の羽澄季先生が、

「ドアを開けると、そこには燃え盛る火の海が広がっている。というのが今年のイメージ」
と、仰っていたのを思い出しました。

その時は、
「こんな年は、その年になる前の準備が大切ですよ」
(ドアを開けると、いきなり火が目の前にあるのだから)
というお話だったのですが。


先月22日に衝を迎え、
5月の終わりに地球に最も近づいた火星。

その頃には、火星の赤さに恐さを感じる事はなく、
今はその瞬きに、大きな力をもらっています。


雨上がりの夜の森は、
昼間とは違う気配と匂い。
吹く風の中にも、暖かさが混じっていて。
(それでもフリースは羽織っているのだけれど)

夜空の星たちから
エネルギー充電させてもらいました