今回の旅行は「急遽思い立った」ので、出発まで一週間も無い！
という状態でのチケット探し。なんとも慌しかったのですが、
福岡の、STワールドさんというところがとても安くて対応も迅速、
大変浴してくださったので、なんとか手配ができた次第。
一人旅だというのに、宿と宿までの現地送迎がついたフリー
プランが、ただのチケット往復だけより安かったという大判振舞い。
二人以上ならわかるけど、そういうこともあるんだねー。
しかし、チープなツアーのホテルですから、装備はそれなり(^^;
ま、NYで男女混合ドミトリーに泊まってたのに比べれば、
個室があるだけでも豪華絢爛なんだけど(笑)、ベトナムにて
偶然再会した相方さんは「５つ星ホテル」に泊まっていたので、
もちろん遊びに行ってきました♪
ホテルの名前は、「NEW WORLD」ホテル。
昨日紹介したベンタン市場に程近く、夜になれば屋台街もすぐ
そばに。更に南に下れば世界中のバックパッカーが集まる
賑やかなエリアもあったりして、それは便利で楽しい立地♪
ポーターさんたちは常に親切で親しみやすく、お部屋も当然
清潔で、有線LANも完備のお部屋。快適快適。
お目当てにしてたロクシタン・スパが三ヶ月前に閉鎖になって
しまってたのは残念だったけど、ちょっとしたお尋ねにも非常に
丁寧・親切に応えてくれる、一流ホテルのサービスがそこはかと
無く漂う素敵なホテルでした♪
セキュリティも万全で、最初相方さんについてお部屋に何気に
ついていったら、「今一緒に上がった方は誰ですか？」と、
フロントから確認の電話が入り、ID提示のリクエストが…(汗)
海外のルームチャージは部屋単位で、特にチェックインは
必要なかろう、と勝手に判断していたのだけど、多分フロントか、
エレベーターのセキュリティカメラでチェックされてたんだどうなー。
あれじゃぁ、出張中の皆々様方、ホテルでのよからぬ遊びは
できませんな(^皿^)
ちぇり的に一番感動したのは、そのホテルの朝食ですかね。
基本外国旅のときは朝食付でも外で現地の朝ご飯を食べる方が
楽しみですが、スペインのホテルの朝食が充実していた経験も
ありますし、５つ星なんて自腹じゃ中々泊まれれ無い上、相方さん
からの強いお勧めもあったので、一度だけチャレンジしました、
モーニング・ビュッフェ♪
場所は一階ロビー横にあるラウンジだったのですが、
ビュッフェコーナーがいきなり豪華！！
立体的なディスプレイにフルーツが盛られ、楕円状に配置された
ビュッフェは、明らかにそのサービスを想定して練られた設計。
決して、開いたスペースに食べ物を並べただけです、的な安い
配置はしていません(^^;
フランス食が濃いのか、高い天井まで続く面にはワインのボトル
がずらりとストックされており、お料理もそれに合わせてか全体に
西洋風。しかし、日本のどんな高級ホテルにも味噌汁があるように、
ベトナムの朝食の代表・フォーも勿論置いてあります。
まずはそれをチラッと取って、様子見をば。
フォー(麺)にフィッシュボールやパクチー、専用のソースを添えて、
軽く一杯。半透明の、見た目こんにゃくみたいな、でも食べると
モッチモッチしている正体不明の物体もなんだか美味しかった♪
特に強い味は無かったけど、あれは一体なんだったのか…(笑)
で、第二ラウンド。ここからが本番です♪（え？）
フォーを取った際に目をつけていたチーズにちぇりさん、まっしぐら！
さすがフランス文化を受け継いでいるせいか、見事に旨そうな
ブリー、ゴーダ、パルミジャーノが鎮座ましましていらっしゃる♪
周辺には生ハム、レーバームース、スモークサーモン…
も、朝から叫びそうになりましたね。
「ワイン持ってこーい！」(またですか？・笑)
チーズのクオリティは勿論のこと、どれもが適温に置かれてた
所にも愛を感じる。ゴーダは十分に熟成されてて味わい深く、
パルミジャーノは、小さな一片が味蕾のそこまでしみる旨み。
ポッテリととけかかったブリーにチーズをかけていただきましたら、
それはもう、鳥肌モノの美味しさで…(感涙)
やっぱりワイン持ってこーい♪(爆)
パン類はクロワッサンからスイーツデニッシュ、もちろんバゲットも
あり、大きなものは、添え着けのナプキンをパンの上に置いて
押さえつつ、自分でスライスして取り分けます。
あの文化は日本ではあまり見かけないので勉強になった。。
ちぇりの前にやってくれてる人がいなかったら、ちぇりは多分、
一本丸々のフランスパンを目前に途方にくれていたと思う…(笑)
おじちゃん、ありがとう(笑)
スプレッド類はかなりの数が揃えられてる上、ジャムやハチミツに
至っては、50g単位の小さな小瓶がずらりと並べられ、それを
テーブルに持ってってよいという豪華ぶり。自分がやりくりする
ビュッフェでは、コスト的に絶対やらないサービスだな…(苦笑)
一皿の中にかなり色々と取ったのですが、ビュッフェにはまだ
まだ別の食材がずらりと並んでおりました。なのでせめてもう
一皿だけ…と、第三ラウンドに突入。
カラフルな温野菜は、卵料理屋ベーコンの付け合せとして置かれ
てる様子。その時点でおなかは結構満ちていたので、目の前で
焼いてくれてるオムレツは魅力的だったけど、カリカリベーコン
くらいで押さえておくかなー、と思ったら…？
ん？
並べられてる皿の上に生肉が？？？？
まさかタルタル(生肉)で食べさせようというのだろうか？
と、いぶかしがっておりましたらば、
「おひとついかがですか？」
といわれたので、ついうかり「じゃぁ、おねがいするわ」と言って
しまい、でもまぁ、生肉は好きだから…と思っていたら、ステーキ
でした(^^; ま、50gくらいのの赤身だったから左程重くはない
んだけどね。朝のビュッフェでステーキって…(笑)
でも美味しかった。
赤身はヘルシーだけど、下拵えを怠ると固かったり、焼きが下手だと
味わいが台無しになったりしますが、途中オイルをスプレーしな
がら丁寧に焼くなど、お仕事振りも大変細かく、小ぶりながらも
立派なステーキ。大変おいしゅうございました。
付け合せのハッシュドブラウンが美味しすぎたのもビックリしたけど、
諸々のお野菜の熱の通し方も絶妙で、神経の行き届いていることが
良く伝わります。また、フライドトマトがあったのが嬉かった♪
赤く熟してはいたけれど、品種なのかな、グリーントマトに負けない
くらいに身がしまってて、熱で酸味が程よく丸まり、理想的なフライド
トマトに仕上がってた…。このサイドメニュー、なんで日本で浸透せん
かなぁ。「フライド・グリーン・トマト」、みんな見ていないのかな？？？
他にもワッフルやら５種類ものシリアルやら、それに添える数々の
ドライフルーツやらナッツやらがあったのだけど、さすがにそこまで
手が回らず。別バラに、南国フルーツのデザートを入れるだけで
精一杯のちぇりなのでした（まだ食ったんかいっ！）
しかしまぁ、これまで頂いたビュッフェの中で、一番ゴージャス
且つ、ハイクオリティなビュッフェでしたわ♪日本ではどんなに
ハイクラスなビュッフェでも、チーズにナッツのセンスは中々
お目にかかれないし、あのオリーブやピクルスを取り寄せるには、
あまりにコストが合わないかと。
それをサラリと出来てしまってるのは、汲んできた文化や
流通経路のなせる業、なんでしょうなぁ。
チープなローカルフードと、ゴージャスブッフェ。
両極端だけど、同じくらいに至福の至福の朝食。
ああいう場所でも一人で楽しめる年でホントに良かったワ…(笑)
例外的なベトナムグルメではあったけど、大層幸せな朝の
一時間なのでした(^^)
Million Kisses from Cheri at 5stars’ buffet
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人生には一つでもたくさんのCherishを！
☆ e-mail： cherry-comport@mail.goo.ne.jp
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