祝福は文教祖から愛の種(精子)をもらえなければなんの意味もない | ちゃぬの裏韓国日記

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カルト統一教会と世界支配層との関係をあばく
(統一教会=世界平和統一家庭連合)

■祝福はあくまで「条件祝福」で、血統転換は文教祖の「愛の種(精子)」を受け継いだ子女を生まなければ何の意味もない

祝福を受けたら血統転換でき、そこから生まれた二世には原罪がないと現役信者のほとんどはそう思っているでしょう。
でもみ言葉を読んでいると、そうでないことがわかってきました。

文教祖は祝福を受けた者が血統転換されるとは、本音の部分では思っていないようです。
しかしもし「祝福を受けても血統転換できない。原罪清算できない」というと、祝福を熱烈に受けたいと思う信者がいなくなるので、この祝福も本音と建前の二重構造になっているわけです。

『36家庭の先生方の二世の祝福子女は原罪がないのか?』の問いにほとんどの現役信者の一世は『原罪はない』と答えるのではないでしょうか。他の祝福双の二世も同様に原罪はないと思うのは、統一教会では常識として通っていることなのですから、そう考えるのが「普通の統一信者」でしょう。

しかし文教祖の答えは「No」です。

み言葉ではこう語っています。

『史吉子さんも、『原理講論』を中心として、「覚えて何々をしなければならない」と言っていますが、それは『原理講論』です。実体はどこに行きましたか? 自分はかかしのようなことをしているのです。かかしに頼って生きるのではありません。鳥も、行き来する主人が来れば逃げていかなければなりません。逃げずに主人になろうと史吉子さんも考えるでしょう? 「本体」である真のお母様以上の位置に立とうという話です。自分(史吉子)が、お母様のように堕落していない本然の息子、娘を生むことができますか? それは真の父母の種を受けて一体圏にいなければ不可能です。永遠にありえないことだというのです。ですから、「本体論」を受け入れなければなりません。思想、「本体論」、神様に関することを知ろうとすれば、先生がすでに説破した家庭理想の内容があります。真の愛を中心として宇宙内外のすべてのものが、その中で魅了されるようになっているのです。ほかの所で成功して輝くことのできる道はありません。』
(「原理本体論」について 2008年8月31日 天正宮博物館)


このみ言葉に出てくる史吉子女史は、36家庭(の中の三弟子=三家庭)の一人の劉孝元夫人です。
その三家庭でさえ文教祖は「原罪のない本然の子女を生むことはできない」と述べているのです。

真の愛の種(文教祖の精子)の遺伝子を血統的に受け継いだ子供でなければ「堕落していない本然の子女」ではないということでもあります。

文教祖のいうメシアとはどのような存在なのかというとアダム堕落以来歴史上初めて「神の血統=真の愛の種」を持つ者で、全世界の女性に対して唯一「種付け」できる存在だということです。

『世界の女性たちは、先生(文教祖)の相対圏に立っています。世界において、真の夫は一人しかいません。神様から見れば、未完成の男性と女性たちしかいないのです。人類は、男性と女性に二十五億ずつ分かれて五十億にもなりますが、それは一人の男性(である文教祖)と万人の女性と同じです。しかし、それはみな堕落圏です。ですから、メシヤ思想が必要になるのです。』
(「神様の摂理と日本」より 1991年7月14日のみ言葉)

ですから統一教会の「祝福」とは、文教祖と全世界の女性の結婚式ということになります。
現在の「一夫一婦制」も、文教祖にいわせればサタンが作ったということらしいです。
文教祖の「愛の種」を無視して結婚することがサタンの戦略だというのです。
女性の本来の理想相対は文教祖のみだということでもあります。

『宗教側の背後にはキリスト教の歴史があり、キリスト教は新婦を教えて来ました。「絶対的新婦はこのようにしなければなりません」と教えたのです。それで「地上に一番の新婦が現れたので、一番の新郎が現れるようお願いします」と願うのです。「今までのサタン側の夫とは違う、神側の永遠なる愛を持った夫が来てください」と願うのです。そして、恨の多い歴史を通して悲しみ、あまりに悲惨であった全てを越えられる一つの道があるとするならば、この地上に真なる、また永遠なる夫を送ってくださるように、神様にお願いするしかありません。
 そして、真の愛を持った真の男性によって、真の種をもらいたいと願ったのです。血統が清く、純潔な未婚の男性・女性は、そのような純潔な男女に会いたいですか。それとも、穴ぼこになった汚い人に会いたいですか。エバが堕落することによって、歴史以来、女性の願いは、真なる男性による、真の愛の種をもらうことにあったのです。それが女性の最高の願いです。女性達が神様にたくさんお祈りしますが、その願いは何でしょうか。真なる男性、真なる愛、真なる家庭、真の愛のために生き、死ぬように願うのです。

(世界の女性の復活と解放 1993年2月1日 ベルベディア)

もちろん真なる男性の愛の種とは文教祖の種(精子)のことです。女性は歴史的にずっとこの「神の愛の種(精子)」を持った男性を待ち焦がれて来たと言うのが文教祖のメシア思想です。

種というのは、どんなに種が多くても、元になる種だけに内容と価値が現れるのです。それでは、人間の価値は何かといえば、愛を中心とした家庭の形成ですが、その家庭の形成が一つの種と同じなのです。数千、数万になったとしても、アダムとエバが持っていた本然の価値と同じでなければなりません。それが異なるようになれば、種が異なるようになります。今日、堕落した人間たちの知らないことが何かといえば、そのような代表的種の立場で、実を結ばなければならないことを忘れてしまって、五十億人類の平地で、一対一の立場で会うことが結婚になってしまったということです。これはサタンがつくっておいた、神様の最高の理想を全面的に滅ぼすための戦略舞台です。
 女性というのは、男性において一人しかいません。分かりますか。男性においても一人の女性と一つになっているのであって、二人ではありません。二人になっているのであれば、エデンの園で一人の男性を中心として、エバを二人つくるはずです。そうではありませんか。何の話か分かりますか。絶対的に一人の男性、絶対的に一人の女性です。』

(成約時代安着と家庭完成時代 1994年5月22日 ソウル本部教会)

「一人の男性には一人の女性」という表現の背後には、女性信者はお母様(文教祖の本妻)の分身とみなすということです。ですからメシア(文教祖)に対しては世界に数億の女性がいたとしても一人の女性とみなすということです。

文教祖が妊娠させれば「有精卵」で、その他の男性が妊娠させても「無精卵」です。
文教祖は「神の精子」、文教祖以外の男性は「悪魔の精子」という理屈です。

『結婚する君たち、そういう立場に立っていますか? 女性は皆、神に属する。男性は何の権利もない。君たちは天使長だろう。天使長には女がいたか? エバを盗んでいったから、女をつくったのであって、元返ししてエバを返した場合には、男は皆、無精卵みたいな生命のない卵のように、何もない天使長のように、中間の立場に立つべきであって、相対的立場ではありません。男たるものは、エデンの園では天使長です。だから三年間女性(相対者)の話を尊重しなければならない。分かりました? (「はい」)』
(6500双聖酒式前のみ言葉 1988年10月29日 韓国・一和龍仁研修所)

『全世界の女はエバと見るし、全世界の男は天使長と見るのです。全世界の女の前に、真の完成のアダムは一人として、再臨の主(文教祖)と見るのです。女と再臨主は一つで、こちら(文教祖以外の男性)は天使長です。天使長を再び接ぎ木して、先生が第二のアダムをつくりあげなければ、君たちの相対者はおりません。分かりましたか?・・・旦那さんとして来られる再臨の主は、たった一人(文教祖)だというのです。・・・親もなければ親戚も何もないのです。たった一人で来るのです。持ってくる財産は何もないのです。たった一つの真の愛と、真の愛の子供の種だけしか持っていません。堕落した世界の女は、すべてを犠牲にしても、それが必要なのです。
(真の自分を探しましょう 1993年12月19日 韓国・済洲研修院)


そして文教祖の持っている「真の愛の子供の種」を女性がもらえる場所はどこかというと「生殖器」です。しかし全世界の女性が文教祖に種付けしてもらえるはずもなく、もし統一教会分派の「摂理」の鄭明析教祖のように不特定多数の女性信者と性的関係を持ったと表向きに言えば、1955年の梨花女子大事件のように文教祖は逮捕され、社会問題に発展し教団の存続も危うくなるため、この「血統転換の奥義」は表向き封印されたのでしょう。

しかし文教祖の本音(思考回路)は変わるはずもありません。
み言葉の中で少しずつ小出しに語っているのです。
本音は自分(文教祖)から始まる「万世一系の血統」です。

もし文教祖の血統を受け継いでいない祝福二世がいたとしたら、それは「搾取される側」なのです。(一世などは、主張する資格さえありません)

境界線がどこにあるかというと文教祖の肉体的血統を受け継いでいるかいないかです。
遺伝的にまったく関係のない者であれば、文教祖一族に絶対服従しなければならない立場を抜けることはできません。

もしいつか文教祖の遺伝子が生み増えて、世界に充満したとしても、またそこで支配層と被支配層の境界線が生まれます。
その境界線は「直系でも長男の長男(長孫)」であるかということです。文教祖の考えている真の王(支配者)は「直系の長男の長男(長孫)」なのです。
もしこの長男の長男の位置に立てなければ、下の弟も兄に絶対服従するしかありません。
これはあくまで文教祖の理論ですが、三男や四男等の下の弟たちがこの内容に素直に従うでしょうか。

案の定、兄弟で分裂しています。
結局、文教祖の「愛の種(遺伝子)を受け継いでも、予言のみ言葉通りにはならなかったわけです。

(これは原理が真理であるというより、あくまで文教祖は血統転換をみ言葉ではこう述べているという認識で語っているだけですので誤解のないように。私は元信者で反対派です)

真の種を受けついた人間(統一教会で言うと真の子女)が、どうなるかというと文教祖はこのように説明しています。

『神様の血統の中には、真の愛の種が入っていて、真の生命の体が生きています。したがって、この(文教祖の)血統と連結されれば、神様が理想とされた理想人間、すなわち人格完成も可能であり、理想家庭も生まれるのであり、さらには、神様の祖国、理想国家も出現するのです。平和理想世界王国は、このように創建されるのです。皆様、血統の重要性は、いくら強調してもしすぎることはないということを、皆さんも肝に銘じてください! 父子の間の関係こそ、あらゆる関係の中で最高、最上の関係だからです。神様の血統を伝授し、永存させることのできる唯一の道は、正に父母と子女の間の血統関係しかないという事実をはっきりと知らなければなりません。』
(「神様の理想家庭と平和世界のモデル」2005年9月12日 ニューヨーク)

文教祖の遺伝子を受け継いだ子供は「人格完成が可能=理想人間」だとはっきり述べています。
そして個人完成のみならず、家庭完成、国家完成もなされるとしているのですが、すでに文教祖の息子・娘が紛争しており、まともに結婚生活も継続できず、ほとんどが離婚・再婚しています。

文教祖でさえ、自分の遺伝子を受け継ぎさえすれば「素晴らしい世界」が生まれると実現不可能な夢想(妄想)に固執していたようです。

ですから文教祖の直系の子や孫と婚姻することが祝福家庭の最高の願いだと述べました。
(参照:祝福家庭の願いは真の父母の直系の子女と祝福を受けること

『統一教会の祝福家庭の希望は何ですか。天の側の主流の血統に接ぎ木することが最高の願いでしょう? 先生の子孫たちを中心として、横的に親戚関係を結ぶことが最高の願いです。』
(「神の血統と平和理想世界王国」より 1993年10月15日のみ言葉)

『四大心情圏と三大王権を、私達の家庭で成し遂げなければなりません。これを完成した人々は、今日、イエス様を信じる必要はありません。先生も必要ありません。
そのまま神様の王座の前に直行するのです。
そのようになれば、神の国の “皇族圏” が始まるのです。皇族圏が始まろうとするならば、このように生き、今後、先生の息子・娘と同じ血統にならなければなりません。
何の話か分かりますか。先生の息子、娘と姻戚関係を結んでこそ、皇族圏を連結させることができるということです!

(「文鮮明先生み言葉選集」238巻 1992年11月19のみ言葉)

『故に、祝福がどれほど貴いか分かりますか。祝福家庭は自分勝手に生きることはできません。必ず、先生の直系の子女と一つにならなければなりません。先生の息子・娘、孫を中心として、全世界の全ての国々が結婚しなければなりません。祝福家庭は、どのようにして先生の直系の子女と祝福を受けることができるか。これが祝福家庭の願いです。世界万民の願いもここにあります。どの国の人が先生の血族と結婚するか。その結婚した血族が中心になってその国が一つになるのです。先生の家庭の三代までは、韓国人と結婚しなければなりません。それ以後は拡大するのです。』
(世界の女性の復活と解放 1993年2月1日 ベルベディア)

『それでは、皆さんの希望は何かといえば、野生のオリーブの木畑で育ったその根は、永遠に野生のオリーブの木の根なのです。ですから、先生の直系の息子、娘、子孫たちとどのように血筋をつないで、野生のオリーブの木の影、根までなくすかということが競争の中の競争です。(中略)真のオリーブの木と野生のオリーブの木は違います。それは何かといえば、根本が違う先生の祝福を受けた家庭たちを中心として、その先生の血族と皆さんの血族が結ばれて……。(中略)真の父母様から結婚祝福を受けて理想家庭を築き、罪のない純粋な真の種を受ける最善の道は、交叉結婚です。先生の血族とも、交叉結婚しなければならないのです。それが最高の希望です。
(第三十九回「真の神の日」記念礼拝の御言 2006年1月1日 韓国・天宙清平修錬苑)


それが原理本体論の「種族的(宗族的)メシア」であり、「真の子女による12支派世界統治構想」でしたが、それに関するみ言葉は韓鶴子夫人と弟子に無視され握りつぶされ実現しませんでした。

※初回更新日 2012-07-04 18:19:08
※二回目更新日 2014-04-08 18:43:25




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(参照:【犯罪隠蔽工作か】統一教会の名称変更を文化庁が認証「世界平和統一家庭連合」に