文教祖のいう「韓国侵略の91%は日本」の根拠(3) | ちゃぬの裏韓国日記

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カルト統一教会と世界支配層との関係をあばく
(統一教会=世界平和統一家庭連合)

「文教祖のいう「韓国侵略の91%は日本」の根拠(2)」の続きです。

■清平修練苑の「従軍慰安婦問題」で日本人に贖罪観念を植え付ける前の下地を作った文鮮明教祖の「日本は侵略国家」発言

1995年以降に清平で金孝南訓母様の修練会が始まって「日本人には従軍慰安婦の霊が憑いている」と言われる以前から、何かというと文教祖は「日本は韓国を侵略したサタン国家」というみ言葉で日本人の贖罪意識を植え付けてきました。日本は韓国から「言葉を奪い」「土地を奪い」「女性を蹂躙し」さらに「戦後保障もしていない」と教えられた統一教会信者は、韓国に対して申し訳ない贖罪意識を持ち続けていたのです。

「韓国の人には償っても償いきれない罪を日本は犯したんだ」という贖罪意識の中、韓日の祝福を受けていった女性信者も少なくなかったでしょう。どんな仕打ちを受けても耐えなくてはいけないということが韓国に対しての償いであり、教義で言うところの「蕩減」であると教え続けられたのです。

しかし統一教会信者が文教祖からそのような侵略国家の言葉を浴びせられても納得せざるを得ない下地が戦後の日本のGHQ教育にありました。戦後、日本でも「日本は侵略国家」「アジアの国家を侵略した」「太平洋戦争は侵略戦争」という贖罪意識しか沸かない自虐的な歴史観を学校授業、テレビ、書物などで継続的に受けてきたのです。いつも日本人は世界の国に対して「私は日本人です」という誇りを示せないでいるほど日本という国を愛せないところまで来ていました。

文教祖のみ言葉の中にそのような「日本は侵略国家である」という内容が随所に出てきます。

はじめ文教祖は日本が韓国を侵略した回数は「60回」だと話していたのですが、ある韓国の学者の書籍を読んでから日本の侵略回数を「932回の91%」と言うようになりました。

<侵略60回>
『私が刑務所に入って出てきてから、すぐに甲寺にとどまりながら研究したことは、「今後、日本が問題だ。今は滅びたが、今後再び日本が問題になる時が来る。それゆえに、私たちは日本を怨讐視してはならない」ということでした。歴史を見れば、韓国を六十回以上侵犯した日本人ですが、韓国人は、道心をもって彼らを感動させようとしました。』
(1971年11月13日のみ言葉 2004年刊「神様の摂理と日本」より)

<侵略900回以上>
『日本の民族自体も、韓国からみな逃げていった人々でしょう? 悪いことをして逃げていった人々でしょう? 悪いことをして逃げていった人々や、亡命した王族たちです。ですから、刀で闘って復讐しなければならないので、韓国を数百回以上も侵略したのです。歴史において、韓国は九百三十回以上侵略を受けたのですが、そのうちの八八パーセントが日本から受けた侵略です。闘って負けて逃げていったので、どうにかしてやり返そうと侵略してきたのです。それゆえに、日本民族は、悪いことをして逃げていった別種の韓民族だというのです。(笑い)ですから、これはサタン圏です。』
(1991年7月14日のみ言葉 2004年刊「神様の摂理と日本」より)

『文総裁がなぜ、日本をエバの国に決めたのでしょうか? それがなぞです。怨讐の中の怨讐です。韓国は歴史的に九百回以上侵略を受けましたが、そのほとんどが、日本人が侵略したのです。食べるものがなければ、船に乗ってやって来て、略奪していくのです。日本刀を持ってやって来て、刀で切り、村を滅ぼしてどろぼうし、自分の息子に食べさせたのです。霊界に行ったその日本人の悲惨な姿が、どれほどすさまじいかということを知りません。分かりますね? どれほどの罪であるか分かりません。』
(「四億双六次国際合同祝福結婚式」二世祝福候補者への御言 2005年7月29日)

李丙燾(イ・ビョンド)博士の本ですが、それを読むや突然「日本侵略は900回以上」に変更したのです。
日本がサタン国家だと決め込んでいる文教祖にとっては60回も900回も根拠なく言えるのです。日本が悪者になれば、日本人に贖罪意識を植え付けることができ、日本がエバ国家として、献金の拠出を韓国人のメシアが要求しても拒むことができないようにしたわけです。

こんなことを書くと「韓国を植民地にした罪は消えない」とか、「日本はまだ正式に謝罪もしていない」とか、現役信者の中には「日本は韓国に戦後賠償金も支払っていない」と思っている方もいるかもしれません。教会でもそのように教わっていた方も多いでしょう。

しかし韓国に対しての戦後賠償は1965年の日韓基本条約で正式に韓国と北朝鮮に支払われています。

無償3億ドル+有償2億ドル+民間借款で3億ドル=合計8億ドル
(このときに北朝鮮の分も支払いましたが、現在、韓国が北朝鮮に渡したとは聞いていません)

実は、韓国人も日本が韓国に対して戦後賠償が終了していたことは知りませんでした。韓国政府が戦後賠償を受け取ったことを隠蔽していたのです。

韓国人が日本から1965年に戦後賠償をされたことを知ったのは、つい最近の2005年のことです。政府が外交文書の一部を公開したためやっと韓国人もこの事実を知ったのです。

この戦後賠償の事実を韓国人が知るまでは、日本人は韓国から奪うだけ奪って戦後の償いも何もしないと散々なことを言っていました。文教祖や清平の修練会ではいまだに、日本が韓国に対して何も賠償しなかったような言い分です。

しかし文教祖はこの戦後賠償のことは多分知っていたでしょう。朴正煕大統領の庇護の下、武器製造をしていたぐらいですから知らないわけはないでしょう。

日本が韓国に支払った金額は当時の国家予算の1.5倍もの金額です。現在80兆円の国家予算だとすると、120兆円支払ったことになります。まさに破格の賠償です。当時、本来は戦後賠償するときには、植民地にある自国の資産を相殺して支払うのが常識でした。しかし日本は韓国にある日本の資産53億ドルも放棄したのです。8億ドルはその放棄した資産にプラスの支払いでした。

本来は、韓国にある日本の資産を返還してから計算すれば、韓国に一円も支払う必要がありませんでした。それが当時植民地支配した諸国に対しての国際法規であり世界の常識だったのです。

そして朴正煕政権時代の1965年6月22日の日韓基本条約では下記の内容で調印しました。

「 両締約国(この協定により日韓間の請求権に関する問題)は、完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する」

ですから日本人の韓国への贖罪は1965年に完全かつ最終的に解決しているのです。韓国への償いは終わっているのに統一信者が献金で償う必要はないのです。私たち日本人の先輩方は、国家予算より大きい額を支払い、日本人を助けるよりも韓国人を助けていたのです。ですから韓国人に対して賠償していないと贖罪意識は持たなくてもいいのです。

そして、さらに戦後賠償のほかに下記のような協力も約束したのです。

<日韓基本条約の付随協約>
1.財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定(日韓請求権並びに経済協力協定
2.日本国に居住する大韓民国国民の法的地位及び待遇に関する日本国と大韓民国との間の協定(在日韓国人の法的地位協定)
3.日本国と大韓民国との間の漁業に関する協定(日韓漁業協定)
4.文化財及び文化協力に関する日本国と大韓民国との間の協定*日本国と大韓民国との間の紛争の解決に関する交換公文


技術協力とそれにプラスして今までODA(政府開発援助)で3兆円ほど有償で援助しています。

ですから、日本人は韓国人にそれ以上何を援助し、償えというのでしょうか。

1965年戦後賠償のあとの文教祖のみ言葉・・・・

日本は、アジアにおいて侵略国です。韓国を支配し、中国を支配したのです。エバ国家であるその国は侵略国なのですが、アダム国家を支配しなければならず、それから天使長国家を支配しなければなりません。』
(1973年7月23日のみ言葉)

『国境撤廃と交差結婚! 交差結婚は何ですか? 来年から祝福するときは、日本人どうしでは結婚できません。怨讐の国、アメリカの国、それから中国の国と結婚して、ソ連の国と結婚するのです。これをしてこそ……。第二次世界大戦以降に日本の女性や日本の男性たちが損害賠償をしませんでした。敗戦国として土地を売って、女性を売らなければなりません。国が四方に裂かれるのです。しかし、私が防備しました。蒋介石に日本を助けるように言ったのです。(中略)
損害賠償しなかったので、第二次世界大戦以降の損害賠償を請求して、再び平和基金を集めるべき時が来るのです。私が国連を通じてやるでしょう。

(三時代大転換四位基台の入籍統一祝福式 2000年9月26日 天宙清平修錬苑)

という具合に戦後賠償は終わっているのに、まだ日本は賠償してないと信者に誤った情報で教育しています。(侵略に関してのみ言葉はこのほか多数あります)

どんどん離教者と損害賠償の請求をされていますが、文教祖は自信満々です。↓

私を信じて滅びたという人を見たことがありません。統一教会を信じてきて損害を被りました、私は損害賠償を請求します、という人を見たことがありません。統一教会を信じて十年になれば、それだけよい人になったでしょうか、悪い人になったでしょうか。さえない人も良い人になっていったのです。やくざ者が皆、愛国者になったのです。それは良かったのですか、悪かったのですか。
 ある人たちは、「統一教会に通う信者たちはよいのに、師匠が間違っている」と言うのです。その話はよいことです。詐欺師連中は来るなということなのです。こんなにも素晴らしい広告が果たしてあるでしょうか。売国奴たちは自分たちの腹の痛まない所を探し回るのですが、もし彼らにとってよいと言えば、盗賊たちがまずやって来て、ありとあらゆるものを何か分からなくしてしまうのです。他の人たちを追い出すためにです。「統一教会に通う人たちはよいけれども、統一教会の先生は詐欺師だ、魔王だ」、こうした話は先生の所には届かないのです。神様が戦略的にそのようにするのは、統一教会を保護するためなのです。』

(真の父母の日と天地人愛完成の日 1994年4月11日 韓国・中央修練院)

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「文教祖のいう「韓国侵略の91%は日本」の根拠(4)」に続く

※初回更新日 2011-10-04 17:06:41



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