毎年、この日に合わせて追悼と復興祈願を忘れない。
この日だけでなく、お中元やお歳暮などの贈答品を選ぶ時も
なるべく復興支援になるような品を選んでいる。
出来ることを重ねながら、微力であっても応援したい。
３１１前後になると、マスコミなどが被災された方々の話題を
御涙頂戴のように採りあげるのが個人的にはすごく嫌だ。
想定外な天変地異によって、多くのものを失った悲しみは計り知れないし、
悲しみや苦しみも消えることはないと思う。
２４時間テレビにも通じるところだが、
作り手側の泣かせようという狙いとあくまでも
他人事だから単純にかわいそうと涙を流す視聴者が
少なくないことに大きな違和感を感じてしまうのだ。
悲しみに耐えて頑張る姿は素晴らしい。
尊敬するし応援もしたい。
しかし、その半面そっとしておいてあげたい想いの方が私は強い。
東日本大震災を忘れないことは大事だが、 被災者の癒えない悲しみや苦しみに
スポットを当てるのは大反対だ。
三年前に実際に陸前高田に足を運んだ時、
激しい天変地異の爪痕に言葉が出なかった。
足が震えたし、涙も出た。
簡単にかわいそうにとか気の毒にだとか絶対に言えないし、
言ってはいけないと強く思った。
そんな言葉では片付けられないと感じた。
５年経ってもほとんど進まない復興が腹ただしい。
当時の民主党政権がだらしないからだと自民党がいい、
民主党は自民党政権になっても何も変わらないじゃないかと言う。
そんな子どもの喧嘩みたいな低レベルな争いは止めて、
協力して真剣に復興してみろよと思う。
正直な話、政党なんてどこでもいい。
５年経っても自分の家に戻れない人々の生活を
1日でも早く戻してあげてほしい。
マスコミもかわいそう、かわいそうと気の毒がるようなことばかり
採り上げないで、今何が必要なのか、国がすべきことは何か、
個人にできることは何か、何が足りなくて復興が進まないのか等々を
問題提起して欲しい。
私の体の中にも宮城県気仙沼の血が８分の一流れている。
他人事じゃないと思うと同時に、
東北だけでもなく、茨城や長野、千葉等々の支援も
東北だけでもなく、茨城や長野、千葉等々の支援も
忘れずに、東日本大震災からの真の意味での復興の
歯車が勢いよく回るように祈る。
三年前の写真です。