『「魂」のコツカケ。』

　さあ、誰でしょうこの写真だけ見て誰か分かったら、結構なツワモノですね。

　答えは…………。

　あの「魂」の男……………。

　昨年のアルビSのキャプテン…「市原の充ちる喜び」こと、市原充喜です！！！！！

　今年、アルビSからインドのクラブに移籍した充喜。約半年間の過酷なインドでのシーズンを終えた後、こうして遥々、シンガポールにやってきてくれました。久々の再会じゃ！！（てか、アポなしで来たけえ、タマゲタわ！！）

　ちなみに僕が大学時代にお世話になった、現J１・アビスパ福岡フィジカルコーチ「鬼軍曹」松本良一さんと、充輝もジェフ千葉時代に共に戦っています。やはり、サッカーの世界って広いようで狭い。いろんな人と共通の繋がりがあるもんなんですよね～。面白いのう。

　めちゃくちゃストイックで誰よりも「魂」がある選手でした。そんなストイックで「魂」型の選手なのに、メールやブログではやたら可愛らしい絵文字を多様するというお茶目な部分もあります。口癖は「悪ぃ～じゃん」。今回、再会してみたら「高ぇ～じゃん」も増えていました。

　サッカーに対して本当にストイックで細部にまで徹底的にこだわる充輝にとって、日本人の常識がまるで通じないインドでのプレーは壮絶じゃったようで…。「魂の食中毒」や「魂の火事」（宿泊先のホテルで火事が発生！）など、数々の伝説を残してくれました。

　そんなインドの土産話をたくさん聞けて本当に楽しかったです（やってた本人はキツかったじゃろうけど…）。

　充喜はインドに行ってから、ブログを始めました。タイトルは「『魂』～夢の途中～」。実は、いつからかアルビSでは「魂＝山野さん」みたいになっとるんですが、充喜はブログを始めるにあたり、スカイプで僕に「山さん、『魂』をブログのタイトルで使わせてもらいます」と言ってきました。さすが「Mr.ストイック」。非常に律儀で義理堅く、熱い男なのです。

　充喜のブログは面白いです（上の「『魂』～夢の途中～」をクリック！）本文の内容と全く無関係な題名を付けるという「ハラニシ」の手法を用いながらも、「魂の写真の使い回し」や「魂の写真をクリックしても拡大しない」など完全に独自の世界観を構築しています。個人的には「牛」の写真が好きです。

　こうして、かつて共に戦った仲間と「再会」できるのは本当に嬉しいし、幸せな事です。この日は「コバ」こと小林史八とも再会しました。まあコバはシンガポールでプレーしとるし、ちょくちょく会うんで扱いは小さ目に…(笑)。

　市原の充ちる喜び！！！これからも応援しとるぞ！！！
　
　例えアルビSを離れても、「かつてアルビSで共に戦った仲間」である事には変わりない…。そんな「仲間」たちの応援も、よろしくお願いします！！

※「魂」の手ブレ写真（撮影者「コバ」）。

※ちなみに、「アルビ食堂」ではなく、「アルビー食堂」。

※下野の目…（汗）。