<逆転劇> 勝利を呼んだ指揮官の意地
「我々は、ゲームセットまで諦める訳にはいかない」(達川光男)
「1つになっていた」(木村拓哉)
2000年9月19日。
地元・広島市民球場での巨人の胴上げを何としても阻止すべく「チーム一丸」となった広島カープ。我々アルビSも昨年「ホームでの胴上げ」をされてるので、その悔しさがよく分かる。果たして勝負の行方は…?<奇跡の逆転劇>の真相に迫る…。
「(9回裏2死で2点差で負けていても)ベンチが声を出して諦めていなかった」(達川光男)
「広島カープ伝統の『執念』と『諦めない心』」(三宅アナ)※三宅アナは大のカープファン。
相次ぐ、不可解な判定…。「5-7」2点差・巨人リードで9回裏2死まで追い込まれるも…。それでも広島カープは、最後の最後まで勝負を捨てなかった。我々アルビSも不可解な判定には何度となく苦しめられてきた経験があるので、この部分も共感できる。強い「気持ち」と「意志」をもって、判定も含めた「勝負」に打ち勝つ事の大切さを、改めて学びました。
そして最後に紹介された金本選手(現阪神)の「~でなければ優勝争いはできない」の言葉も印象的でした。やはり「優勝」するためには「チームが○○」になる事が大切なんですね。※この後、金本選手はカープでは優勝できなかったものの、阪神で優勝を達成している。
それにしてもロペス…「神懸り」とは、正にこの事。ロペスと言えばサッカーファンの間では「呂比須ワグナー」ですが、カープファンにとっては彼。本当にエエ、バッターじゃった…。
ところで上の動画で達川氏は不可解なデッドボールの判定に対して激怒してますが、自分が現役時代には、身体にかすってもないボールを「当たった」と猛アピールしてデッドボールに変えようとする、「詐欺師」として有名でした。さらに、キャッチャーしてる際に相手バッターに向かって世間話や嘘を言って思考を撹乱させる「ささやき戦術」や、試合中にコンタクトを落として両群入り乱れて探すという、球史に残る数々の「珍プレー」でファンを沸かせました。
※詳しくは→<ウィキペディア・達川光男>←半端ないです!!必見!!
※阪神の選手や審判団まで一緒になって達川氏のコンタクトを探す光景が…(笑)。
※「20世紀の珍プレーキング」達川氏の引退試合で、まさかの出来事発生…。