おかわり飯蔵 第五話 | シャブリの気になったもの

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おかわり飯蔵 第五話 「サバの味噌煮鍋」
テレビ東京 2007年2月3日(土) 深夜26時50分~


★はじめに


おかわり飯蔵 第5話のレビューです。(お待たせしました)
テレビ局の公式サイトの代わりになるよう頑張ります。


主役はキム兄で、ヒロインはオーディションで選ばれた川畑麻衣さんです。
(彼女の紹介記事は第一話の記事内 にあります。)
古道具屋「Jin」の主、陣内飯蔵は、料理の“変人”と呼ばれ、
常識破りの料理が、みんなの悩みを解決する物語。
コンセプトは「安くて、簡単で、身体に良い」の3原則。
まさに、キム兄にはもってこいのキャラクターである。


主演の川畑麻衣さんのブログ「川畑麻衣のブログ 」には、
第5話~8話が、別の監督さんだということが書いてあった。

ご本人は、いろいろな「さくら」を引き出してもらって勉強になったそうです。
確かに、演出が変わっていた。クッキングコーナーも、
今までと違っていたし、屋上での福永とのシーンも面白かった。
特にこの屋上シーンでは、頼りないさくらの見せ方が、今までより
強調されていた感じがする。(オーバーアクションも含めて)
私は、気に入ったシーンでしたが、皆さんはいかがだったのでしょうか。
こんな感じで、4週続けて見られるのはイイかもしれない。


ちなみに、大江戸パラダイスって、大江戸楽園って書くんですね。


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★あらすじ 


古道具屋「Jin」
新人編集員の美咲さくら(川畑麻衣)がブログに書き込みをしている。
飯蔵(木村祐一)のところに引っ越してきたことの報告だ。
その傍らで、飯蔵はお茶を入れて夜遅くまで仕事をしているさくらを気遣い
先に寝ると言い、部屋に戻っていった。
雑誌「大江戸楽園(パラダイス)」の新企画は、飯蔵の協力なしには成立しない
のだが、さくらはまだ、飯蔵にOKをもらっていなかった。


次の日「Jin」:
さくらは、飯蔵が雑誌の記事に協力することに、あまり乗る気でないのを
知っている。が、企画は進めなければならないので、飯蔵に頼まないと
いけないのに、いざとなると、なかなか飯蔵言い出せないさくらであった。
飯蔵は、朝ごはんを持ってきた。が、おかずは缶詰。いつもの飯蔵らしくない。


会社:
副編集長の谷山昌子(橋本晶子)がデスクの西川精二(二階堂智)に
リニューアルした雑誌「大江戸楽園」第一号を手渡す。
さくら、福永沙織(中村愛美)、橘薫(奏谷ひろみ)、渋沢孝男(斉藤一平)が
席で「大江戸楽園」を囲んで、この発行を喜んでいる。
さくらの記事は、「お助けレシピ」。今号のお題は、「おやつハンバーグ」だった。
デスクからは、この企画は面白くなりそうだ、と言われて、さくらも上機嫌。
そこへ早速「お助けレシピ」宛てのメールが届く。


その内容は、
「脱サラして居酒屋を始めたが、売り上げも落ちてきて、挙句の果てに、
 先週、料理人には逃げられて・・・  なんとかならないでしょうか」
というものだった。


屋上でさくらが福永に相談:(気に入っているシーン)
さくらはこの依頼の件で福永に相談する。福永にいメールを見せると、
店の経営に関わってしまうから、ちょっと重たい話じゃないのか、
やめたほうがいい、と言う。でもさくらは、もう返事をしてしまっていて、
今度の日曜に会う約束までしてしまっていた。
仕方がないので、福永は、話を聞いて無理そうだったらキッパリ断るように、
とアドバイスするしかなかった。
さらにさくらは、まだ飯蔵のOKを貰っていないことを白状する。
福永はビックリ!  (そりゃそうだ)
この企画は、飯蔵なくして成り立たない。
さくらは、飯蔵があまり乗る気がないんだ、と話すと、
福永は、雑誌に載せることを飯蔵には伏せて協力してもらおうと言う。
ぐずっているさくらに、福永は気合をいれるが、
「だって頑固なんだもん」と、さくらは困っていた。



会社・夜:
さくらは「Jin」にいる飯蔵に電話をかける。わたしの友達が困っていることにして
飯蔵に協力してもらおう、という寸法だ。飯蔵はさくらの頼みをきいてくれた。
飯蔵は「まだ仕事してるんか」と、病み上がりのさくらを心配していた。
実は、飯蔵はさくらの帰りを店で待っていたようだった。
さくらは、こんなやさしい飯蔵を騙すことを躊躇ったが、心の中で「ごめんなさい」
というのが精一杯だった。


次の日:
さくらは飯蔵に、相談相手の説明をしている。脱サラした友達の店の経営建直し
に協力してほしいと。
話をしながら朝食を済ませると、飯蔵の様子がいつもと違うことに気づく。
さくらは、どうしたのか、何かあったのかと聞くが、飯蔵は平静を装う。


飯蔵の回想:
先週の終わりに飯蔵は、憧れの福永からの電話で
「さくらが羨ましい」といわれて舞い上がっていたが、実はこのあと、福永には
NYに行っている彼がいると暴露されていた。今一人で寂しいから、相談相手が
傍にいるさくらが羨ましい、ということだったのだ。
飯蔵は、失恋のショックで元気がなくなっていたのだった。


神田・「かんだ光嘉」(依頼の店):
さくらは相談相手の店に着いた。飯蔵は遠い後ろを歩いている。
飯蔵は失恋のショックで人助けどころの気分ではなかった。
店の中では、店主の前田(森下能幸)と、元前田の同僚・高山(山田太一)が
もめているようだ。高山はこんな店、早く畳んでしまえと言い、前田は、
今日、店の建て直しに料理専門家が来て相談に乗ってくれるから、まだやめない
と言い張っていた。さくらは、「まだ決まってないのに・・」と店の前で困り顔。
そんなさくらに、高山達が気づき、さくらは店に入れられた。高山はこの子が
料理専門家か、とバカにした。さくらは新ためて、雑誌社の者だと告げる。
高山は、リニューアルが楽しみだを捨て台詞を吐いて出て行く。
入り口で経緯を見ていた飯蔵は、さくらと店で相談を受けることにした。


具体的な相談内容をさくらが聞くと、店長自身が料理が出来ないことだという。
それに驚くさくら。福永の言葉を思い出し、早めに断らなければ、と思い、
飯蔵に、「この相談は、難しいですよね」と聞いてみると、飯蔵は、
「料理は難しくない!始めればいいだけや!」と言い、引き受けそうな空気。
そして飯蔵が気になった高山のことを前田に尋ねると、高山の話しを始めた。


高山は、脱サラ前に勤めていたスーパーに勤めていて、前田と同期入社。
7年前、前田が高山の上司になったころから関係が悪くなり、
前田が会社を辞める時も、同僚ののりちゃん(亜沙美)や西藤(佐々木征史)が
お祝いするなか、高山だけ
「この会社で、カンヅメみたいに働いてきたお前に、新しいことできる可能性
 なんか無いんだよ」と言っていた。という。
この時、前田は、「俺はカンヅメみたいな人生なんか、まっぴらだ」と思った。


話を聞いた飯蔵は前田に、あんたは間違っている、と言い、
カンヅメをバカにしたらいけない、食べ物を粗末にしたらいけない、
あんたの店を建て直したいと思う気持ちは本当か? と問いただす。
前田が「もちろん」と言うと、飯蔵は、これからやる事だらけだが、可能性はある、
と言い、店の建て直しを受けることにした。
はじめに、飯蔵は前田でも作れる料理のメニュー作り、
さくらは、店の宣伝を受け持つことになった。



会社:
この相談を受けることになったと、さくらは副編集長に報告。
でも、副編集長もデスクも福永も、あまりいい顔をしていない。
デスクは「担当ページを持つことは、そのページに責任を負うことだからな」
と釘をさした。さくらは明るく「はい」と答えた。


準備が始まった。
さくらは宣伝のためのビラ作り。
飯蔵は新メニュー作り。新メニューには、カンヅメが使われるようだ。
そんななか、飯蔵は元気を取り戻し、前田は料理を頑張っている。
さくらは、店の前で、出来たビラを配っている。


そしてOPEN当日を迎える。


会社:
さくらは副編集長に呼ばれて、状況の確認を受けている。
副編集長が「大丈夫か」と聞くと、さくらは「大丈夫だと思います」と答えた。
不安そうな返事に、「思う?」と突っ込まれ、「いや、大丈夫です」と言い直す。
副編集長からは、読者に伝える使命がある、それを忘れるなと言われる。


店までの道:
さくらが店に向っていると、高山ら3人も店に向っていた。
高山がさくらに気づき、声をかけてきたが、あまりいい事を言わず、
同僚の二人も、前に行った時は料理が不味かったと散々の言い様だった。
高山は、夢だけ見て、現実を見ないヤツがどうなるか、社会勉強だと悪口。


店:
3人が店に入るとほぼ満席状態だった。意外だった高山。
さくらもやってきて、この盛況ぶりにビックリ。
飯蔵はさくらの宣伝のおかげだと褒めている。
席に着いた高山たちは、とりあえず生ビールを頼むと、注文をとりに来た
飯蔵におすすめを聞く。飯蔵は「サバの味噌煮鍋」を薦めた。
雑誌用の写真を取っていたさくらは、料理を運ぶ手伝いも始める。


「サバの味噌煮鍋」が高山の所に運ばれた。食べてみたら、美味しかった。
高山は悔しかったのか、料理の出来ないおまえ(前田)が作ったのか?
と、前田に聞きにきた。前田が「ああ」と答え、カンヅメを見せる。


「飯蔵と前田の、おかわりクッキング」  (今回は、さくらでは無い)
今日の料理は、「サバの味噌煮鍋」
(レシピは別記)
(「あなたも レッツ クッキング!」の掛け声は無かった気がする)


高田がカンヅメ料理に驚いている。
前田もカンヅメをバカにしていたが、飯蔵の料理で考えが変わったという。
飯蔵はカンヅメに他の食材を加えることで可能性は無限にあると教えたのだ。


前田は、今までの自分を振り返り、夢と言いながら何も行動してこなかったと
高田はそれを言ってくれていたんだと気が付いた、と高田に伝える。
高田は「しるかー」といって出て行こうとする。
そんな高田に飯蔵が、あんたも好きなことをすればいい、と声をかける。
そして、リニューアルというのは、そんなに難しいことではない、と。


憎まれ口を叩きながら、様子を見に来てくれていたのは、高田だけだと
前田は高田に感謝している。高田も心配して会社に戻ることを薦めたのに
断られて、意地を張っていたことを反省している。


和解したところで、前田が高田にご馳走することに。
次のお勧めは、飯蔵からは「カルシウムサラダ」、さくらからは「カニ鍋」だった。


「Jin」:
さくらは飯蔵に今回の件でお礼を言うと、飯蔵もお礼を言ってきた。
前田の頑張っている姿に元気が出てきたからだという。
さくらが、こんな感じで相談を持ってきてもいい?と聞くと、
飯蔵は、快くOKしてくれた。そんな元気になった飯蔵にさくらがお酌をする。


飯蔵、「そのうち、新しい恋もはじまるやろ」
さくら、「えっ、失恋で元気なかったの?」
飯蔵、「えっ、それやからこの話を持って来たんとちゃうのんか?」
さくら、「だれに振られたの?」
飯蔵、「いわん」
さくら、「おしえてよ」
飯蔵、「いわん」
さくら、「名前だけでもいいから」 (って、オイ!)
(いい感じの同居生活。次週へつづく・・・)


演出が変わって、画面が面白くなったのは買い!
さくらが、ぐずるところは、キャラがよく出ていてイイと思いました。
ただ、台詞が貧弱だったかなと。感情移入がしづらい感じがした。
カンヅメのような人生っていうのがわからない。
最後に、「カルシウムサラダ」、「カニ鍋」が出てきたが、
この作り方にも少し触れてからエンディングを迎えて欲しかった。
同じスタッフであと3話、脚本がよくなることを期待して見ていきたい。
あっ、さくらちゃんは、よかったですよ!
川畑麻衣さん、頑張ってくださいね!


この記事、意外と時間がかかってしまった。
もう少しだ・・ つづきつづきっ、と・・・



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★今週の役者


今回はクレジットに11人とかなりスリム
今回、紹介する俳優さんは、前田役の森下能幸さん
(1962年12月4日生・東京都出身・ザズウ所属)  

(ザズウには公式サイトが無いので、Wiki を参照ください。)


劇団ランプティ・パンプティを経て、
映画「あの夏、いちばん静かな海。」(1991年、北野武監督)で映画デビュー。
その後、北野作品に出演が多い。
「あの夏、いちばん静かな海。」(1991) カーショップ店員役
「ソナチネ」(1993) 助っ人(前田) 役
「キッズ・リターン」(1996) 酒場の男役
「HANA-BI」(1998) 殺し屋B役
「座頭市」(2003) 大工役
また、「スウィングガールズ」(2004)では、弁当屋を、
「星になった少年」(2005)では 飼育係をやられている。
ドラマでは、Happy!2(2006・TBS) 山口百太郎役、
そして、「14才の母」(2006・NTV)では、
一ノ瀬未希の母子手帳の手続きを受け付ける、役所の職員を演じていた。
もう、映像の世界にかかせない脇役といえる方である。
かつて、事務所ザズウに所属する濃い8人、(松重豊、嶋田久作、田中要次、
森下能幸、眞島秀和、佐藤佐吉、中村靖日、山中聡)で、「映画を創る。」
プロジェクトというのがあったが、今どうなっているのかなぁ。
http://www.wani.co.jp/act/02another.asp



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★今週のおかわりクッキングレシピ


材料:調味料
サバの味噌煮のカンヅメ、キャベツ、ニラ、酒


1.まずは土鍋にキャベツを一枚しく。
2.サバの味噌煮のカンヅメを開けて、土鍋に入れる。
3.サバの味噌煮の周りに、ニラとキャベツのザク切りを加える。
4.お玉一杯のお酒を入れて、フタをして中火で煮る。
5.蒸気がでてから、一分ほどで完成。


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★今週の気になるもの


☆絵本(リンゴの島、つつみあやこ著)先週の宿題。


ま~だ、わからんです。
同じく探している人は居ました。


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★恒例の配役


Cast / 役 / 役柄
木村祐一 /陣内飯蔵_/ 「Jin」の店主・料理でさくらの世話を焼く・(吉本興業)
川畑麻衣 /美咲さくら_/ 大江戸出版の新人社員・メルトダウンのファン
二階堂智 /西川精二_/ 大江戸出版デスク
中村愛美 /福永沙織_/ 大江戸出版のさくらの先輩編集社員
橋本晶子 /谷山昌子_/ 大江戸出版の副編集長
斉藤一平 /渋沢孝男_/ 大江戸出版のさくらの先輩編集社員
奏谷ひろみ/橘薫___/ 大江戸出版のさくらの先輩編集社員
亜沙美   /のりちゃん / スーパー社員
佐々木征史/西藤?__/ スーパー社員
山田太一  /高山___/ スーパー社員・前田の同期・元部下
森下能幸  /前田___/ 居酒屋「かんだ光嘉」店主・スーパー脱サラ

原作:
「おかわり飯蔵」魚柄仁之助、大谷じろう
(小学館ヤングサンデーコミックス)

製作:テレビ東京、PROTX


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★あとがき
いよいよ、さくらが下宿しました。飯蔵いる時間が増えて益々楽しみ。
そんななか、記事は進むよどこまでも.... 
でも次回こそ、軽めに書くことを誓うのであった。(毎回こう言ってる)


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