おかわり飯蔵 第三話 「パン粉パン」
テレビ東京 2007年1月20日(土) 深夜26時50分～
お待たせしました。第3話のレビューです。
まだテレビ局の公式サイトが出来ていないので、情報薄ですがご容赦ください。
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★はじめに
主役はキム兄で、ヒロインはオーディションで選ばれた川畑麻衣さんです。
（彼女の紹介記事は第一話
の記事内にあります。）
古道具屋「Jin」の主、陣内飯蔵は、料理の“変人”と呼ばれ、
常識破りの料理が、みんなの悩みを解決する物語。
コンセプトは「安くて、簡単で、身体に良い」の3原則。
まさに、キム兄にはもってこいのキャラクターである。
今回は、いよいよ昼行灯の編集長が登場です。
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★あらすじ
新人編集員の美咲さくら（川畑麻衣）が会議に出ていると、担当の新企画が
なかなか進まないことを副編集長・谷山昌子（橋本晶子）から怒られている。
すると輪をかけるようにデスクの西川精二（二階堂智）がこんな使えない社員
なら誰か他の人に任せたほうがイイと言い出した。そこまで言わなくてもと
谷山は編集長・遠藤実（松澤一之）にどうしたものかと問いかける。
「そー、どーしようかなー。お前出来るのか？」とさくらに言うと、
さくらの「はい、頑張ります」の返事に「じゃあ、やってみ」と大らかな態度だった。
会議後屋上で、西川と遠藤がさくらの話をしている。
西川は、あんな人にばかり頼ってばかりの人をどうして採用したんですかと
遠藤に言う。遠藤は「待ってみな、お前にも分るよ」というだけだった。
編集部では仕事がうまく回せないさくらに、また西川が小言を言ってきた。
でも西川は7時だというのに帰ってしまう。不思議に思ったさくらの所に
先輩編集員の福永沙織(中村愛美)がやってきて、「あれは女がいる」と
怪しんでいる。つまりは、不倫疑惑だ。そういう福永も、なかなか新企画の
進まないさくらに、西川の言っていることも一理あるからねと、少し釘を刺す。
さくらは、前に陣内飯蔵（木村祐一）が一度福永さんに会いたいと言っていた
事を思い出す。さくらは福永をエサに、飯蔵に料理記事をお願いしようと考えた。
福永はさくらに連れられて、古道具屋「Jin」にやってきた。さくらに飯蔵さんは
見た目はコワイと注意されたが、コンタクトを外しているから大丈夫という。
店に入ると驚いたのは飯蔵だ。憧れの福永が突然来たからだ。
目が悪い福永は、飯蔵がどんな顔をしているのか、じっと飯蔵の顔を見つめる。
それまで修理していた古いラジオの説明をしている場合ではない飯蔵。
さらにお色気ムンムンで上着を脱ぐと、飯蔵は居ても立ってもいられない。
さすがに参ってしまった飯蔵は飲み物を取りに行き、いつの間にか3人で
酒を飲むことに。
酒の席、西川の行動が気になっている福永は、明日西川を観に行こうと言い、
それに２人は付き合わされることになった。
次の休日、街頭で漫才（ｻﾞ･ﾊﾟﾝﾁ）をしている立石駅で飯蔵が待っていると
さくらがやってきた。言いだしっぺの福永は仕事で少し遅れるという。
仕方なく２人で西川の家にやってきた。飯蔵はあつかましく誰も居ない家に
入っていく。食卓の奥の部屋の引き戸を開けると、そこには
ちょんまげ姿で長女・優香（上永田朱莉）、次女・乙葉（山本百華）と
お馬さんごっこをしている西川がいた。ほとんど無断家宅進入状態の2人に
西川は怒るが。さくらが最近の様子から心配になってやって来たと伝えると、
西川は重い口を開くのだった。
実は妻が、急に入院してしまったという。昼は妹が子供達の面倒を看るから
いいのだが、さすがに夜と休日は子供の世話をしなければならないという。
仕事人間だった西川は子供とうまく接する事も出来ない。イライラして
つい子供に当たってしまうのであった。そして、この話は編集長しか知らない
ので、固く口外をしないように、と頼む。
そんな事情を聞いていた飯蔵は、冷蔵庫を開けてみた。中には食パンと牛肉が
入っているだけであった。飯蔵は家事の出来ない西川に、いいことを教えようと
食パンと牛肉を、ベランダの洗濯挟みに次々に干していく。
「食パンは2,3日、牛肉は塩もみしたものを全体が空気に当たるように丸一日」
2人の帰り際、西川は自分が中途採用だったので、弱みを見せたくなかったと
飯蔵に話す。飯蔵はそれが理解できないと言って帰ってしまった。
次の日、さくらが昨日来なかった福永に理由を聞いていると、作家先生の
ワガママに夜まで付き合っていたからと言う。そんなことより、福永は西川の話
が気になって仕方がない。さくらから西川のことを探ろうとしているのを察して、
西川がさくらをデスクに呼び出し、頼む仕事と一緒に「言うつもりか？」と
書かれた紙を渡して、無言の圧力をかける。黙って首を横に振るさくら。
さくらは外出してその仕事を終えて社に戻ってくると、もう西川は帰っていた。
西川の仕事のしわ寄せはさくらだけではない。さくらの先輩編集員の渋沢孝男
（斉藤一平）と橘薫（奏谷ひろみ）は、そのお陰で残業していることに不満で
仕方がなかった。ついつい変な方向に考えてしまうようで、西川には女がいる
から帰りが早いんだとか、西川が近くの女のﾏﾝｼｮﾝに入っていくのを見たとか、
陰口を言い始めた。事情を知っているさくらは、立ち上がって話を止めさせるが
逆に西川の女ではないかと疑われそうになる。そんななか、さくらの携帯に
西川の娘から連絡が入る。迷子になって困っているという。
さくらは飯蔵に連絡をし、二人で西川家に向う。家ではアタフタしている西川が
いた。3人はとにかく探そうと町にでて走り回る。飯蔵がさくらに聞く。
「電話から何か聞こえなかったか？さくら」。
「そういえば．．．漫才の声がしていた」と思いだしたさくら。
昼に駅前で漫才をしていた二人組みを思いだし、駅前に向うことに。
そこには、漫才師に面倒を見てもらっている子ども達がいた。
無事見つかったところで、飯蔵たち5人は西川家に帰った。
前に干していたパンと肉は、いい感じになっていた。
おなかが空いた子ども達に飯蔵は、料理を振舞うことにした。
「飯蔵とさくらの、おかわりクッキング」
今日の料理は、「パン粉パン」
（レシピは別記）
「あなたも レッツ クッキング！」
クッキーのようなお菓子パンは子ども達に大うけ。肉は真にビーフジャーキー
で西川にも好評だ。ビールが欲しくなった西川は、空の冷蔵庫を思い出し、
諦めようとすると、優香がリボンのついた缶ビールをパパに差出し、
今日はパパの誕生日だから、驚かせようと思って、こっそりビールを買いに
いったのだという。感激で泣きながらビールを飲むパパ。
西川は飯蔵にお礼を言うと、飯蔵は「肉も風の力を使って旨くなる。あんたも
人の力使ったらええねん。」といって帰った。
編集会議中、西川の仕事のしわ寄せに我慢が出来なくなった、橘と渋沢は
西川にどうなっているのかと噛み付いた。西川は二人に頭を下げて、
事情を話し、謝罪したようだ。
屋上にいる編集長の遠藤に、西川は全部話しましたと報告する。
遠藤は、「本だって作家さんがいて、俺達がいて、印刷屋さんがいてと、
いつも誰かに頼っているんだ。もっと弱みをさらして、人に頼れ。
そうすると、人は不思議と味方になってくれるもんだ」と．．．
昨日も同じことを飯蔵に言われた西川は、少し楽になった気がしていた。
遠藤は、何故さくらを採用したのか、今のお前なら分るんじゃないかという。
西川は、なんとなく分る気がした。
が、デスクは相変わらずさくらに厳しい！ 怒鳴りつけられたさくらは
お子さんはもういいのですか、と聞くと、デスクは会社の近所にいい預け場所を
見つけたという。 飯蔵の店では楽しそうに遊んでいる子ども達がいた。
う～ん、展開としては有りがちだか、この規模だからヨシとするか。
パン粉パンってどうなのかなぁ。トッピングによってはイケルのかも知れない。
中村愛美さん、ちょっと川島なお美っぽかったね。キャラが一緒かも。
川畑麻衣さん、いいです！どんどん魅力出てきてます。ますます期待上昇です。
来週も絶対見ることに！
この記事書いている時、みんな「華麗なる一族」のレビュー書きなんだろうな。
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★今週の役者
今回はクレジットに12人とかなりスリム
今回、紹介する俳優さんは、編集長の遠藤実役の松澤一之さん
（1955年 8月25日生・愛媛県出身・SIS company所属） 公式サイト
彼は1978年文学座研究所を経て、夢の遊眠社に参加。
持ち前の明るさから、役は3枚目が多いが、特徴のある静かな役をやらせても
引き込まれてしまう何かがある俳優さんだ。最近はバラエティーでよく
いじられているが、いつもパンパン状態でちょっと気の毒になることも。
舞台/テレビ/映画と参加作品を並べたらきりが無いが、
近々では、ドラマ新美味しんぼで山岡士郎にいちいち文句をいう富井副部長役
をやっている。この手の役者さんとしては、天下一品である。
そして今年は白石晃土監督の映画「口裂け女」に出演だ。
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★今週の気になるもの+レシピ
☆コンタクト
いくら付けてなくても大丈夫だと言っても、そこまで歩いて来れたのはどうなの？
私は、視力1.2+プチ乱視なので、近眼の人の気持ちが分らない。
☆娘の名前
原作ではどうなんでしょう。優香と乙葉ですって。パパの趣味？
☆冷蔵庫
西川家の冷蔵庫を勝手に開けるな！ってその前に勝手に家に
上がりこんでるから、そのぐらいは大目に見ろとでも...
お～～、キム兄らしくない、冷蔵庫が開けっ放し！
☆ビール
子ども達からのプレゼントがビールだなんて！
なんと、悲しいパパなんでしょう。しかも迷子になって。
いつも呑むビールが切れていたことに気づいていたのか！幼稚園児なのに。
☆パン粉パン
（材料2,3日干したパン+トッピング材+調味料）
*パンを適当に刻んでミキサーに入れる。
*スイッチを弱にして満遍なく砕けば自家製パン粉の出来上がり
（これで1年はもつそうだ）
*パン粉をボールに入れ、好みでココアやシナモンシュガー、松の実
ジャム、レーズン、チーズ等を適量入れる。
*少量の水を加えて混ぜたら、ハンバーグ状にする。
*油を引かずに、熱したフライパンへ
フタをして弱火にしておく
*時折ひっくり返すだけで
あとは焼き上がるのを待つだけ
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★恒例の配役
Cast / 役 / 役柄
木村祐一 / 陣内飯蔵 / 「Jin」の店主・料理でさくらの世話を焼く・(吉本興業)
川畑麻衣 / 美咲さくら / 大江戸出版の新人社員・メルトダウンのファン
二階堂智 / 西川精二 / 大江戸出版デスク
中村愛美 / 福永沙織 / 大江戸出版のさくらの先輩編集社員
橋本晶子 / 谷山昌子 / 大江戸出版の副編集長
奏谷ひろみ/ 橘薫 / 大江戸出版のさくらの先輩編集社員
斉藤一平 / 渋沢孝男 / 大江戸出版のさくらの先輩編集社員
松尾和範 / 漫才師 / ｻﾞ･ﾊﾟﾝﾁ・（吉本興業）
浜崎陽介 / 漫才師 / ｻﾞ･ﾊﾟﾝﾁ・（吉本興業）
上永田朱莉/ 西川優香 / デスク西川の長女・(ﾃｱﾄﾙｱｶﾃﾞﾐｰ)
山本百華 / 西川乙葉 / デスク西川の次女・(ｷｬｽﾄﾈｯﾄｷｯｽﾞ)
松澤一之 / 遠藤実 / 大江戸出版の編集長・昼行灯
原作：
「おかわり飯蔵」魚柄仁之助、大谷じろう
(小学館ヤングサンデーコミックス)
製作：テレビ東京、PROTX
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第一話
第二話
第三話 第四話 第五話 第六話 第七話
第八話 第九話 第十話 第11話 第12話 第13話
★あとがき
最後に無事に退院した奥様を見たかった。
記事は進むよどこまでも.... 額に妙な張りを覚えても、くじけないぞ。
でも次回こそ、軽めに書くことを誓うのであった。
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