ウクライナのイースターエッグ、ガラス絵、緑の陶器:馬喰町チェドックザッカストア | 浅草のチェコ雑貨店CEDOKzakkastore(チェドックザッカストア)のブログ

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東京・浅草にあるチェコの絵本、チェコ雑貨のお店チェドックザッカストアのブログです。

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チェドック店内イベントスペースにて好評開催中の「ウクライナ フツル民族の手仕事展」は、今週日曜日までの開催となっております。
上写真は、本物のニワトリの卵の殻に細工を施したピサンキ(イースターエッグ)。
ろうけつ染めの手法を使って、一つ一つ手で絵を描き、染めて作られています。
こちらはオレグ・キラシュチクさんという男性のアーティストの作品で、彼のタマゴのデザインは2008年にグッチの洋服のデザインに使われたそうです。
主催のSLOW ARTさんのブログにそのお話が詳しく載っていますので、是非ご覧下さいませ。
SLOW ARTブログ「グッチが惚れたピサンキ」の記事はこちら☆

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こちらは写真に写っているハリナ・コバレンコさんという女性のアーティストの作品。
この方の作品も繊細でとても綺麗です。
オレグさんの作品に比べると色合いも明るく、かわいらしいデザインの作品が多くて、やっぱり男性と女性の違いかな?と思ったりします。
イースターエッグは人気で数が少なくなってきましたが、一点一点すべて素晴らしい作品なので、まだまだお楽しみいただけます。是非手にとってご覧下さい。

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今回の展示で人気のガラス絵。
ガラス絵は、ポーランド、ウクライナ、ルーマニア、スロバキアなどカルパチア地域全域で見られる民族芸術だそうです。
1930年頃のフツルの家の壁は、たくさんのイコンとガラス絵で覆われていたそう。
裏から油絵の具を使って色づけをされたガラス絵は、どれも伝統的な民族衣装を身にまとったイラストで、とてもかわいらしいです。
実物は表面がぽこぽこしていて、またガラス質が透き通っていて、とても綺麗です。
是非店頭でご覧下さい!

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緑色が印象的な陶器は、フツル地方に18世紀から続く伝統の陶器です。
このフツルの陶器に使われている「緑」「黄」「茶」「白」といった色には意味があり、緑は大地を、黄色は太陽を、茶は土を、白は純潔を表しているそうです。
主催のSLOW ARTさんのブログにて陶器についての詳しい説明や、窯元である写真のバンナ・コザック・ディレタさんのところを訪れたお話が載っていますので、是非お読み下さい。
SLOW ARTブログ「悪魔の土地の神聖な陶器」の記事はこちら☆
SLOW ARTブログ「フツルの窯元を訪ねる」の記事はこちら☆

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色々な絵柄のタイルは、フツル地方の文化が伝わってきて、見ているととても面白いです。
左の男性が吹いているのは、トレンビタと呼ばれるフツルのホルン。
結婚式やお葬式のときに、多くの人に聞こえるよう吹かれていた伝統的な楽器です。
タイルは裏面に穴があいているので壁掛けとして飾る事もできますし、鍋敷きのようにお使いいただいても良さそうです。
下の小さな四角いものは、裏にマグネットが付いています。

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絵皿も多数ございます。
直径16cmほどの小ぶりなお皿ですが、存在感は抜群です。
写真では色が正しく出なかったのですが、実物はとても綺麗な緑色をしています。
こちらも裏に穴があいていますので、壁掛けとしてお使いいただくことも可能です。

「ウクライナ フツル民族の手仕事展」は、11月13日(日)までの開催です。
11月14日(月)は商品入れ替えのため、お休みとさせていただきます。
11月15日(火)からは、ギャラリースペースにて次のイベント「カウナスの工房から、100のポタリー展」 が始まります!
たくさんのご来店、お待ちしております☆

チェドックザッカストアは、東京・馬喰町のアガタ竹澤ビル4階にあります。
お店の地図や最寄り駅からの行き方はこちら☆

※営業時間は12時から19時です。
※2011年11月14日(月)、28日(月)、12月5日(月)、19日(月)はお休みです。