まつやまひろしの“抜けないトンネル”第81回 | ゲーム制作会社 サイバーコネクトツー 松山洋の「絶望禁止」ブログ

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福岡に本社を置くゲーム制作会社 サイバーコネクトツー 代表取締役 松山洋の公式ブログです。
定期的に最新の“思っていること”や弊社で刊行した書籍に掲載したコラムのアーカイブを掲載していきます。

電撃マオウ2012年8月号コラムより


▼これまでの「抜けないトンネル」コラムアーカイブ
http://ameblo.jp/cc2-piroshi/themeentrylist-10075270773.html


■第81回“全てのセカイ(The World)の
プレイヤー(冒険者)に告ぐ。”


弊社ではゲーム開発とは別に商品開発を行っています。
基本的にはWEBでの通販というスタイルで
CC2STORE(シーシーツーストア)』といいます。
詳しくは弊社のホームページをご覧いただければわかるかと思います。

主力商品としてはやはり“完全設定資料集”シリーズ

『.hack』シリーズ『Solatorobo それからCODAへ』の開発において生まれた
沢山の設定画やラフ・全ての公式&非公式設定を網羅した
“開発者が自ら制作する完全設定資料集”としてご好評をいただいています。

で、最近は完全設定資料集以外にもいろんな商品を制作して販売しています。
ラバーキーホルダーやハンドタオルやタペストリーやブックカバーなどなど。

いずれも実際にゲーム開発を行ったクリエイターが、
デザインから監修まで全てにおいて細かく調整や印刷の具合などにこだわって
作られたモノたちです。


こういった各種グッズもおかげ様で非常に評判がいいのですが。

ついに。
『.hack』シリーズのグッズを制作・販売することが
決定しました。(※2012年当時)

もちろん6月28日に発売を予定している
『ドットハック セカイの向こうに +Versus Hybrid Pack』のタイミングにあわせた、
いわゆる記念商品と言うやつです。(※2012年当時)

プロジェクト10年記を記念して作られた書籍・その名も
『.hack//Memories(ドットハック メモリーズ)』

今までプロジェクト『.hack』を開発してきた弊社内の
開発スタッフのイラストやコメント・そして社外の仲間達=脚本家・伊藤和典氏を
はじめとしたバンダイナムコゲームスの歴代のプロデューサーや宣伝担当、
そして角川書店の編集担当と色んな方々からも寄稿をいただきました。


もちろん、私も漫画とコメントを執筆させていただきました。

そしてグッズは4種用意させていただきました。

歴代の『.hack』キャラクターがかわいい缶バッジとして
デザインされました『.hack//PUCHI(ドットハック プチ)』
こちらは3個セットを8種類。
それぞれキャラクターと組み合わせが違います。

ポストカードセットは8枚入りです。

Tシャツも2種類。

Aタイプはブラックローズ。
Bタイプは“未帰還者”の文字がデザインされたファンなら
ニヤリとできる仕様です。

そして最後はラバーキーホルダー3種。
ハセヲと揺光と蒼炎のカイト(トライエッジ)。
まあ、今までの人気投票のランキングなどを参考にさせていただきました。

いずれの商品も非常にこだわってデザイン&制作されたグッズです。
せっかくの記念なので心を込めて制作させていただきました。


弊社は本来、ゲーム開発会社であり、本業はゲーム開発。
しかし、ファンの皆さまが喜んでいただけることをできるだけ力の限り
実現していきたい、という思いからこれらの商品は制作・販売されています。
良かったら、これを機会にぜひお買い求めください。

あ、これら『CC2STORE』で販売されている全ての商品は
東京の秋葉原にある『コトブキヤ秋葉原館』さんでもお買い求めいただけます。
東京近郊の方はそちらもよろしくです。

【ひろしの今月の逸品】

せっかくなので、もう少しだけ『CC2STORE』のグッズに
対する思いを語らせていただきます。

これらのグッズは開発スタッフが
実際にキャラクターのデザインを
新規で描き起こしたりしていますが、
基本的な制作・販売は別の部署が主導で行われています。

戦略企画部という部署です。
この部署は弊社で開発されるゲームの開発効率を
上げるためだったり、開発そのものを支援するためだったり。

あるいは開発されたゲームソフトそのものをより多くのお客様に
知っていただくために宣伝をしたり、盛り上がりを作るために
同時に商品開発を行ったり。

色々な目的を持った部署ですが。
平たく言うと“開発以外のアプローチで
サイバーコネクトツーを支える
もう一つのクリエイティブ集団”といったところです。

なのでなるだけ本業であるゲーム開発に負担をかけずに
開発者とやりとりをして、お客様に喜ばれる商品開発を
モットーとしているのです。

これらの商品からその“まごころ”が伝われば幸いです。

電撃マオウ2012年8月号コラムより


▼これまでの「抜けないトンネル」コラムアーカイブ
http://ameblo.jp/cc2-piroshi/themeentrylist-10075270773.html



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